今月ご乗船いただいているのは、靴職人の花田優一さんです。
今週は、「フランス・パリ」について伺いました。
ー 靴も芸術のひとつなんだという感覚は、パリで強く学びました ー

花田「7歳か8歳くらいですね。パリって選ぶ方多いのかなと思いますけど、うちはちょっと違っていて、母は入社した時から『フランス支局に行きたいです』って言ってたんですって」
干場「そうだったんですね」
花田「でも、当時フランス支局はなくて。そして、フランス支局ができると2年間パリに住んでいたんです。
母にとっては、夢を追いかけて叶ったというボジティブな場所で。父も膝のケガをした時にパリで手術をしたんですね」
干場「え!そうなんですか」
花田「苦しい時期だったと思うんですけど、”この街が治してくれた”っていう気持ちが2人とも一致した街だったので、家族で初めて行きました」
干場「親方は横綱じゃないですか?フランスで治しちゃうんですね」
花田「サッカーの文化がすごいので、『膝はヨーロッパだ』と言ってましたね。アメリカは野球だから、肩と肘、そこに専門のものがあるみたいです」

親方っていうと、すごく忙しくて、ほとんどいないイメージがありますよね」
花田「普段いないので、旅行とかご飯食べるとかしか、家族としては……というより、息子としてはお父さんからの教育っていうのがその時間しかなかったので。逆に鮮明に覚えています」
干場「なるほど」
花田「イタリアに行ってからは1人でもパリに行ったりして。靴屋さん巡ったりとか、勉強してましたね」
干場「やっぱり、そこに惹かれていくものがあるんですね」
花田「靴だけで言うと、イタリアってカジュアルとフォーマルのど真ん中みたいな感じの靴で。
フランスの靴で多いのが、革の染め方を独特なものにしたり、製法というよりは革のデザイン性みたいなものを重視した靴が多いので、あまり同じ靴がないんですよね」
干場「確かにそうですね」
花田「靴職人としてというより、アートという面ですごく勉強になりましたね。靴も芸術のひとつなんだという感覚は、パリで強く学びました」

お休み中のクルーズコンシェルジュ・保木久美子さんに代わって、イラストレーターで、「おトクに楽しむ豪華客船の旅 クルーズはじめました」という本も出版されている、くぼこまきさんに代打をつとめていただきます。
くぼこまき:「昨年、ハーモニー・オブ・ザ・シーズという船に乗船したんですけど、こちらが世界最大の船と言われているんです。
確か8700人くらいが乗れたと思うんですけど。18階建てで完全にビルですね、全長が361メートルあるんですよ(笑)。
船の16階部分から6階部分まで滑り降りる、チューブ型になってグルングルン巻いている滑り台があって、私もやったんですけど、最後”キャー!”が出なくなるくらい長いんです(笑)。
船内って、普通バルコニー客室って海を眺めるじゃないですか?ハーモニー・オブ・ザ・シーズはすごく大きいので、中庭向きのバルコニー客室があるんですね。その中庭にロープが吊ってあって、そこを”びゃー!”と、渡るものがあったり(笑)。
あとは回転木馬とか、メリーゴーランドが船内にあったり、普段の自分の生活と違う、非日常の最たるものという感じがして、毎日ものすごく楽しかったですね。普段、絶対に体験できないものばかりだったので楽しかったです」
クルーズ情報
「世界最大の船 ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」
お休み中のクルーズコンシェルジュ・保木久美子さんに代わって、イラストレーターで、「おトクに楽しむ豪華客船の旅 クルーズはじめました」という本も出版されている、くぼこまきさんに代打をつとめていただきます。
くぼこまき:「昨年、ハーモニー・オブ・ザ・シーズという船に乗船したんですけど、こちらが世界最大の船と言われているんです。
確か8700人くらいが乗れたと思うんですけど。18階建てで完全にビルですね、全長が361メートルあるんですよ(笑)。
船の16階部分から6階部分まで滑り降りる、チューブ型になってグルングルン巻いている滑り台があって、私もやったんですけど、最後”キャー!”が出なくなるくらい長いんです(笑)。
船内って、普通バルコニー客室って海を眺めるじゃないですか?ハーモニー・オブ・ザ・シーズはすごく大きいので、中庭向きのバルコニー客室があるんですね。その中庭にロープが吊ってあって、そこを”びゃー!”と、渡るものがあったり(笑)。
あとは回転木馬とか、メリーゴーランドが船内にあったり、普段の自分の生活と違う、非日常の最たるものという感じがして、毎日ものすごく楽しかったですね。普段、絶対に体験できないものばかりだったので楽しかったです」