NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest下重暁子 さん

下重暁子 さん

【2018年11月ご出演】

早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。アナウンサーとして活躍後、フリーとなる。
民放キャスターを経て、文筆活動に入る。エッセイ、ノンフィクションなど多岐にわたる。
公益財団法人JKA(旧・財団法人日本自転車振興会)会長等を歴任。現在、日本ペンクラブ副会長、
一般社団法人日本旅行作家協会会長。『家族という病』『極上の孤独』(以上、幻冬舎新書)、
『鋼の女──最後の瞽女・小林ハル』(集英社文庫)など著書多数。
最新刊は、「夫婦という他人」(講談社+α新書)。

下重暁子 期待は自分に

2018/11/24
今月は作家、エッセイストの下重暁子さんをお迎えしてお届けしてきました。

今年6月に最新刊「夫婦という他人」を発表された下重暁子さん。そこには
自らのプライベートでの生き様やご夫婦の関係などが、率直に語られています。
印象的な言葉が、「他人に期待したいで、自分に期待」するということです。
人に期待すると、思い通りにしてくれなかった時に、不満や失望が必ず
訪れます。それは期待された方も、期待した方にも、どちらにとっても不幸なこと。
下重暁子さんは、夫婦といえども他人。他人に期待しないで、自分に期待しましょうと
語られます。自分に期待するとは、自分自身を磨くことであり、努力を続けること。
他人に期待して、自分は何もしないのではなく、まず自分で行動を起こして、
自分で目標を見つけて進むことの大切さを早くから気づかれ、実践されて来ました。
「自分に期待する」。それは何歳にとっても大事なこと。
かつてアナウンサーだった下重暁子さんも、文章を書いて自立することを思い描き、
フリーになり、長い時間をかけてやっと最近になって、作家として自立できるように
なった思いがするそうです。

「すこし、遠回りになったかもしれないけれど、今まで語ったこと、出会った人、そして、
無駄と思ってやったことも全ては今に繋がり、今の作家としての自立を手に入れられた。
人はいくつになっても、努力を惜しまず、勉強を重ねることが大事」

下重暁子さんだからこそ語れるそんな言葉に勇気をいただいた4週間でした。
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下重暁子 女の決断

2018/11/17
今週も11月のマンスリーゲスト下重暁子さんのお話をお届けしました。

2018年6月に出版された「夫婦という他人」(講談社)は、
タイトルに「夫婦、、」とつけられているものの、友人関係、会社の人間関係、
親子関係など、すべての人間関係に対して当てはまる貴重な言葉が語られています。
今回はこの本で触れられたメッセージについてうかがい、ご自身の言葉で
語っていただきながら多くの女性リスナーに「いきいきと輝く毎日ための」
メッセージをお届けしています。

今朝はこの本でも触れられている「女の決断」について詳しく伺いました。
「決断が女性を強く美しくする!決断の勧め!」。
とても気になる言葉だと思いませんか?
下重暁子さんは先日、芸能界を引退した安室奈美恵さんについて詳しく書かれていますが、
そこに決断の美学を特に強く感じたそうです。
安室さんを若い頃から注目してきた下重さん。その最大の魅力は決断の潔さにあると語られます。
結婚、子育て、その時々に自分の考えに忠実に生き、決断を下してきた安室さん。
特に今回の引退についても、潔く自身の引き際を判断したところに
安室さんの決断の美学があったと語られます。

「女性として潔い決断をすることが美しく生きることと。」
「人の一生を左右する決断こそ、人の心を動かす。」
「女は後戻りしない!」

安室さんのことを語りながら、そこには下重暁子さん自身が下してきた決断の重さが感じられます。
「人生に大きな決断は必要不可欠であり、それが女性を成長させる」。
自分で責任を取って、重い決断をしながら前に進む。
決断するには自分で責任を取ること、勇気がまず求められますが、
そんな一歩を踏み出すことで、女性の自立が生まれ、下重さんのいう「自立」という
言葉につながっているのですね。
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下重暁子 野際陽子さんの思い出

2018/11/10
今週も下重暁子さんゲストをお迎えしてお届けしました。

幼い頃から「自立」することが何より大事と考えていた下重暁子さん。
その原体験にあるのが戦争でした。たった1日で大きく価値観が変わった
敗戦の記憶。社会の変化を幼い下重さんは敏感にとらえて、自分の価値観を
しっかり持つことの大切さを学びます。

その中で前に進むためにより大事なことと考えたのが、「自己主張」。
日本の女性は主張したり、目立つ頃をしてはいけないと教えられていた時代に
下重さんは、自立のためには自分で自分を養うことが大事。そのためには
自分の能力を伸ばして仕事を得て、経済的に自分を自立させなければと
考えたそうです。本を読んだり、文章を書いたり、そんな自己主張が
一つの形になったのが、NHKアナウンサーです。
大変な競争率の中で合格され、アナウンサーとして活躍を始めますが、
そこでご一緒したのが、同じく当時NHKアナウンサーとして活躍されていた
野際陽子さんでした

「社会人としての自分の人生を大きく導いてくれたのは野際陽子さん。
NHKの1年先輩で美しくてとてもできる人でした。そんな自分とは個性の違う
素晴らしい先輩を見て、またその仕事ぶりを見て、嫉妬もあったけど、真似ではなく
彼女と違うことをやろうと思い頑張ったことが仕事にもそのあとの人生にも
いい影響を与えてくれました。実は、野際さんも私もアナウンサーは次のステップへの
足がかりと考えて、そんな目標に向かっていっしょに頑張れたことが
そのあとの人生につながって行ったのかもしれません」

戦争体験、そして最高の出会い。下重暁子さんの人生に大きな影響を与えた
出来事とそこから得た人生の教訓や考え。「自立すること」
「自分の能力を伸ばし自己主張すること」などなど。時代は違っても、
今の時代を生きる私たちにも大事なメッセージとして、忘れてはいけないこととして
心に響きます。
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下重暁子 「夫婦という他人」を語る

2018/11/03
今月は作家、エッセイストの下重暁子さんをお迎えしてお届けします。
2015年に発表された、「家族という病」がベストセラーとなった下重暁子さん。
最近は「極上の孤独」などとインパクトのある書籍を次々に発表されていますが、
今回は6月に講談社+α新書より、「夫婦という他人」を発表されました。

常識にとらわれることなく、本質を見つめる下重暁子さんは、家族や結婚や夫婦などの
日常的な関係の盲点を鋭く語られています。「夫婦という他人」も
まさしく、夫婦、身近な人間関係などが陥ってしまう落とし穴を、ご自身の体験や
結婚生活を例に指摘されています。

「お互いに違う人間だと認め合うこと、個を尊重するとこと、その原点になるのが
まさに「夫婦という他人」を意識すること。一番近い関係であるはずの夫婦という関係も、
実は「他人」であることが前提。そう考えることで、甘えの合うのではなく、
お互いを正当に認め合い、尊重することに繋がるということをメッセージされています。
そして、そこに一貫して流れるのは下重暁子さんが「個人」「個」という部分を
大事にしているということ。全体主義や組織のために盲目的に自分を犠牲にしたり
従う生き方への警鐘を鳴らされています。そのお考えのバックグラウンドにあるものの一つが、
戦争体験。昨日までの常識やルールが、敗戦という事実で全て真逆になった社会の危うさと
常識ということの不確かな部分を、自ら体験されているから多くの方が
共感されるのではないでしょうか。

「夫婦という他人」、タイトルに「夫婦、、」とつけられているものの、友人関係、
会社の人間関係、親子関係など、すべての人間関係に対して当てはまる言葉が語られています。
そして、その全てはご自身の経験を通して過去で学んだことから得られた正直な言葉です。
ご自身の言葉で語られる、「心輝く女性」になるための言葉、「生き生きとした毎日」
を送るためのメッセージは、私たちの道しるべになるはずですよ。
来週からもぜひ、お聞きください。
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