今月ご乗船いただくのは、フォトグラファーの桐島ローランドさんです。

小学校3年でニューヨークへ移住、ニューヨーク大学・芸術学部写真家を卒業後、写真家として活動を始めた桐島さん。
現在は、写真家としてだけではなく、様々なクリエイティブワークで活躍中です。

そんな桐島さん旅のお話を伺いました。


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干場「この船に乗っていただいたゲストのみなさんには、 ご自身の旅のお話をしていただいているのですが、 今日はどちらへ行かれたお話を聞かせていただけますでしょうか?」

桐島「そうですね、ではモロッコです」

干場「なぜモロッコなんですか?」

桐島「僕は今まで世界90カ国以上行ってるんですけど」

干場「それ、相当行ってますね!気付いたらいつも行くようにしているんですか?」

桐島「そうですね。最近特に行ってない国に行ってみようっていう……もちろん仕事で行く場合が多いので、同じところに何度も行くこともあるんですけど」

干場「その中でもモロッコなんですね。印象ってどんなですか?」

桐島「ちょうどいいエキゾチズムというか、インドとかもある意味カオスなところがあるんですけど。
モロッコはフランスの植民地だったところもあって洗練された一面もあって」

干場「はい」

桐島「たとえば、夜とかだとお祈りの声が聞こえたり、ベルベル族の雄叫びが聞こえたり、ミステリアスな一面もありつつ洗練されたところもあって。
旅にはちょうどいい、冒険にもならず、旅以上のエクスペリエンスを得ることはできますね」

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干場「スークに感動されたと伺いました」

桐島「スークは向こうで言う商店街なんですけど、入っていくと迷宮なんですよ。
モロッコ行くと、ホテルの前にガイドがいるんですよ。ねずみ男みたいな格好をしてるんですね」

干場「あれはガイドなんですか」

桐島「そうなんですよ。ガイドなしで歩かせてくれないんですよ。歩いても勝手についてきて、後で『お金よこせ』みたいな(笑)」

干場「そんなですか(笑)」

桐島「僕、最初に行った時は19歳で家族と行ったんですよ。高校卒業して、家族で世界旅行したんですよ」

干場「いい旅ですね、思い出に残りますね」

桐島「その旅でも僕が一番好きだったのはモロッコでしたね」

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「クルーズ中に乗船されている方々と
コミュニケーションをとりたいとき、どんな話をすれば良いでしょうか?」


くぼこまき:いろんな方と出会うにしても、どうやって仲良くなっていいか、きっかけがないと思われてる方も多いと思います。
船の中というのはひとつの町なんですね。食事をしているときですとか、何かイベントに行くとき、行き交う人々、何日も乗っていると顔見知りになってきちゃうところがありまして。
自然と言葉を交わすようになったり、エレベーターで会ったときとか、ランチの席が近くなったときに、「こんにちは」と声をかけたりすることも多いですね。

あと、共通の話題がたくさんあります。例えば寄港地、「次に降り立ったところで、何する予定ですか?」とか、「今日どこに行かれましたか?」とか、共通の話題、食事のことですとか、ショーのこと。
同じも物を食べて、同じ物をみていますので、お話はすごくしやすいんじゃないかと思います。

私なんかは、船の中で同じ人に何回も会ったりするんですね。今まで最高で5回ばったり会うんですね。
船でできた友達のことを“船友”と呼んでいるんですけども(笑)。
そこから交流が生まれて個人的にやり取りすることになった方もいますし。