SCHOOL OF LOCK!学園祭WEB企画
演劇部制作ラジオドラマ・レビュー やんも先生が、歴代の演劇部制作ドラマを振り返る!!
インタビュアー:ひっつ (※完全ノーカットでお送りします) |
| ひっつ |
よろしくお願いします! |
| やんも |
おねがいします。 |
| ひっつ |
まずは、演劇部の成り立ちからお願いします。 |
| やんも |
えー?そんなとこから?…元々、鈴木杏ちゃんを部長としてスタートした演劇部だったんだけど。部ができる前から、生徒の勢いが予想を超えてて。 |
| ひっつ |
最初は、校長・教頭・杏ちゃんの3人で『放課後LOCKS劇場』っていうタイトルで、毎週ラジオドラマやってましたよね。 |
| やんも |
やってたね。毎週毎週、ドラマの脚本書いてたなー。正直30分で書いたのもあったし。 |
| ひっつ |
即席じゃないですか! |
| やんも |
神速と呼べ! |
| ひっつ |
…すいません。インタビュー続けます。確か、その頃から、ドラマ出演者を募集してましたね。 |
| やんも |
未来の鍵を見つけられないならSCHOOL OF LOCK!じゃないから。けど正直、すっげー不安だった、っていうかあんまり期待してなかった。 |
| ひっつ |
こういう企画って、たいていほとんど応募来ませんもんね。 |
| やんも |
来ない。ラジオだと1週間に2、3人とか?あってもその程度だね普通は。だからまあ、1回くらい誰かがエキストラ的に出るのかなーとか、そんな感じで。 |
| ひっつ |
そしたら勢いが予想以上だったと。 |
| やんも |
最初の募集から1週間で100件越えたんだよ?メチャクチャだよ。あんとき初めて、『ここはラジオじゃなくてSCHOOL OF LOCK!なんだ』って肌で感じた。 |
| ひっつ |
で、ほぼ誰にも相談せずに、やんも先生が演劇部を設立したのが10月28日。 |
| やんも |
人聞き悪いな!みんなに言ったでしょ! |
| ひっつ |
『作りたい』じゃなくて『作ります』って言ってた気がします。 |
| やんも |
……まあとにかく。部長には杏ちゃんがなってくれるし、校長も教頭も毎週見てくれるし、これはいけると思って。そしたら案の定、設立から1週間で100人以上入部したから。 |
| ひっつ |
そのときから、どういう活動をするのか、考えてたんですか? |
| やんも |
考えてはいたけど、決心はしてなかった。うちの演劇部で何か活動するなら、今までに誰もやったことがないコトをやらないと意味がない気がしてたし…ラッキーな事に、あいつがいたから、絶対やれるとは思ってたんだけど。 |
| ひっつ |
ヘルツ先生。 |
| やんも |
はい。で、相談したんです、彼に。『脚本も監督も出演も生徒が担当して、電話で収録した声をつなぎ合わせてドラマ作りたい』って。 |
| ひっつ |
不可能ですね、普通は。でもヘルツ先生なら、私も可能だと思います。 |
| やんも |
何てったって、夢の技術担当だから。『やろう』ってすぐ言ってくれたよ。 |
| クリスマス・スペシャルドラマ(2005年12月23日OA) |
| ひっつ |
記念すべき演劇部制作ドラマの1本目ですが。はじまりは突然でしたね。 |
| やんも |
うん。正直どうしようかと思った。 |
| ひっつ |
杏ちゃんの突然のヒラメキで制作決定しちゃいました。 |
| やんも |
決まったのが12月2日。オンエアは12月23日。 |
| ひっつ |
早っ! |
| やんも |
部活動のスタートとして、学園ドラマ、ミステリードラマ、音楽ドラマっていう3つの班を作って、さあ!じっくり作っていきましょー!って気合い入れた瞬間だったからさ。コラ鈴木!早い早い!…というのが正直な感想でした。 |
| ひっつ |
そのわりにはノリノリで作ってましたけど。 |
| やんも |
いやー、そりゃやるとなったらね。ってことで、最初は完全に手探りだった。監督の黒子大魔人も実際に演劇経験者だったし、脚本のBASS♂も、俳優を本気で目指してるだけあって、超ド素人ってわけじゃなかった。今は、そういう経験がむしろ邪魔で全部ぶっ壊していくところから始めてるけど、時間がない中、2人の落ち着きにはすごく感謝してるし、部員の等身大ドラマっていう意味では1番なんじゃないかな。 |
| ひっつ |
久しぶりに、ちょっと聞いてみましょう。 |
| やんも |
(※ドラマを聴く2人) どう? |
| ひっつ |
いやー…何か…思いっきり青春!そして恋愛!…って感じ。 |
| やんも |
だよなー。これでも、『あっさり好きになりすぎ!』って、BASS♂に書き直させてるからね。好きになっていく何か良く分かんないプロセスを描くのが楽しいのに。それにしてもストレートな告白。すがすがしい。タマキの度胸すわった好演も光りますな。
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| ひっつ |
あのー…今までのラジオドラマ、収録風景って私見たことがないんですけど。どうやってるんですか?これ、出演者誰も、直接会ってないんですよね? |
| やんも |
会ってないし、話すらしてないよ。俺がスタジオにこもって、電話して、電話越しに演技してもらったものを収録。それを人数分やってる。そのときの相手役は、全部俺です。 |
| ひっつ |
すごい光景ですね… |
| やんも |
ぽつーんと俺がスタジオに座ってワーワーやってるからね。とりつかれた男みたいだよきっと。 |
| ひっつ |
結構時間かかりますか? |
| やんも |
いきなり『はいスタート』ってやってできる人なんかいないから、世間話して、悩み聞いたりして、だいぶ緊張ほぐれたかなと思ってから録り始めるんで、1人1時間から1時間半くらい。 |
| ひっつ |
そんなに?! |
| やんも |
もっと時間かかると思ってたよ、最初は。でもみんな予想以上にしっかりやってくれるんで、結構感心した部分もある |
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