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【 ベストチーム・オブ・ザ・イヤー 】はこのチーム!(2016/11/17)

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木曜日は「カルチャー」。


今日は、月刊情報誌「日経トレンディ」による
「2016年ヒット商品 ベスト30」のうち
ベスト5までをご紹介します。



第5位『 メルカリ 』

第4位『 インスタグラム 』

第3位『 IQOS(アイコス) 』

第2位『 君の名は。 』

第1位『 ポケモンGO 』


昨日「その年に最もチームワークを発揮し、顕著な実績を残したチームを表彰する」アワード、今年で9回目の開催となる【ベストチーム・オブ・ザ・イヤー】が発表されました。そして今年、最優秀賞を獲得したのが、国内外でブームを起こしたスマートフォンゲーム『 ポケモンGO 』の開発チームです。


『 ポケモンGO 』は、ポケットモンスターのプロデュースとキャラクターグッズの販売を手がける「株式会社ポケモン」、モバイル端末を使う位置情報アプリや位置情報ゲームを制作するアメリカの「ナイアンティック社」、ゲーム・コンピュータプログラムの開発や製造を手がける「株式会社ゲームフリーク」が共同開発したものです。
彼らにチームワークの秘訣について伺いました。まずは、株式会社ナイアンティックの『ポケモンGO』開発リーダー・野村達雄さんに「コミュニケーションの取り方」について伺いました。


開発チームUSの方にナイアンティックの本社がありますので、日本とのやり取りには時差があって、言葉の壁もありますので、我々が大事にしてきたキーワードとしては“オーバーコミュニケーション”かと思います。
つまり、我々はテレビ会議を使って毎週ミーティングをしていて、それにプラスしてメーリングリストを作り、そこには開発チーム全員が入っていて、ちょっとでも分からないことがあればそこに投げて、お互いがいま何を考えているのかとか、現在の進行状況がどうなっているのかがすぐに分かるようにしていて、そういう努力をしてきたところが上手くできたことかな、と思っています。

分からないことや何を考えているのかなど、情報を常に共有しているというのは大きいでしょうね。
そして、うまくいったポイントについて、株式会社ポケモンの専務執行役員・宇都宮崇人さんに伺いました。


開発期間中はなかなか形になるものがありませんので、ある時期は本当に闇の中を歩くような、先の見えない時期もあったのですが、そういうときこそ開発をしているナイアンティック社であったり、様々な年齢の人間がこのプロジェクトに関わっているのですが、今回のゲームの総監督・野村さんはいま30歳で、たぶん一番若い人のひとりが監督というちょっと変わったチームでやっているのですが、様々な危機的状況になると、色々な先輩方がいろんなことをおっしゃるのですが、野村さんを本当に信じる…最後までそこを信じ抜くということが、様々な苦しいことを解決できた理由なのではないか、という風に思っています。

【 ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016 】最優秀賞の『 ポケモンGO 』開発チームをサッカーチームに例えると?


同じビジョンを共有し、ひとり一人が出来ることに全力を注ぐ『 ポケモンGO 』のチームは、サッカーでいうと“ブラジル型”かな、と思っていまして、非常に個人技に長けたメンバーが多いです。バックグラウンドも様々ですし、特性も様々な中で、ただひとつのビジョンでしっかりまとまっているからこそ、最終的にひとつの結果につながっていくのではないかと思っています。

この他、日経トレンディ「2016年ヒット商品」で2位にランクインした『君の名は。』製作チームのほか、リオ五輪で団体金メダルの体操男子団体チーム、世界唯一の足こぎ車イス『COGY』プロジェクトチーム、133番元素(ニホニウム)発見チームも【ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016】に選ばれています。


今日は、日経トレンディによる「2016年ヒット商品 ベスト30」と『 ポケモンGO 』開発チームのインタビューをご紹介しました。