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海外の人が一番検索している都道府県は?(2019/1/8)

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火曜日は「ビジネストレンド」。


今年はラグビーワールドカップの開催、
そして来年、2020年は東京オリンピック・パラリンピック、
2025年には大阪万博、とさらに多くの外国人観光客が
日本にやってくることが期待されます。
そこで、今日はこちらのランキング!
インフォキュービック・ジャパンに聞いた
『海外における都道府県の検索数 トップ3』
こちらは、海外デジタルマーケティングの支援を行う
株式会社インフォキュービック・ジャパンが行った調査で
どの都道府県が海外から一番検索されているのかが分かるランキング。
2017年4月からの1年間、13の国と地域から
英語でグーグル検索された都道府県名です。



第3位【 広島(HIROSHIMA) 】

広島平和記念資料館や原爆ドームなど、海外から注目を集めるスポットも多い広島県が第3位。外国人に人気の観光スポットとしておなじみですね!


第2位【 秋田(AKITA) 】

秋田県が(意外にも)第2位。こちらは平昌オリンピック金メダリストのザキトワ選手に秋田犬が贈られたことが海外で注目を集め、検索数を大きく伸ばしたと分析されてます。「県名が別のものの名称として使われている場合には、検索数が押し上げられている可能性がある」そうです。


第1位【 東京(TOKYO) 】

日本の首都・東京がもちろん第1位。これはもう、説明不要ですね。検索数は35万9700回!が、2位の秋田が35万310回なので、そこまでダントツというわけではなかったようです…。



以上、インフォキュービック・ジャパンに聞いた『海外における都道府県の検索数 トップ3』でした。
ちなみに4位以下は…
・4位「大阪(OSAKA)」
・5位「沖縄(OKINAWA)」
・6位「佐賀(SAGA)」
・7位「京都(KYOTO)」
・8位「北海道(HOKKAIDO)」
・9位「高知(KOCHI)」
・10位「埼玉(SAITAMA)」
という結果でした。


この中でとにかく意外だったのが、第2位の秋田。フィギュアスケートのザキトワ効果で秋田犬が注目されましたし、昨年は「なまはげ」がユネスコの世界遺産に登録されたので、検索数はまだまだ伸びそうです。


基本的には有名な観光地がランクインしていますが、気になるのが佐賀と高知。第6位の佐賀は「SAGA」というローマ字の組み合わせが、佐賀県以外にも外国語の単語やゲームソフト名として存在していることから検索数が多くなったと考えられる、とのこと。同じく第9位の高知も、インドに同じ英語表記の地名があることから影響している、とのことです。


インフォキュービック・ジャパンによると、日本の観光戦略を考えるひとつの材料になれば、ということで今回の調査を行ったそうです。調査結果については、東京や大阪など日本人にとって「有名な」「ポピュラーな」都道府県名の知名度が海外とは違う可能性もあり、世界を相手にしたマーケティングをする際に、日本での認知度が低くても人気になる可能性があり得る、と感じたとのこと。日本にはまだまだ、可能性を秘めた土地があるということですね!