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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2015/6/5)

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金曜日は番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組ではこの4組をピックアップしました。


◆MLBレンジャースから日本の独立リーグ・四国アイランドリーグplusの高知入りを決めた、藤川球児!

◆7時間24分でフルマラソンを完走した92歳女性!アメリカのハリエット・トンプソンさん!

◆日本人3人目のWNBA選手として開幕を迎えるシアトル・ストームの渡嘉敷来夢!

◆マリナーズ戦で41日ぶりに復帰し7回1失点で復活勝利を挙げた、ヤンキース・田中将大!

番組ホームページでの皆さんの投票では1位藤川球児、2位田中将大となっていましたが、今週中西さんが注目したのは…



田中将大


待ちに待った朗報に胸をなでおろした方も多いのではないでしょうか。現地6月3日、ヤンキースの田中将大投手がマリナーズ戦で41日ぶりに復帰し、先発投手として出場。見事、7回1失点で勝ち投手となり今季3勝目を挙げました。テスト登板のマイナー戦で打ち込まれるシーンもあり心配されましたが、しっかり投げました。



3回に下位打線に打たれて失点しましたが、それ以外のイニングは全て三者凡退に抑え、球速も154キロをマークしました。ジラルディ監督は試合後、「本当に、本当に良かった。良い仕事をしてくれた。全ての球が素晴らしかった」と称賛。2回からバッテリーを組んだキャッチャーのマーフィーも、「全部の球種でストライクが取れた。両サイドを突いていた。すべてがうまく機能していた」と、復活したエースを称賛しました。


そして地元メディアはどう見ていたかというと、ニューヨーク・ポストは、「マサヒロ・タナカがヤンキースへの復帰で宝石を配達」。デイリー・ニュースは「マサヒロ・タナカが負傷者リストからの復帰で圧倒」。ニューヨーク・タイムズも「マサヒロ・タナカの素晴らしい帰還により、ヤンキースがマリナーズを圧倒」と、どれも田中投手を絶賛する見出しを付けました。しかし、田中投手が自然体で行きたいと言うように、メディアに左右されてしまうとリズムも崩してしまいます。



肘の腱の部分断裂を発症しながらも手術を回避し今季に臨んでいる田中投手。身体を開くというのは選手にとってもやはり怖いものです。


今週、メッツはメジャーで初めて「先発6人制」を採用し、登板間隔の短さを解消、ピッチャーの故障を減らそうという方針を打ち出しました。メジャーでは、じん帯の移植手術(トミージョン手術)を受けた人数は、マイナーを含めて2012年46選手、2013年25選手、2014年29選手、2015年はこれまで18選手となっています。ダルビッシュもそのうちの一人です。ダルビッシュも田中投手も言うように登板間隔をもう少しあけて欲しいところです。丁寧に登板間隔をあけていけば、田中投手もこのさきも良い調子で投げていけるのではないでしょうか。


今回、どこかかばっていたことと登板間隔の短さが右腕の腱炎の原因と考えられますが、アメリカが広く、前回の復帰直後の試合で気温1度ほどの寒いなかで投げたということも要因ではないでしょうか。無理せず少しずつ調子を上げていってもらいたいですね。


今回の復帰登板での勝利、おめでとうございます。
今週のウィークリー・パーソンは、マリナーズ戦で41日ぶりに復帰し7回1失点で復活勝利を挙げたヤンキース・田中将大に注目しました。