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ビジネス本・自己啓発本の上半期売れ筋 トップ3(2015/6/30)

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火曜日は「ビジネストレンド」。


このコーナーでも何度か
ビジネス書のランキングをご紹介してきましたが
今日はこの半年を振り返るこちらのランキング。
『ビジネス本・自己啓発本の上半期売れ筋 トップ3』
世のビジネスパーソンは、いまどんなスキルを身につけたいか
どんな意識を持っているのか。その傾向が分かるのがビジネス書・自己啓発書です。
今回は、丸善 丸の内本店で上半期の売れ筋を伺いました。



第3位【 トマ・ピケティの新・資本論 】

著者はもちろん、フランスの経済学者ピケティ。経済の本としては異例の大ベストセラーとなった「21世紀の資本」のヒットのあとで日本でも発売されたのがこちら。フランスの新聞の連載をまとめた本で、「21世紀の資本」に比べてもう少し優しい内容。ピケティ入門書として人気があるそうです。お値段は2,376円。


第2位【 日本人のためのピケティ入門:60分でわかる『21世紀の資本』の ポイント 】

こちらは、日本の経済学者・池田信夫さんが書いた、ピケティの解説本。ピケティの「21世紀の資本」は700ページもある分厚い本ということで、60分で分かるというこちらの選ぶビジネスマンが多かったようです。お値段864円。ちなみに「21世紀の資本」は5,000円以上します…。


第1位【 21世紀の資本 トマ・ピケティ 】

こちらが“ピケティ現象”のきっかけとなった、元祖・本家。700ページもある分厚い経済書が1位という結果になりました。資本主義のもとでは、これからも格差が広がり続けるということを、膨大なデータをもとに証明した大変素晴らしい本。なんですが、あの分厚い本を皆さん最後まで読み切ったのでしょうか?


以上、丸善 丸の内本店で聞いた「ビジネス本・自己啓発本の上半期売れ筋 トップ3」でした。
とにかく上半期はピケティ一色!という結果だったのですが、もうひとつ大きなムーブメントがあったそうです。それが「思考法」つまり考え方・頭の使い方に関する本だそうです。
例えばこんな本が売れているそうです。
【 ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 】
紹介文はこんな感じ。「A4の紙に1件1ページで書く。時間をかけずに1分以内でさっと書く。毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な“考える力”が鍛えられる。」とのこと。気になりますね。


そして、もうひとつのムーブメントが「打たれてもへこたれない精神力」を身につけるための本。例えば
【 グーグルのマインドフルネス革命−グーグル社員5万人の「10人に1人」 が実践する最先端のプラクティス 】
“マインドフルネス”とは、グーグルやインテルなど欧米の有名企業が取り入れている瞑想法だそうで、これを身につけると、ストレスの軽減、能の活性化、生産性の向上など様々な効果が注目されているそうです。


今日は『ビジネス本・自己啓発本の上半期売れ筋 トップ3』をご紹介しました。