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NHK紅白歌合戦について評論家(?)の速水氏にお話を伺います。(2017/1/6)

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金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。


2017年1月6日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきます。





第3位【 ガッキー 】

12月31日、NHK放送の「第67回 NHK紅白歌合戦」の審査員席で恥ずかしそうにみせたガッキー(新垣結衣さん)の「ぷち恋ダンス」が胸キュンすぎて、ツイッターでもおおいに盛り上がりました。



第2位【 初日の出 】

天気に恵まれた全国各地の元旦の初日の出が画像付きのツイートがされ、その美しさにリツイートも盛り上がりました。



第1位【 ガキ使 】

12月31日、日本テレビ系列放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけない科学博士24時!」が紅白を抑えてもっともツイートされました。









この1週間、ツイッターでつぶやかれた言葉の「急上昇ワード」から、今週番組でピックアップしたのは、4位にランクインした【 紅白 】です。大晦日に放送された「第67回 NHK紅白歌合戦」、関東地区での平均視聴率は40.2%で40%台に回復。数字的には評価されているのですが、様々な見方や意見があると思います。






◆街の声

「紅白歌合戦見ました、面白かったです。いろんな企画が盛り込まれてて、ピコ太郎さんが場をすごい盛り上げていた印象を受けました」(男性)


「見ました。頑張ってる感がありました。みんなでなんとかしようという頑張り感は感じました」(女性)


「少し見ました。タモリさんとかが出てたじゃないですか、あとシン・ゴジラとかも。もっと歌でやってもらえた面白かったかなと思います」(男性)


「見ました。審査結果のボールの数の意味がよくわからなかったですね」(女性)


「見てないです。裏番組を見てました」(女性)


「見てないですね。来年から就職なんで友達とすごそうと思って、初詣とかに行ってました」(男性)



◆シン・紅白

速水 僕は、ツイートしながら紅白歌合戦を見てました。翌日は妻の実家に行きまして、そこで紅白の話になったんですけど、結構、冷ややかな反応でした。「小芝居いらない」とか、「こざかしい」とか…。ただ視聴率的には良かったです。


それを踏まえて、紅白の評論家としては、新しい演出に関して、どうだったのか、アリなのかナシなのか、口を挟まなくてはいけないと思うわけです。


まず、シン・ゴジラですね。「突如、東京に現れたゴジラ。ゴジラを倒すには歌の力が必要」という演出。結果的には、X JAPANさんが倒すんですが、それって普通じゃないですか?もちろん、YOSHIKIさんのピアノもToshlさんの歌声もすごく良かったです。でも、倒せそうな人が倒してどうするんだと、意外性が欲しいじゃないですか?審査席にはガッキーもいるし、吉田沙保里さんもいるわけですよ、いろいろ仕込みがいのありそうなネタがありました。NHK大河ドラマ 真田丸で数々の有名武将の死をナレーションだけで済ませてしまう、通称 ナレ死と言うのがインターネット上で密かに流行っていました、紅白の会場にはアナウンサーの有働由美子さんもいたわけですから、「ゴジラもナレ死する!?」と、インターネット上では盛り上がっていたのに、そうじゃなかった…。なんかあったでしょ〜、ガッカリでした。ちなみに万里恵さん的には、どうやってゴジラを倒すべきでした?


高橋 オーケストラ ピコ太郎さんが倒したら、「やっぱり、すごいんだ!」と思えたんじゃないですか。「あっ、これでやられちゃうんだゴジラ…」みたいなね。


速水 そうそう、そういう意外性欲しかったんですよ。それ以外にもツッコミどころがあったのは、タモリさんとマツコデラックスさんがずっと会場に入れない小芝居。人気があるし批評性もある毒もあるこの2人は視聴者からやインターネット上でもあまり批判されないコンビなんですよ、でも、今回は結構、批判されていた、という印象があります。僕は、あの演出は面白かったと思います。最後まで入れなかった演出に関して、「それってどうなの?」、「ちょっと意味わからない」と批判がありました、しかし、あの演出はアカデミー賞や海外の授賞式でやったことのある演出で、それを取り入れてるのは、ちょっと斬新だし、あれがあったからいろいろな舞台裏が見れたかなと思います。




◆見て納め、話して始め、星野源

速水 そして、僕らが一番気になったパートは星野源パート!




高橋 そうですよ、期待値が!恋ダンスが!!!


速水 番組冒頭の入場のときに星野源さんと審査席にいた新垣結衣さんの衣装の色が、ちょっと被っていたし、新垣結衣さんの衣装が和服じゃなく踊れそうな衣装だったので、「これやるな!」と、期待値MAXでした。







速水 そこからは、視聴になられた方はご存じ、ちょっとしか踊らなかった…、審査席で恥ずかしそうに踊った程度。ですが、あれがベストです。あれは、がっつり踊ったらダメ。何故かというと、みくりさんは契約以外の労働はしないじゃないですか。あれは契約にないので追加料金を払うとかしないと搾取ですからね。なので、ちょこっと踊る、あれくらいがちょうどいい。このニュアンス、ドラマ見てる人じゃないと伝わらないかな(笑)


高橋 みくりさんとして見てるわけでしょ?


速水 すいません、僕には、いや日本中が、みくりさんとして見ていたと思います。あそこで、がっつり踊られたら、ギャラちゃんともらってるんですか?ってね。


高橋 なるほど。と言うか、いつから、紅白の評論家になられたのかな?というのがずっと気になってて(笑)


速水 評論家と名乗らせて欲しい。普通、皆さんは紅白を生放送で見ますよね?僕ももちろん見ますよ、そして、僕はそこからジャニーズのカウコンを挟むんですが、その後に紅白の2週目見ますからね。


高橋 えっ?うそ〜〜。そっかぁ、そうなんですね。それだと評論家と言っていいかもしれませんね。


速水 そこは、言わせてくれと。


高橋 はい、と言うことで、紅白評論家の速水健朗さんでした。(笑)




◆意外と好評な速水氏の評