今月ご乗船いただくのは、元サッカー日本代表の北澤豪さんです。
日本代表として、数多くの国際試合に出場し、現役時代からサッカーを通じて国際的なボランティア活動にも積極的な北澤さん。旅の経験も豊富でいらっしゃいます。

北澤「綺麗な街ですよね。震災があって、当時日本代表で一つの大会に優勝したとき、みんなで優勝賞金を寄付したりして。いつかはみんなで集まって、神戸を応援していこうぜと言ってたんですけど、それも実現してないままで。実現させたのは、カズさんが神戸に行ったのは、そういう想いもあって行かれたと思います。
以前から行ってましたけど、いろんな文化がミックスされた街だなと思います。昔、ヨーロッパから逃げてきた人達が、港を通ってアメリカの方に回って行くという航路でもあったじゃないですか」
干場「そうですね」
北澤「ユダヤの人達があそこを通してもらえなかったら、アメリカでの成功は無かったと言われてるくらいの港じゃないですか。そこは興味深く、港を見てる時に思いますね。やっぱりユダヤの人達の話にも出てきますからね」
干場「世界各国を見ていて、歴史的な事って関係してくるんですね」
北澤「日本が関わった神戸というのは偉大な感じがするので、港に行くとそういう雰囲気ありますね。そもそも、日本の港を転々と回りたいなというのは思います」
干場「北澤さんは、もともとご出身はどちらですか?」
北澤「東京です。東京だから、思うのかもしれないね。地方行くの大好きですもん」
干場「いろいろ観に行きたいですか?」
北澤「そうですね。その地方の言葉を使うというかね(笑)。もともと東京なので『~じゃん?』って言ってると、『東京っぽくて、生意気』と言われることが多いんですけど(笑)。地方に馴染む時には、浜松に4年いた経緯もあるので、そこの方言を使うことで打ち解けたりすることもあったので」
干場「なるほど(笑)」
北澤「日本は、陸路で動いているので、港を転々としながら行ってみたいです。景色も全然違うんだろうなと思いますよ」
干場「日本各地でサッカーを教えたりもするんですか?」
北澤「しますね。行ってない県は無いんじゃないですかね」
干場「やっぱり、北澤さんみたいな選手に教えてもらえるなんて、みんな目キラキラするんでしょうね」
北澤「ん~、土地によりますね(笑)。例えば、新潟とか仙台は、地元のチームを応援する熱が強いんですよ。そこで話しかけられる率は高いですよ。新潟と仙台は、降りた所からタクシー乗り場に辿り着くまでに、すごい時間かかりますもん(笑)。サッカー熱すごいんだなと思います」
干場「北澤さんにとって『旅』とは、人生においてどんなインスピレーションを与えてくれるものでしょうか?」

本当に自分が動いていかないと、いろんな出会いがなかったりすると思ってるんですよ。悪い出会いもあると思うけど、その分、良い出会いをする為にいろんな旅をすることが大事なんじゃないかと思います」
干場「ちなみに、人に影響を与えてもらった中では、誰の影響が強かったですか?」
北澤「やっぱり、三浦知良は大きな存在でしたね。ちょうど90年に留学したときに、カズさんは90年までブラジルでプレーしてたんですよ。カズさんの、最後から一つ前の試合を観に行って、カズさん大活躍したんですよ」
干場「その時は、カズさんとは知り合いだったんですか?」
北澤「当時は、全然知り合いじゃなかったんです。カズさんはすごい有名で、僕なんか、まだ何になるか分からない状況でしたから。本田技研としてブラジルに行ったんですけど、サッカーはやってました。試合の次の日に、日系人街のサウナに行ったら、偶然カズさんに会ったんですよね(笑)。
カズさんが、『俺は、これから日本に帰って盛り上げるから、お前らはお前らでブラジルで頑張れよ!』って言われて、トシちゃんっぽいなと思って(笑)」
干場「次に再会したのは、どこだったんですか?」
北澤「日本代表の合宿で会うんですよ。それがなかったら、それだけの距離感はなかったと思います。ブラジルで会った事が、大きな理由にはなったと思いますね」

「ガラパゴスに立ち寄る、おすすめクルーズは?」
保木「ガラパゴスは、日本からはすごい遠いですよね。エクアドルまで、飛行機を乗り継いで25時間くらいかかると思います。あそこは島がすごい沢山あるので、あの辺りを巡るのは、船が一番かなと思うんですよ。
実は、いろんな船があって、シルバー・シーの高級な船から、小さなヨットで巡ったり、クルーズ船、モーターヨットなど…、いろんな選択肢があって。自然を観る為なので、いっぱい動物がいるんですよ。
自然環境を守っているエリアですから、あまり大きな客船が行くという事はないんですけど。飛行機で飛ばれて、そこで島を巡るクルーズは素敵な船がありますよ。25時間かけて行く価値はあると思います。
全部入れると1週間はかかるでしょうけど、それでも行ってみたい秘境なのかもしれないですね。こういう所は、ルールを守って自然を大切にしながら、皆さんに楽しんでいただきたいですね」
クルーズ情報
「ガラパゴスに立ち寄る、おすすめクルーズは?」
保木「ガラパゴスは、日本からはすごい遠いですよね。エクアドルまで、飛行機を乗り継いで25時間くらいかかると思います。あそこは島がすごい沢山あるので、あの辺りを巡るのは、船が一番かなと思うんですよ。
実は、いろんな船があって、シルバー・シーの高級な船から、小さなヨットで巡ったり、クルーズ船、モーターヨットなど…、いろんな選択肢があって。自然を観る為なので、いっぱい動物がいるんですよ。
自然環境を守っているエリアですから、あまり大きな客船が行くという事はないんですけど。飛行機で飛ばれて、そこで島を巡るクルーズは素敵な船がありますよ。25時間かけて行く価値はあると思います。
全部入れると1週間はかかるでしょうけど、それでも行ってみたい秘境なのかもしれないですね。こういう所は、ルールを守って自然を大切にしながら、皆さんに楽しんでいただきたいですね」