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「田舎暮らし」のススメ。(2016/1/7)

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木曜日は、「カルチャー」。


今日は、宝島社が出版している月刊誌
「田舎暮らしの本」が発表した
【 第4回 住みたい田舎ベストランキング 】をご紹介!



第3位『 大分県 宇佐市 』

第3位『 大分県 豊後高田市 』

第3位『 佐賀県 武雄市 』

第1位『 鳥取県 岩美町 』

第1位『 兵庫県 朝来市 』


以上、宝島社が出版している月刊誌「田舎暮らしの本」が発表した【 第4回 住みたい田舎ベストランキング 】をご紹介しました。
そして、スタジオには「田舎暮らしの本」編集長の柳順一さんにお越し頂きました。


中西:おはようございます!柳さん、この順位は?


柳:こちらは年末発売の2月号で発表した【 第4回 住みたい田舎ベストランキング 】です。このランキングは、定住促進に積極的な市町村を対象に10ジャンル、106項目のアンケート調査を行い、それぞれの魅力を数値化した順位です。10ジャンルというのは、例えば「移住者歓迎度」「移住者支援制度の充実度」「子育てのしやすさ」「災害リスク」など。今回は4回目の調査で、過去最多の574市町村が参加しました。


中西:地域活性化のため移住促進に取り組む自治体が増え、また自然の中で暮らしたい、子育てしたいという人が増え、Uターン・Iターンも増えていると聞きますが、実際のところは?


柳:そうですね。年末に出ましたあるデータによりますと、自治体の移住支援策などを利用して移住した方が1万1735人と、この5年間で4倍近くに増えたということなんです。これはなかなか数えにくい数字で、実際にはもっと多いと思います。


中西:今回のランキングを見ると、西日本の地域が占めていますね?


柳:はい、完全に“西高東低”ですね。西日本の地域は、昔から過疎化の問題に取り組んできたこともあって、定住促進の施策などが充実しているということがひとつの要因として挙げられると思います。


中西:1位になった「鳥取県 岩美町」はどんなところですか?


柳:海沿いのすごくきれいなところで、夏は日本海が本当に透明で、まるで沖縄のようなきれいな海が自慢ですね。あと、カニが美味しいですよ。松葉ガニの水揚げが日本一ですから。


中西:もうひとつの1位「兵庫県 朝来市」はどんなところ?


柳:こちらは山の町なんですが、有名なのが「天空の城・竹田城跡」ですね。食べ物でいいますと但馬牛です。あとはネギも美味しいですから、すき焼きが非常に美味しいでしょうね。


中西:田舎暮らしを考える人が増えたいま、柳さんが編集長を務める日本で唯一の田舎暮らしの月刊誌「田舎暮らしの本」は、誌面からどんな情報を発信していますか?


柳:田舎で暮らすことに興味のある方に向けて「家」や「仕事」、それから移住者に来て欲しい自治体の情報がてんこ盛りです。こちらは月刊誌で、自治体がかなり熱心に情報を提供して下さるので、新しい情報がお届けできていると思います。


中西:皆さんが一番気になるのが“仕事があるか”ということだと思うんですが、仕事に関しては「雇用」は充実しているんですか?


柳:そうですね。田舎の場合は“人ニーズ”というのがあるので、「この人が来てくれるんだったら」という感じで仕事が出てくるんです。まずは人が来てくれたら、その制度を整えよう、その人が住めるようにしていこう、というのが田舎の優しいところだと思います。


中西:その次に考えるのが住むところだと思うんですが、「家」はどうなんですか?


柳:家はいま、本当にたくさん出ています。「空き家バンク」という、家を紹介してくれるシステムがありまして、それは自治体がお世話してくれるんですね。それから、畑はなくても「どうぞ使って下さい」という感じで貸してくれたりするケースもありますから、家庭菜園をしたい方でも、家を買ったり借りたりするときに畑があるかどうかを気にする必要はないですね。


今日の柳さんのお話を伺って、田舎暮らしに興味を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方はぜひ、宝島社から発売されている月刊誌「田舎暮らしの本」を参考になさって下さい。
今日は、宝島社が出版している月刊誌「田舎暮らしの本」が発表した【 第4回 住みたい田舎ベストランキング 】ついてご紹介しました。