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レスター「奇跡の優勝」を中西哲生が解説(2016/5/6)

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金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。


5月6日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきましょう。



第3位【 GW(ゴールデンウィーク) 】

今週は、ゴールデンウィークの話題、つぶやきが上位を占めています。


第2位【 レスター優勝 】

イングランドのサッカー・プレミアリーグで、日本代表の岡崎慎司選手が所属するチーム、レスターが奇跡のリーグ優勝。世界中が沸きました。


第1位【 メンテ 】

大人気オンラインゲーム「艦隊これくしょん−艦これ−」、サーバーの不具合を修正するためのメンテナンスを行い、これをうけて数多くつぶやかれました。



そして今回、番組で注目するキーワードはこちら。





【 レスター優勝 】

岡崎慎司選手が所属する、イングランド・プレミアリーグのレスターが、1884年の創設以来、初のリーグ優勝を成し遂げました。


リーグ開幕当初、レスターの優勝はだれも予測していなかったと言っても過言ではなく、「奇跡の優勝」と言われています。




◆街の声

「レスター優勝しちゃって、岡崎がいるので日本人として、とても誇らしいです」(男性)


「あれはまじでヤバいと思いました。驚き」(男性)


「岡崎慎司さんのいるチームで、レスターが初の優勝をすると思ってなかったので、すごいびっくりしました」(男性)


「勢いが乗ってしまって、ここまで行くって、シンデレラストーリーじゃないですか。あのチームが『あれ?あれ?』と言う間に行っちゃったのがジワジワあとから来るんだろうなと思ってます」(男性)


「主力は、みなさん、ビッグクラブに引き抜かれないでください」(男性)





速水:やっぱり気になるのは「引き抜き」ですよ。すごい良い選手、レスターで有名になった、ドリンクウォーターとかヴァーディなどの選手が引き抜かれるのか。岡崎慎司、来年どこで戦うのか。気になりますね。



シーズン前、レスターに期待されていたのは優勝ではなく、プレミアリーグでの残留。残留争いが予想されていたチームがどうして優勝できたのか、サッカー解説者の中西哲生さんに伺いました。



◆サッカー解説者・中西哲生さん コメント

−−誰も予想しなかった優勝。監督の力、選手の力、どちらによるものでしょうか?


中西:両方ですね。選手に関して、若手の選手が多く、無名だったり雪辱を期してる選手が多かったこと。ラニエリ監督も雪辱を期してる部分はあったと思います。こうした選手たちのキャラクターを監督がうまく引き出したということで、両方の力によるのものだと思います。


−−ラニエリ監督、有名ではありますが特に実績があるわけでもなく…


中西:そうなんですよ。そこが非常に大きかったと思います。
手綱の緩め方、締め方がうまかったと思います。シーズン中も休みを多めに取ったり、ある程度の戦術部分を選手たちに任せたり、そうした部分も(優勝の要因に)あったと思います。


−−サッカーでは、資金、有名選手の多いチームが勝つことが多いなか、ジャイアントキリングをシーズン通して起こせたのは奇跡ですよね。


中西:本当に奇跡だと思いますよ。カップ戦の一発勝負では、ジャイアントキリングもたまに起こります。ただ、プレミアリーグは世界トップクラスのお金の入ってくるクラブも多くあり、1992年から5つのチームしか優勝を経験していません。サポーターも「時代が変わってしまった。お金がなければ厳しい」と嘆きます。
しかし今回、年棒では他の20チーム中17位、18位というチームが優勝を成し遂げたことは、すごいことだと思います。


−−来シーズン、チャンピオンズリーグで戦っていけるでしょうか?


中西:これは本当に簡単ではないと思います。まず、選手たちがチャンピオンズリーグの舞台に慣れる必要があると思います。どのチームも研究をしてくると思うので、研究されたあとにどうなるかがポイントだと思います。




◆サッカー好きの人ほど、レスターの優勝は予測できなかったようです