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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2015/5/22)

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金曜日は番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組ではこの4組をピックアップしました。


◆リンクへの復帰を決めたフィギュアスケートの元世界女王・浅田真央!

◆ACLのFCソウルとのアウェー戦で勝利を呼び込む2ゴールを決めた、ガンバ大阪・宇佐美貴史!

◆テコンドー世界選手権で日本人初の金メダルを獲得した、女子57キロ級の濱田真由!

◆MLB永遠の英雄ベーブ・ルースの安打数を更新した、マーリンズのイチロー!

番組ホームページでの皆さんの投票では1位はマーリンズのイチロー選手となっていましたが、今週中西さんが注目したのは…


浅田真央


今週月曜日、フィギュアスケート女子の浅田真央選手が会見で現役続行を表明しました。昨シーズンは完全に休養し、現役を続行するかどうかは「ハーフ・ハーフ」とコメントしていたため、どうなるか分からない状況でした。また、今季のグランプリシリーズには出場しない方針ですが、9月の中部選手権から大会に復帰すると見られています。



女子フィギュアスケート界は、浅田選手が休養している間に、ロシア勢が台頭してきました。
3月の世界選手権を制した18歳のエリザヴェータ・トゥクタミシェワは浅田選手の代名詞であるトリプルアクセルを武器にしています。さらに銅メダルを獲得した16歳のエレーナ・ラジオノワやソチオリンピックの女王で18歳のアデリナ・ソトニコワも復帰すると言われています。
国内でも17歳の宮原知子選手が世界選手権で銀メダルを獲得するなど急成長。18歳の本郷理華選手も6位入賞と顔ぶれが変わりましたし、ジャンプなどの演技のレベルも上がってきています。


ソチオリンピック以降に行われた、ジャンプ踏切り時のエッジの使い方や2回転ジャンプの繰り返しの制限などのルール変更にも浅田選手は対応しなくてはいけません。対応しなくてはならない課題は多いですが、浅田選手、練習ではすでにトリプルアクセルも何度か着氷できているそうで、「私は今までアクセルを跳べるということで強みにしてきた。周りのジャンプのレベルが上がっているし、それに追いつけるように練習している。24歳はスケート界ではベテラン。ジャンプの技術を落とさないのも目標だけど、大人な滑りができたらいい」とコメントしたそうです。


この「大人な滑り」というのがひとつポイントになりそうです。1年間のブランクもありましたが、今回リンクへ戻ってきたことで「跳びたい」「滑りたい」という気持ちになっていると思いますので、モチベーションの面ではプラスになっていると思います。ただ無理はせず、徐々にベースをあげて3年後の平昌オリンピックを目指してもらいたいですね。



今週のウィークリー・パーソンは、リンクへの復帰を決めたフィギュアスケートの元世界女王・浅田真央に注目しました。