【FM大阪 #8】『COOL CHOICE LIFEおさらい編』[2022.12.26]
環境省とJFN各局がコラボレーションしてお送りする、
『できることから始めよう! COOL CHOICE LIFE 』。
FM大阪のスタジオから、珠久 美穂子が放送中の
「Marché Coucou」でお届け中です。
JFN各局では、各地のリスナーと一緒になって、“快適・健康でお得”“家族にも地球にもやさしい暮らし方”の実現に向けて、環境省が勧める具体的なアクションプランで、COOL CHOICEの取組の一つでもある『おうち快適化チャレンジ』、そして『ゼロカーボンアクション30』についてご紹介していきます!
本日、ついに最終回となります。
そんな第8回のテーマは・・・『COOL CHOICE LIFEおさらい編』
大阪では2025年に、日本国際博覧会、いわゆる大阪・関西万博が開催されます。
今回の万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。
参加者一人一人に、自分達にとって「幸福な生き方とは何か」を正面から問う初めての万博です。
そして、そんな大阪・関西万博が掲げる様々な課題の中に「カーボンニュートラル」もあげられています。
このコーナーでは「2050年までにカーボンニュートラルを実現させよう!」 という目標のもと、 私たちひとりひとりに何ができるのか? その具体的なアクションをご紹介してきましたが、皆さんは、どんなことが印象に残っていますか?
特に、大阪・関西万博の開催地に住む私たちにとって、もっともっと身近な取り組みになってもらえるように、今日はここでおさらいをしてみましょう!
毎回、いろんなキーワードが出てきましたが、例えば、第1回で取り上げた「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」=通称『ZEH(ゼッチ)』。
みなさん、何のことだったか覚えてくれていますでしょうか?
電力をはじめとしたエネルギーを抑える「省エネ」と、 エネルギーを創る「創(そう)エネ」を掛け合わせて、年間で消費する住宅のエネルギー量をおおむねゼロ以下にしよう! という住宅のコトを指す言葉ですね。
「省エネ」のためには住宅の「気密性」「断熱性」が大事!
この2つがちゃんとしていれば冷暖房効率も高いから、光熱費も抑えられて経済的です。
そして「創(そう)エネ」のためには「太陽光パネル」を設置すると、日常生活の電気が自前でまかなえたり、充電設備を併設しておけば、災害時の非常用電源としても活用できるので、そういった面でもとてもいいですよね。
また、「ZEH」や「省エネリフォーム」を実現するために掛かった費用ですが、いろいろな自治体や団体からの補助金や助成金でカバーできることがあるという情報も、家を建てようとお考えの方や、 リフォームの予定がある方にとっては、耳寄りなお知らせになったかもしれません。「みんなでおうち快適化チャレンジ」のウェブページに行くと、補助金に関する情報が紹介されているので、改めてチェックしてみてくださいね。
そして、暖房器具をはじめとする家電製品を最新のモノに買い替えることで、かなり省エネ/電気代の節約につながるってコトを知れましたよね。特に、「省エネ製品 買換ナビゲーション しんきゅうさん」 というサイトの存在を、このコーナーで知りました!
アニメ「一休さん」のようなお坊さんのキャラクター 「しんきゅうさん」が、省エネ製品の比較を手伝ってくれるこちらのサイト。
自分がいま使っている家電の機種と、購入を検討している機種を比較して、年間の消費電力や電気代、CO2削減量を、イラストや棒グラフなどで“ひと目”で理解できるよう示してくれるんですが、私も実際に計算してみました!
そうすると、なんと!年間の電気代が1万5470円もお得になることがわかりました!
リスナーの皆さんからも、家電を買い換えたら節約に繋がったよーとか、11年間使ったエアコンを買い換える決意をしたというメッセージも頂きました。
さらに、これからの季節、知っておくと便利な「ウォームビズ」の情報もありましたね!
「クールビズ」では、 冷房使用時に室温28度を目安にすることが知られていますが、「ウォームビズ」の暖房使用時は室温20度が目安っていうのは、これからも忘れず覚えておきたいポイントですね。
温度の目安は「室温」のコトなので、 エアコンの設定温度ではないというのもポイントですね。
ご自身にとって快適で適切な温度はどのくらいなのか?
温度計など活用して、 エアコンの設定温度を調整しつつ、なるべく環境負荷を下げていきたいです!
そして、「みんなでおうち快適化チャレンジキャンペーン アンバサダー」の平祐奈さんからのメッセージもお届けしました!
この時にお話してくださった「理想のおうち」は、 「みんなでおうち快適化チャレンジ」のホームページに、イメージイラスト付きで掲載されているので、まだご覧になっていない方は、ぜひ、チェックしてみてください!
さらに「Marché Coucou」では、リスナーのみなさんの “「環境」のために実践しているアクション”や 、「ゼロカーボンアクション30」のサイトを見て、取り組んでいる事、 チャレンジしたい事などについてメッセージを募集してきましたが、ここで、番組に届いたメッセージをいくつかご紹介しますね!
まずは、ラジオネーム / 京都府 ミミ さん。 しゅくちゃん、おはようございます🌤
以前紹介されていた「しんきゅうさん」というサイト。
おもしろそう!と思い、私もやってみました。
そしたら年間の電気料金が一万円以上お得になるという結果が・・・!
今年は、夏に続いて冬も節電を心がけなきゃだし、これもある意味「断捨離」かなと思って、しゅくちゃんと同じくエアコンを買い換えようと決意。
新品のエアコンは、スイッチを入れてからの立ち上がりも早いし、音も静か。
そして節電までできるので、今年の冬は身体もお財布もほっこり過ごせそうです。
もう買ったんですね!早い・・・!私は年末に買いにいこうと思っています!
続いて、ラジオネーム / 兵庫県 アンのパパ さん。 私の「ウォームビズ」は、ヒートテックやブレスサーモ系の肌着や上着を着ています。
食事は、麺類や鍋、香辛料の効いたカレーやキムチで、身体の中から温めていますよ。
いいですね!できることからはじめてますねー!
そして最後は、ラジオネーム / 大阪府 シュガー佐藤 さん。 我が家では季節の変わり目に、長年おつきあいのある地元の農家さんから野菜を購入して、天ぷらやおひたし、季節によってはお鍋に入れるなどして、その時々の味を楽しんでいます。
これもいわゆる「地産地消」というやつなんですね。
ただただ「美味しいものが食べたい!!」という気持ちだけでやっていたことですが、これがまさか環境にやさしいことに繋がっていたなんて・・・!
これからも胸を張って、地元の美味しいものを探し続けたいと思います!
そうですよ、地産地消!
地元でできた美味しいものを食べて、健康を維持してくださいね!
そして環境省では、10月26日より、脱炭素に向けた国民の行動変容、ライフスタイル転換のうねり・ムーブメントを起こすための新しい国民運動として、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動がスタートしました。
「脱炭素につながる将来の豊かな暮らしの10年後」 というイラストを、環境省のwebページでみたのですが、 家計や自由に使える時間などがメリットとして 描かれています。
この国民運動は、きょう、わたしたちが振り返ってきたような具体的なアクションが、当たり前のライフスタイルとなるように、国や自治体、企業・団体であと押ししていこうというモノになるそうです。
個人で脱炭素に向けたアクションをしたところで変わらないよ! と思っている方もまだまだ多いようなんですが、環境省の資料によると、2030年といった近い将来、家庭において、脱炭素にもつながる豊かなライフスタイルを送ることができれば、 月あたり最大3万6千円節約できて、一日プラス1時間以上、自分の好きな時間として有効活用できる、しかも、脱炭素目標も達成できるとされています!
どんなライフスタイルかイラストで示されているので、詳細は環境省のホームページより「新しい国民運動」をチェックしてみて下さい
また、このコーナーで得た情報も活用して、みなさんの日々の暮らしの中に「脱炭素化社会」へつながるアクションを取り入れていきたいですね!
環境省とJFN各局がコラボしてお送りしてきました
『できることから始めよう! COOL CHOICE LIFE 』
このコーナーには、ホームページもあります!
全国各地でどんな取組みをしているのか?といった情報が掲載されているので、是非チェックしてください!
『COOL CHOICE』
あなたもできることから始めてみませんか?