今月ご乗船いただいているのは、加山雄三さんです。

言わずと知れた海の男・加山さんは、歌手としても数々のヒット曲を生み出しています。
2014年には、日本のロックシーンを代表するミュージシャンたちとバンドを結成、昨年は演歌歌手としてデビューされました。

そんな、加山雄三さんに旅の􏰃お話を伺いました。


null
干場:この船に乗っていただいたゲストのみなさんには、「ご自身の旅のお話」をしていただいているのですが、今日はどちらへ行かれたお話を聞かせていただけますか?

加山:ニュージーランドとか、南太平洋だけど、なかなか行くチャンスがない方もいらっしゃると思うんですけど。

干場:ニュージーランドは何の目的で行かれたんですか?

加山:一番最初に行ったのは、映画「ニュージーランドの若大将」だね。

干場:どのあたりで撮影されていたんですか?

加山:マウントクック、マウントクックの見えるところの氷河があってその上を滑るって言うんだね。
最初に飛行機で上から見て、一番上が丸くなってて溝が随分あるんだよね。“なんだろうな?”と思って、「あれはクレバスだ」って言うから。

干場:クレバスって、落ちたら死ぬとこですよね!?

加山:落っこちたら死んじゃいますよ。そこを滑るって、けっこう乱暴な監督で「大丈夫、大丈夫」って、何が大丈夫だよって(笑)。
とりあえず頂上に降りて、クレバスの側まで行って、クレバスにストックでちょっとやっただけで、ボソーって。その下はものすごい深いんですよ。
2人で行って、「これ落っこちたら終わりだな」って(笑)。

干場:いやいやいや(笑)。
当時だからですよね。

加山:本当だよね。

干場:50年前だから安全確認なんてされてないわけですよね。

加山:「そこでスキーをやったのはあなたが2人目だ、最初に滑ったのは三浦雄一郎だ」って、“オー・マイ・ゴッド”だよね(笑)。
三浦さんこんなところ滑ってたんだって(笑)。やっぱり、ちょっと面白かったですけどね。

干場:南島にも行かれたんですよね?

加山:そうなんですよ。これはコマーシャルの撮影だったんだけど。
本当に田舎のはずれのほうだよね、車もほとんど走ってないし、街に人もいない。でも、土曜日になったら、ホテルのバーみたいなところにやたら人が集まってるんだね。

null
干場:はいはい。

加山:話が全然通じないんだよ、何言ってるのかわからない。すごい訛りなんだよね。

干場:訛りが強いんですか。

加山:“俺こんなに英語わからなかったかな?”っていうくらいだったんだよ。
隣にちょっとした部屋があって、そこでギターを弾きながら1人で過ごしてたら、ある奴が「歌を歌ってるぞ」って、そのバーにいるやつみんな来ちゃって(笑)。
次から次へと、「歌え!」って言われて、カントリーウェスタン、アメリカの曲やったらバカ受けでさ(笑)。

干場:そうだったんですね。

加山:隣に座ったオヤジが話しかけてくるんだよ、大体分かるんだけど、通じないのね。
よく分からないから「OK! OK!」って、ごまかして(笑)。

干場:そんなに訛りがきついんですか。

加山:あれはわかる人と一緒に行かないとダメだね、それぐらい訛りが強いんですよね。

null

「クルーズ情報」

くぼこまき:今日は気持ちは少し先に行きまして、この夏に乗船できるおすすめの海外船クルーズ情報をお届けしたいと思います。
ホーランド・アメリカラインという船会社があるんですけれども、こちらの船会社のマースダムという船が、初の横浜発着を夏に行う予定なんですね。
こちらのプレミアムクラスの船で、大きさは中型船です。だいたい1200人〜300人ぐらい乗る船です。

145年の歴史と伝統を誇る優雅な大人の雰囲気のクルーズラインになります。私も船内歩いたことあるんですけれども、すごいシックな雰囲気の大人なムードの素敵な船です。
こちらの船なんですけれども、ワールドクラスの料理人が監修した世界の美食を味わうことができます。食事にも定評のあるプレミアムクラスのクルーズ会社ですので、ご期待いただければと思います。

今回のコースなんですけれども、約2週間かけて日本をぐるっと一周します。
外国船ですのでウラジオストックと、コルサコフを回って、また横浜港に戻ってくるというコースになります。北海道とかも巡りますので、夏にちょっと涼しい区域も回って気持ちの良い旅になるんじゃないかなと思います。
外国船なので、普段から日本人コーディネーターが乗船しているわけではないんですけれども、今年の7月31日〜8月14日までのコースがありまして、この期間は乗船しています。
この時期、北のほうも回って、本当に気持ちのいい季節を体感していただくことができるんじゃないかなと思います。