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よしひろさんオススメのGW映画情報(2017/4/27)

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木曜日は、「カルチャー」。


まずは、4月22日(土)23日(日)の
全国映画動員ランキングトップ3をご紹介!



第3位『 映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ 』(公開2週目)

第2位『 名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター) 』(公開2週目)

第1位『 美女と野獣 』(公開1週目)


以上、先週末の全国映画動員ランキングトップ3でした。
そして、スタジオにはおなじみの映画ライター・よしひろまさみちさんをお迎えして、よしひろさんオススメのGW映画情報を伺いました。



高橋:よしひろさん、おっはー♪ 私、楽しみにしていたんです!もう公開になっていますが、実写版の「美女と野獣」


よしひろ:観てっ!!ぜひっ!!!!


高橋:こちら、どんな感じですか?


よしひろ:1991年のオリジナル版はお好きですか?私はこの映画で人生変わった人なんですが…あの作品がなかったらたぶん、こんな仕事してません!それくらい好きなんですが、あれを観ている人は絶対に観なきゃダメっていうエクスキューズがあって、観ていない人は逆にこの実写版を観てからオリジナルを観てもオッケー、というどちらにも入口がある作品です。


高橋:ストーリーは同じですか?


よしひろ:大枠はほぼ一緒ですね。なんですけれど、アニメでしか出来ない表現方法っていうのがあるじゃないですか。例えば暴力の描写も、アニメで目から火花がバーンと出るような表現を実写でやってもバカバカしいだけじゃないですか。そういう部分をそぎ落としていって、逆に違う肉をつけているんです。なので、エピソードとしてはちょっと増えていますね。上映時間もちょっと長くなっていますし。それが全く不自然じゃないんです。


高橋:主人公を演じるエマ・ワトソン、大人の女性になりましたよね?


よしひろ:そうですね。「ハリー・ポッター」で人気が出て、その後もいろんな作品に出演していますが、当たり役はやっぱり「ハリー・ポッター」だったんです。それが今後は「美女と野獣」のエマ・ワトソンね!と言われるようになるでしょう。


高橋:で、野獣役のダン・スティーヴンス。顔はあまり映っていませんが、雰囲気はどうでした?


よしひろ:素顔はあまり映っていないんですが、実はあれ実写の顔をキャプチャーしているんですよ。特殊メイクじゃないんです。彼が演じたものに野獣の顔をCGで当てはめているんです。なので、実は彼らは2回演技をしているんですね。
ダン・スティーヴンスは「ダウントン・アビー」というドラマで有名になったんですが、これまでは映画での代表作がそれほどなかったので、やはり彼も「美女と野獣の“野獣さん”ですね!」と言われるようになるでしょうね。


高橋:私、アニメ版のふたりのダンスシーンが本当に好きで、そこが気になっているんです!


よしひろ:あれねー、ポット夫人が歌っているシーンね。あのシーンは本当にアニメでも名シーンでしたけれど、それ以上にスゴイ!!美しいシーンに仕上がっています。


高橋:この「美女と野獣」よしひろさんが採点するなら何点?


よしひろ:1000点!(即答)1000点ですよ。


中西:さ、僕がGWに気になっている映画は「ノー・エスケープ 自由への国境」です。


よしひろ:ほっほっほ(笑)。これねぇ、「メキシコとアメリカの国境」という超タイムリーな話なんです。


中西:ねぇ、壁を作るとかなんとか…。


よしひろ:でもね。皆さん、考えてみて下さい。メキシコとアメリカの国境って3152キロもあるんですよ、地続きで。そんなところに「万里の長城」みたいに壁を建てられるか、って話じゃないですか。で、この話ってアメリカへの密入国を試みるメキシコ人たちの話ではあるんですが、国境越え自体はものの5分で終わります。途中で車がエンストしてしまうんですが、壁もないし、鉄条網ぐらいしかないので「じゃあ、お前ら歩いて国境越えてくれ。」くらいな感じなんですよ。で、「こんなに簡単に国境越えられちゃって、この話この先どうなるの?」と思っていると“不法移民狩り”が始まるんです。いきなり銃で撃たれたり、犬が襲ってきたりするんです。で、誰がどんな目的で襲ってきているのかが全く分からないまま、話がずーっと続いていくんです。で、敵がどこにいるのかも途中まで分からないという、超スリリングな展開!


中西:あの…誰か生き延びることは出来るんでしょうか??


よしひろ:うーんと…それは、オチになっちゃうからなかなか言えない!で、これってどういう話なのか、なかなか分かりづらいと思うんですが、実際に不法入国をしてアメリカで暮らしている方たちへのリサーチに基づいてフィクションを作っているので、こういう恐ろしい思いをした方が本当にいない訳じゃないんです。


中西:さ。この映画を採点するなら何点ですか?


よしひろ:これは…100点に近いんじゃないかなぁ。映像の緊迫感がハンパないんです。たかだか砂漠しか映っていないのに、この緊迫感って…!と思います。


よしひろさんオススメの2作、あなたはどちらを劇場の大スクリーンで観てみたいでしょうか?
今日は先週末の全国映画動員ランキングトップ3と、よしひろさんオススメの2作品をご紹介しました。