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Athelete News
14.08.16
燃える闘志を白球に込めて、戦い続けた日々。
今週の「ATHLETE NEWS」は、高校時代、PL学園のエースとして甲子園春夏連覇を達成、プロ入り後は横浜ベイスターズで活躍した野村弘樹さんをお迎えしました。

夏の風物詩となっている甲子園、真紅の優勝旗を目指して、高校球児たちが熱戦を繰り広げています。
今回は野村さんに、甲子園の魅力やPLの先輩、KKコンビについても伺いました。

ー夏の甲子園が開幕して、連日熱戦が続いています。野村さんといえば高校時代、野球の名門 大阪のPL学園のエースとして活躍されました。毎年夏が来ると、当時の事を思い出しますか?

野村「もちろんそうですね。特に今はテレビをつけると、高校野球をやっていますからね」

ー野村さんがPL学園に入学した時には、3年生に桑田さん、清原さんの「KKコンビ」がいましたけれども、最初の印象はどうでしたか?

野村「第一印象から言いますと、清原さんはオッサンに見えましたね(笑)。体が大きくて、同じ高校生に見えなかったですね。桑田さんはオーラと言いますか、この2人には近づけない何かがありました。まず、桑田さんの練習風景を見てビックリしたのが、ピッチングの練習をしていて、桑田さんのボールをキャッチャーが受けるんですけど、ミットが動かないんですよ。という事は、それだけコントロールが良いという事なんです。高校時代は、バッティング練習で竹バットを使うんですよ」 

ーどうして竹バットなんですか?

野村「竹バットの方が芯が小さくて、ちゃんと打たないとボールが飛んでいかないんですね。清原さんは、その竹バットをで普通に金属バットを打つ様にバッティングしてたので、すごいなと思いましたね。僕はそこに入った一年坊ですから、これから先どうなるのか、という気持ちではいましたよ(笑)」

【とにかく、甲子園を目指して】

ーそんな突出した2人の才能「KKコンビ」が、甲子園で頂点を極めていく姿をどんな思いで見つめていたんですか?

野村「入った年が、桑田さんが3年生だったので、残す最後の夏じゃないですか。僕ら1年生は、上下関係があるので、3年生に対して話しかける事が出来ないんです。3年生は頼み事があったりすれば、呼ばれる事はありますけど。こちらから話しかけることは無いです」

ー寮生活では、清原さんと相部屋だと伺いました。やっぱり緊張しましたか?

野村「緊張しますよ。1年生というのは、起床が6時30分なんですよ。で、1年生は起床前に食事を済まさないといけないんです」

ー起床が6時30分で、その前に食事を済まさないといけないという事は、起床時間ではないですよね?

野村「そういう事です(笑)。先輩方は6時30分に起床するので、その前に自分が起きる時、目覚ましをかけると起きちゃうから、目覚ましをかけずに気合いで起きるんですよ。だから、1年生が誰か起きたら、お互いを起こし合うんですね」

ーそんな厳しい環境で、何をモチベーションに頑張っていたんですか?

野村「3月末に入学して、8月までに体重が16キロ落ちました。本来なら、高校に行って体が強くならないといけないのに、衰弱していってましたね。だから、足は遅くなる、球は遅くなる、そんな半年でした。やっぱり、甲子園に行きたいから、僕もPL学園に入ったので、1年生の辛い事があったから我慢強くもなったし。試合でピンチの場面も動揺しなくなりました。精神的に鍛えられましたよね」

【勝利へと導いた3本の矢】

ー高校生達にとって、甲子園ってどんな存在ですか?

野村「高校野球として目指すものは甲子園なので、甲子園で野球が出来るという事が一番の目標です。そこで優勝するというのは、もっと大変な事。それに向かってみんな日々苦しい練習をやっていると思います」

ー初めて甲子園のマウンドに立った時は、どんな思いでしたか?

野村「スタンドの大きさと、観客の多さと、奮い立つ様なイメージでしたね」

ー野村さんは、甲子園で10試合に出て6勝をあげています。この成績についてはいかがですか?

野村「僕らって、ピッチャーが3人いたんです。3本の矢じゃないですけど、3人で上手く固まって戦い抜けたなという印象です。当時ではそういう高校は少なくて、大体エースという方が1人いて、その方が投げ抜くんです。だから、日程が詰まって来ると苦しいですよね」

ー春夏を連覇した時には、「KKコンビ」から言葉はありましたか?

野村「当時はそんなもの無かったですけど、桑田さん、清原さんにお会いする事があって。桑田さんなんて、1年生の頃から合わせて5回甲子園に出てますから。あり得ないんですよ。その方に「俺らは、春夏連覇してないもんな〜」なんて言われた時は、「桑田さんもそんな事思うんですか?」と聞くと「思うよ」って言われて、逆にビックリしました(笑)」

ー子供の時はどんな練習をされていたんですか?

野村「父親によく言われたのが、一日24時間あるうちの15分でも30分でもいいから、野球の事をやりなさいと言われました。継続していくという事が大事だし、毎日野球の事を考えるのが大事なんだと思います」

ー高校時代にメンタルを養われたと伺いましたが、今の子供達が辛くて、やめたいと思った時、アドバイスをするなら、どんなことですか?

野村「楽しい事ばかりではないと思うんですよね。だけど、我慢は必要だし、続ける為には目標設定が必要だと思うんですよ。最終的には、プロでも何だっていいけど、じゃあプロになる為には、今、何をすればいいのか。近い目標からでいいと思うんですよ。そこに向かって頑張った成果って、どこかに表れると思います。その目標をクリアしたら、次の目標を作っていってもらいたいですね。僕はプロになれましたけど、全員が全員プロになれるわけじゃない。だけど、それに向かって、しっかりとした夢と計画を持って頑張ってると、違う世界に行っても必ず役に立つと思います。ぜひ目標を持って突き進んでもらいたいですね」


Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、伊藤友里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。