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今人気のラジオ売れ筋ランキング(2011/4/12)

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火曜日は、「ビジネストレンド」。


震災時に大きな存在感を発揮したラジオ。
今日は、今どんなラジオが売れているのか?


「価格.com」調べ、4月11日付け
『ラジオの売れ筋ランキング』、ベスト3をご紹介します。


第3位「パナソニック RF−P150A」

ラジオを聴く…ただそのためのシンプルな構造。
単3電池2本で52時間聴くことができます。実売価格も2000円以下ということで人気です。


第2位「ソニー ICF−51」

愛称“てのひらラジオ”。かなりコンパクトな作り、携帯電話を一回り大きくしたくらいで、重さもほぼ同じです。
単4電池で最大52時間聴くことができ、値段は2500円前後です。


第1位「ソニー ICZ−R50」

2位、3位はポータブルが“ウリ”でしたが、こちらは据え置き型です。
大きい分、聴ける時間は、単3電池4本で11時間ほどになりますが、音質も良く、メモリースティックやSDカードに録音することができるため、大切な情報を聞き直すこともできます。


今回のランキングにはどんな特徴があるのか?
「価格.com」の家電製品総合アドバイザー、鎌田剛さんに伺いました。
「震災前はだいたい1万円以上するような高い商品や録音機能の付いたエアチェック用の製品、それからいわゆるICラジオと呼ばれるような高品位な製品が売れていたのですが、震災以降これが変わりまして、それまでランキング外だった、いわゆる本当の単純な単機能の単3電池、単4電池で動くような、本当に小型で緊急用の聞けるだけというようなラジオからランキング外から一気に2位,3位に出てきて、そこが今までのラジオのランキングとはだいぶ違うところかなと思います。」


今回、被災地で、テレビが見られなくなったことによって、頼りにされたのがラジオ。
今回はランクインしていませんが、電池が無くても、手回しやソーラーバッテリーによる充電で聴くことができるラジオもかなり品薄状態が続いているようです。


ラジオについて、中西哲生さんは、
「音楽や情報を聴き出すだけではなく、我々ラジオの人間としては、“ツーウェイ”、つまり、一方的に発信するだけではなくて、皆さんからメッセージを頂いたりするので、双方向のメディアだと思っています。
僕と聴いて下さっているリスナーの方、またリスナー同士も繋がれる素晴らしいメディアだと思います。」