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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/10/5)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週は、この4組をピックアップしました。
■世界大会13連続金メダルでカレリン超え!世界選手権制覇のレスリング・吉田沙保里!
■就任一年目でチームをリーグ優勝に導いた、北海道日本ハム・栗山英樹監督!
■ニューヨーク・ヤンキースの地区優勝に大きく貢献!黒田&イチローの日本人コンビ!
■ベストジーニストを去年に続いて受賞した、嵐・相葉雅紀&女優・黒木メイサ!


facebookページでの皆さんの投票は1位が吉田沙保里選手、2位が栗山英樹監督でしたが
今週、中西さんが注目したのは…



北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督!

今週の火曜日、栗山英樹新監督率いる北海道日本ハムファイターズが
3年ぶり6度目のリーグ優勝を果たしました。
この日、優勝マジック1を残して試合のなかったファイターズですが、2位・西武の敗戦で
チームの優勝が決まると、約1万5千人のファンと共に結果を待っていた札幌ドームでは
選手が歓喜の輪を作り、栗山監督は計11回、高々と宙に舞いました。


優勝したファイターズですが、シーズン前の評判は決して高くありませんでした。
現役を退いてから21年の栗山監督は、これまでコーチの経験もなく、その指導力が疑問視されていましたし
昨年18勝を挙げた絶対的エース、ダルビッシュのメジャー移籍に伴う戦力ダウン。
同じく昨年の先発の軸で、14勝を挙げていたケッペルの肩の故障による開幕早々の離脱。
そんな厳しい状況の中で光ったのが、若手や好調な選手を積極的に起用する栗山監督の采配でした。


まず、開幕投手にはプロ2年目の斎藤優希投手を抜擢。斉藤投手はこの試合
西武のエース・涌井投手に投げ勝ち、開幕戦勝利を挙げました。
そして、プロ6年目でこれまであまりよい成績を残せていなかった吉川光夫投手の
150キロを超える速球に目をつけ、先発3番手に起用。吉川投手を
「今年ダメだったらユニフォームを脱がすぞ!」と激励し、奮い立たせていたそうです。
それが功を奏し、吉川投手はリーグ2位となる14勝を挙げ、防御率でも1.71とリーグトップの成績。
また、シーズンを通してどんなに調子の悪いときでも、中田翔選手を4番で起用し
中田選手は打率こそ2割3分台と低いものの、チャンスで打つ勝負強さを身に付けました。


栗山監督はシーズン中、“負けることへの恐怖”に耐える毎日で、胃薬が手放せなかったそうです。
栗山監督と約10年間一緒に仕事をしてきた中西さんは「僕は栗山監督から、選手の言葉を引き出す力を
学びましたね。栗山さんは以から“インタビュアーとしては空気の様な存在になれ”と
おっしゃっていたんですけれど、監督になってからも選手やコーチ陣の力を最大限引き出すために
自分はあえて何もしない…とおっしゃっていたんです。僕は就任一年目でいきなりこのような
結果を残せるということは、そのような配慮もあったのかなと思うんですよね。」とおっしゃっていました。


“毎日が決勝戦”を合言葉に、見事リーグ優勝を決めた栗山監督。本当におめでとうございます!
今週の「ウィークリーパーソン」は、就任一年目で日本ハムをリーグ優勝に導いた
栗山英樹監督に注目しました。