【FM北海道 #3】いまが替え時? 省エネ家電[2022.11.21]
FM北海道『北川久仁子のbrilliant days×F』で放送中の、環境省とJFN各局がコラボレーションしてお送りするコーナー『できることから始めよう! COOL CHOICE LIFE』。
このコーナーではJFN各地のリスナーと一緒になって“快適・健康でお得”“家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて環境省が勧める具体的なアクションプランでCOOL CHOICEの取組の一つでもある『おうち快適化チャレンジ』そして『ゼロカーボンアクション30』についてご紹介していきます!
第3回のテーマは・・・『いまが替え時? 省エネ家電』
今週は札幌でも初雪が降りました。これからの道内、昼夜問わず気温が一気に下がり、冬日になる日が増えてきます。灯油ストーブなどで家の中を暖めたり、エアコンを稼働させたり、ご家庭によっては「こたつ」も出したりすることもあるかもしれません。
北川さんも寒くなって暖房をいれると電気代が上がってきたな~と感じているようです。
天然ガスなどエネルギー原料の価格が高騰している等の影響で、「電気代が高い」と感じている人がたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
先日、北海道電力では一部のプランで電気料金の値上げのニュースもありました。
その電気代、節電や省エネを心がけることで、大きな節約が期待できるかもしれません。
例えばエアコンのフィルター。2週間に1回のペースで掃除をして目詰まりを取り除いておくと、消費電力を削減できるそう。
さらに、室外機の吹出し口にモノを置いていると、冷暖房効果が下がってしまうので、室外機周りのお掃除も効果的です!
北海道でも年々エアコン需要が高まっているので、これはすぐできそうなアクションですよね。
冷蔵庫では開閉回数を減らすのが効果的です。
また冷蔵庫にモノを詰め込みすぎると冷気の流れが悪くなって冷えにくくなりますし、庫内の見通しが悪くなってドアを開ける時間が長くなってしまうことも考えられます。
冷蔵庫の冷やしすぎを避け、設定温度を強から中に、扉を開ける時間を減らし、
食品を詰め込みすぎないようにすることで、1.2%の削減効果があるそう。
北川さんからは、熱い物はそのまま冷蔵庫に入れず、例えば麦茶やカレーなどは冷ましてから入れるのも良いかも!というアイデアが出ました。
そして消費電力の大きい「冷蔵庫」と「エアコン」を“最新の省エネタイプ”に買い替えると電気代が節約できることもあります。
家電製品協会の「スマートライフおすすめBOOK」によると、2011年と2021年、それぞれの年に発売されたエアコンを比較すると、消費電力量は、10年前と比べて新しいエアコンのほうが約10%の削減を実現しているというデータがあります。
地域や気象条件、使用条件により変動しますが年間の電気代にすると、約2850円お得!
さらに、ほぼ同じ容量の冷蔵庫で比べると年間の消費電力量は、10年前と比較して新しい冷蔵庫のほうが、約39%〜46%も抑えられているそうで、年間の電気代にして約5300円〜7160円お得なんです。
北川さんのお家も20年物の冷蔵庫を買い換えたら電気代に変化があったようです!
使う電力量が少なく済むということは、CO2の排出量も抑えられるってことになりますよね。
では実際に、省エネ家電に買い替える時に新しい家電と今つかっている家電を比較して、
どのくらい電気代がお得になるのか、分かりにくいですよね。
実はそれを知ることができる「省エネ製品買換ナビゲーション しんきゅうさん」というサイトがあるんです!
このサイトでは「エアコン」「冷蔵庫」など、省エネ製品ごとにいま使っている製品と
購入予定の製品の比較できるようになっています。
いま使っている家電製品の「購入年」「メーカー」「型番」と「購入予定の製品」に関する情報を入力すると、「年間の電気代」「年間の消費電力量」「CO2の排出量」などの比較結果がグラフで表示されるんです!
便利で使いやすいサイトなので、エアコンや冷蔵庫などを買換える際は、ひらがなで「しんきゅうさん」と検索して、活用してみてはいかがでしょうか?
『COOL CHOICE』
あなたもできることから始めてみませんか?