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「文化の日」博物館巡りはいかが?(2016/11/3)

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木曜日は「カルチャー」。


「文化の日」の今日は
【秋、ちょっと遠出してでも訪れたい博物館 トップ3】
をご紹介!



第3位『 葉山しおさい博物館(神奈川県・三浦半島) 』

第2位『 滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市) 』

第1位『 川崎市立日本民家園(神奈川県川崎市) 』


こちらをセレクトしてくれたのは、博物館情報サイト『博物月報』を運営、これまでに訪れた博物館は1000ヶ所以上という博物館研究家の盛田真史さんです。
まずは、第3位の『葉山しおさい博物館』について伺いました。


私は海岸の散歩が好きで、その海にどんな生きものがいるのか知りたくなるんです。ここには葉山周辺に生息する生きものが標本・生体ともに展示してありますので、海岸散歩で立ち寄りたい場所ですね。生きものだけでなく、海辺に漂着したゴミや民具も展示してあるのもおもしろいです。

秋の海は人もまばらでちょっと寂しい感じがしますが、逆にのんびりと散歩するのには良さそうですよね。三浦半島で海を知って、海を味わうというドライブもオススメです。続いて、第2位の『滋賀県立琵琶湖博物館』について伺いましょう。


ここは「琵琶湖」をテーマに、水族館と博物館をドッキングさせたようなスポットです。立派な水中トンネルのような設備もあり、水族館としても楽しめますし、博物館としても知識を満足させてくれます。博物館の中には農家一軒がまるまる移築されていて、中には実際に水も流れていて、上水道が通る前の昔の琵琶湖の水の利用のされ方なども見ることが出来ます。

こちらは淡水魚の水族館としては日本有数の規模を誇っているそうで、中西さんは「デートにもオススメな雰囲気ですよね。」とおっしゃっていました。
最後に第1位の『川崎市立日本民家園』について伺いました。


こちらは野外博物館で、合掌造りや水車小屋など主に江戸時代の25軒の建物を集めた施設。丘陵地帯にあり起伏に富んでいるので、東京近郊にありながらちょっとした旅行気分を味わえます。敷地のあちこちにもみじが植えられており、それが順々に紅葉していきますので、その紅葉越しに茅葺き屋根を見ることが出来たりと、これからの季節は特に旅情をそそられますね。また、11月下旬には「雪囲い」といって、合掌造りの家の中に雪が入らないように茅などで覆ったりする作業が行われますので、実際に川崎ではそれほど雪は降りませんが、現地を旅しているような気分を味わえるかと思います。

お話を伺った盛田さんは「博物館はその土地の“自己紹介”のようなもの。日頃乗り換えているだけの街にも、深い歴史があるかもしれません。気になったらぜひ、その土地の博物館を訪れてみてください。」ともおっしゃっていました。お出かけには最適なこのシーズン、遠出は無理でも、まずはあなたの身近にある博物館から訪れてみてはいかがでしょう?
今日は【秋、ちょっと遠出してでも訪れたい博物館 トップ3】をご紹介しました。