ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

ピコ太郎 日本人が見ても外国人が見てもイメージするのは同じだった(2016/11/4)

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金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。


11月4日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきます。




第3位【 西川 】

10月27日、札幌ドームで行われたSMBC日本シリーズ2016 第5戦で、劇的なサヨナラ満塁ホームランを放った北海道日本ハムファイターズの西川遥輝選手。球団が今年6月に行ったイベント「彼氏にしたい選手No.1決定戦-Returns-」では3位にランクインするほどのイケメン選手です。






第2位【 満塁ホームラン 】

日本シリーズでのサヨナラ満塁ホームランは、1992年の日本シリーズ第1戦で放ったヤクルトスワローズの杉浦亨選手以来、24年ぶり史上2人目の快挙です。



第1位【 日ハム 】

SMBC日本シリーズ2016を制覇し日本一に輝いた北海道日本ハムファイターズ。今週ツイッターでもっともつぶやかれたワードトップ3はすべて日ハム関連でした。







この1週間、ツイッターでつぶやかれた言葉の「急上昇ワード」から、今週番組でピックアップしたのは、25位にランクインした【 ピコ太郎 】です。世界中のヒットを受け、外国人記者クラブで会見を行ったピコ太郎!この勢いはどこまで行くのでしょうか!?






◆街の声

「流行りすぎてて、気持ちがさめたって言うのもありますね」(男性)


「(動画を)見ていないんですよ。飲み会でピコ太郎のネタを披露して受けを狙ってる人がいます」(女性)


「ピコ太郎さんのネタ動画をまだ見たことないんですけど、見たことないのにネタがわかるくらい周りで流行っていて、YouTubeの再生回数の記録を作ったりもしていて、すごいなと思います。何度も何度もネタ作って何回もブームを巻き起こしてください。I have a pen〜♪」(男性)




◆きっかけはツイッター

速水 ジャスティン・ビーバーさんのツイートで「気に入ってる動画だよ」と紹介されたのがきっかけで、動画再生回数が爆発的に増え、世界中でヒットしているピコ太郎。そのツイートが9月の終わり頃で、それから1ヶ月くらい経ちまして、先週、先々週あたりにテレビで取り上げられるようになり、ブームに勢いがでてきました。一方で、流行りすぎて飽きてしまったという声も出ていますが、まだまだブームは続くと思います。

 




◆速水分析!

今回のピコ太郎ブームの要因を自分なりに分析してみました。


最初に、これは絶対だと感じた「SNSから始まるブームは口コミ的に広がりを見せる」ということ。最初にピコ太郎を知った層は、先ほどのジャスティン・ビーバーさんのツイートなどネット上で情報を得て動画を見る。そこで、「面白い」と思った人が、さらに情報を広めていき、ネット上でブームが起きます。そして、そのネット上のブームを知ったテレビなどのメディアが取り上げて、今まで知らなかった人たちに広がっていきます。そうすることで、第2、第3のブームの波ができて、広く長くブームが続いていきます。


次に、2012年にヒットした韓国発のカンナムスタイルという曲です。この曲は韓国人歌手のPSYさんが歌っていて、歌詞の内容が韓国の高級住宅街があるカンナム地区の富裕層を揶揄したような内容で、服装や髪型もちょっと馬鹿にするような感じになっています。「ちょっと悪趣味でおもしろいアジアスタイル」というのが欧米人のツボにハマったと思います。カンナムスタイルはYouTubeを中心に欧米でヒットしました。コパ・イタリア(イタリアのプロサッカーリーグカップ)の決勝戦のセレモニーに登場し歌うくらい人気を博しました。


ピコ太郎は、パンチパーマにキンキラな変なスーツ、日本人ならヤクザを想像するような風貌です。これが欧米人にも「ジャパニーズヤクザスタイル」と理解され「ちょっと悪趣味でおもしろいアジアスタイル」という風にヒットしたと思いました。


僕の周りには、まだピコ太郎を知らない人がいるので、これからアルバムが出たりNHK紅白歌合戦出場の話題や、年末年始のテレビなどで、もっと認知度を高め、まだまだブームが続きそうな予感がします。



◆映画にゲーム、カフェも!?











◆ハロウィン?ピコ太郎祭り?