11月のテーマは「絶品鍋料理！！」
今日ご紹介したのは 「宮崎県の絶品鍋料理」です。


「猪鍋」
宮崎は九州でも猪の猟が特に盛んな県で、猪は古くから体を温め、精をつけるものとして大事にされてきました。しかも、宮崎の狩猟解禁は、ちょうど11月15日。まさにこの時期、宮崎一番の冬料理「猪鍋」が出回るんです。イノシシは秋から冬にかけて木の実や、自然薯、マムシや沢ガニなどを食べて栄養をつけるそうで、昔は、イノシシのお肉を食べることを「薬食い」とも言ったそうです。三重や兵庫、京都にもイノシシ料理の名所があるんですが、「宮崎のうまさにはかなわない！」そんな話もあるということで、気になりますね！

「猪鍋」の味付けは、味噌ベースがほとんど。ニンジン、ゴボウ、白菜、春菊、白ネギ、シイタケなど、たっぷりの具で煮込むのが特徴です。イノシシのお肉は煮るほどに軟らかくなるのもポイントなんだそうですよ〜。イノシシ猟の季節を迎えると、県境の飲食店には「猪料理あります」の看板がかかるとのことで、これを目印に、美味しい「猪鍋」に出会ってください！

「シャン鍋」
「とり肉王国」宮崎の「シャン鍋」といえば、鶏の鍋と書いて「シャン鍋」と読む、鶏のミンチともも肉が主役のお鍋です！その「シャン鍋」を出す有名店が「おらが村」。“超”がつくほど有名店です。エフエム宮崎の方からも、「シャン鍋は、まずは、スープを湯呑でいただきます。もし、物足らなければ卓上にスープ用の薬味（調味料）を足してもOK。出されたつみれを2つのスプーンを使って丸めて自分達でお鍋に投入！これもまた楽しいです！お店の方からも教えていただけますが、美味しくいただくコツは、つみれを煮過ぎないことです。つみれが浮いて来たらOK！少しレア気味が美味しいです！そして、鶏のだしがギュッと詰まったスープで〆の雑炊も絶品です。」そんなレコメンが届いています。「コスパ最高の店ですが、なかなか予約が取れないのが・・・。」とのことで、宮崎に行ったらぜひチェックしてください！

「小戸鍋(おどなべ)」
宮崎市内にある旅館「小戸荘」で出される「小戸鍋」。宮崎の新鮮な野菜と宮崎ブランドポークをお出汁と煮込み、溶き卵につけてすき焼風にいただく味噌仕立てのお鍋です。宮崎県民の投票で選ぶ、県民自慢の「ジモミヤめし」にも、この「小戸鍋」が選ばれたそうです。