NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest常盤貴子さん

常盤貴子さん

神奈川県・横浜市出身、幼少時代は兵庫県・ 西宮市で過ごす。1991年に女優デビュー。「女優」として強烈な印象を刻んだのは、1993年の夏に放送された「悪魔のKISS」。この時の存在感と演技への気迫を買われ、本格的女優への道がスタート。代表主演作には「愛していると言ってくれ」、そして2000年1月から放送され記録的な視聴率を樹立した「ビューティフルライフ」などがある。3月23日公開の映画「こどもしょくどう」に出演中。

常盤貴子流 大人の佇まい

2019/04/20
女優・常盤貴子さんは、多くの女性から憧れられる女性の1人。
「第30回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の40代部門に選ばれてもいます。
20代、30代、40代と変わらぬ魅力で常に輝き続ける女性としての心がけ、
また彼女が思う理想の女性像とは?

現在、常盤さんが憧れを抱いている女性を伺うと。

「ブラジル人歌手マリア・ベッターニアが大好きで、この方のような女性になりたいと思っています。実際に見たライブでは盛り上がることもなくベッターニアが好きな人は歌声と雰囲気に酔いしれる大人な時間が流れていたんです。それなりにお年を召されていて、いろんなところに座ったり、無理をせずに良くも悪くも歳相応のライブをする姿が美しいと思いました。そういった女性になりたいですね」

常盤さんが憧れている女性は
72歳のブラジル人歌手・マリア・ベターニアさん。
自然体でいるということを強調されていました。
では、常盤さんはご自身が演じた女性に憧れを抱くことはあるのでしょうか。

「ドラマ グッドワイフで演じた蓮見杏子という役も、私にとっては大切な役ですし、理想の存在ですね。元々、アメリカ版を見ていたので大人っぽい役に作ろうと思っていたのですが、監督から、こどもたちといるときはこどもたちといるお母さんの顔、他の弁護士と対峙ときには同僚感、夫とは夫との顔、それぞれの顔、全部違って良いという演出をしてくださったので、人間って一面性だけではないな。その多面性があった面白いな。そういう体験をさせてもらった蓮見杏子が、より生っぽく、より楽しくしれくれたのかもしれません」

常盤さんはたくさんの女性にとって憧れの存在です。
では…20代の常盤さんが今の常盤さんを見たら、どんな感想を抱くのでしょうか。

「力が抜けているなと。昔は出来ないことを恥じていていまました。とりあえずやってみますだったのが、今は出来ませんと言えるようなりました。

20代のころより「自然体」であり、「余裕」すらうかがえる現在の常盤さん。
そんな常盤さんの素顔の部分が垣間見られるのがインスタグラムです。

「インスタで普段の自分をお見せするのは不思議な感覚。興味を持って下さる方がいるのであればいいのかと思いました。一番気を付けたいのは、歳相応の服を着たい、それは和服。和服は隠す文化で、隠すことで美しく見えるという考え方もあっていいと思います」


素敵なお話を聞かせてくださった常盤貴子さんが
出演されている映画「こどもしょくどう」は、
ヒューマントラストシネマ有楽町で公開中です。
ぜひ劇場でごらんください。
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自分の中にいくつもの引き出しを作ること

2019/04/13
キャリアアップ、転職の英断、
プライベートでは結婚、出産など
ターニングポイントは人それぞれです。
いざというときのために、一人の人間として
様々なスキルを身につけておきたいですよね。
今週も、女優・常盤貴子さん役作りから、
輝く女性になるためのヒントを伺いました。

常盤さんはドラマ、映画はもちろん、
数多くの舞台にも出演されています。
その中で役作りにおけるポイントがあるそうです。

「役作りで迷うことが毎回楽しいんです。自分の頭の中で妄想するときが至福の時。悩むことすら楽しい時間。歴史上の人物だと文献などでリサーチのし甲斐がありますね。地方の所縁の地を訪れたり、まつわる場所に行くことによってどんな本よりも早く空気を感じられ、役をつかむ手掛かりになるんです」

誰よりも詳しくなり、その役のために誰よりも感覚を研ぎ澄ます。
…では、先日まで放送されていた話題のドラマ
「グッドワイフ」の場合については?

「もともと裁判を傍聴することが非常に多く、割と時間があれば行きたいと思っているんです。知り合いにパラリーガルの方がいて、昔からいつか弁護士の役が来たら先生方を紹介してくれると言って頂いていたんです。そして、お願いしたら女性2人、男性1人とそのパラリーガル方で食事をさせて頂いて、事務所、女性の弁護士のカバンの中など見せていただいたことが役作りに大きなプラスとなるんです」

常盤さんはこうした役作りの中で、たくさんのリサーチをして
自分の引き出しをいっぱい作ることが大切だとも言います。

「知っていて捨てることは簡単、知らないと想像でしかなく、とりあえず詰め込んで捨てていく作業だと思っています。自分の好きな事をリサーチして掘り下げることはなかなか面白いことですよ」

今回、輝く女性のためのヒントをくださった常盤貴子さん。
出演されている映画「こどもしょくどう」は、
ヒューマントラストシネマ有楽町で公開中です。
ぜひ劇場でご覧ください。
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女優・常盤貴子 考え方の変遷

2019/04/06
1991 年に女優デビューして以来、次々に主役、ヒロインとして活躍され
代表主演作には「愛していると言ってくれ」、
そして記録的な視聴率を樹立した「ビューティフルライフ」などがあります。
これまで数々の役柄を演じてこられた常盤貴子さん。
どんな場所、どんな時代でも輝ける女性で居られるために
常盤貴子さんの世代ごとの考え方から、
輝く女性になるためのヒントを探ります。

常盤さんの20代だったころの考え方は「とにかく吸収」

「20 代は駆け抜けた感じで、スポンジのように吸収していった時期でした。たくさんの素敵な大人を見ることが出来きたことも財産です。中でも野際陽子さんは、現場が押しても、イライラする様なことをしない。様々な人が関わり、それぞれのペースで動いているからこそ起こりうる“事”を自分で理解していれば、そのことで腹を立てることもない、という事を野際陽子さんのスタンスから学びました」

そんな、吸収の20代を過ごされた常盤さん、
30代の考え方のキーワードは「動じない」。

「野際さんのスタンスを実行しました。周りがイライラしているのに自分はふわっとしている。空気に飲まれない、そこはあえて自分のペースを守る、その精神力を養わなければいけない。これは本当に大変なことでした。自分の気持ちを落ち着かせるために、いいことがあるんじゃないか?と思うようにしていました、景色は重要、風を感じたり、太陽の光を浴びたり、自然のものに助けられることが多いです」

では現在の常盤さんの考え方のキーワードは「欠けている美学」

「欠けている美学に惹かれています。金継ぎとか好きで、欠けた事で終わりではなく、欠けた先に歴史が始まる。最初に作られた物だけが完璧なのではなくて、何か足された物があっても私の中では完璧と考えるようになりました」

そんな常盤さんがずっと変わらずに持ち続けているポリシーとは?

「感覚派なので、自分のいいと思った事をとにかく信じてやっていこうと思っています。作品選びから、自分が面白いと思えば予算が多い、少ない関係なく何でもやりたいと思っています」

最後に50代になった時の常盤さん、どんな理想を描いているのでしょうか?

「 “いじわるばあさん”みたいになりたい、仕事でフランス人とか沢山接してきて、エスプリが効いていて意地悪目線がいっぱいある。皮肉を言う文化が面白いと思っている。皮肉は、知識を付けないといけないという目標にもなるし、自分にも返ってくるからピリッとしていないといけないと思います。かわいいおばあちゃんだけは、つまらないなと思います」。



常盤貴子さんが出演されている映画「こどもしょくどう」。
ヒューマントラストシネマ有楽町で公開中です。
ぜひ劇場でごらんください。
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1人前の女性になるためには自分の足で

2019/03/30
まもなく新年度。
はじまりの季節に新しい環境に変わる方、新しい挑戦をする方、
たくさんいらっしゃると思います。
人によってそのシチュエーションは様々ですが、
時には人のやさしさに助けられ、時には自分で壁を乗り越える。
あらゆる変化に対応しなければならない時があるはずです。

今週からは女優・常盤貴子さんをお迎えして、
ターニングポイントとなった監督との出会い、作品などのエピソードを通して、
環境への対応力、自ら切り開く強さについて伺っています。


セルフプロデュースが必要不可欠な女優という職に就く人物は、
作品ごとに変わる環境への対応力や
類まれなコミュニケーション能力の持ち主です。
常盤さんのその能力を引き出したのは恩師・大林宣彦監督の教え
「現場にはマネージャーさんと一緒ではなく1人で来ること」。

常盤さんは人を介さず自分でスタッフさんたちとコミュニケーションすることでこんな発見があったと語っています。

「自分自身をさらけ出すことになるじゃないですか。言葉のチョイスも全て伝わってしまう。だから自分がどういう人間かということも伝わるし、だからこそ、相手に私の本質をちゃんと受け取ってもらえることができるんですよね。自分自身を見てもらう方が、気が楽なんです」

そして映画「こどもしょくどう」に出演中の常盤さん。
リスナーのみなさんには、
どんな視点でご覧になってもらいたいですか?
という質問に対して

「先進国の中では突出して貧困状態にある子どもが多い現代の日本。6人に1人の子どもが貧困状態にあるんです。その事実を知ってほしい。この事実を知った上で、実際、そのような状況を目の当たりにしたら立ち止まっちゃうかもしれない、でも迷惑かもしれないけど、“とりあえず行っておこう”“心配してもしょうがない踏み込む勇気も必要”ですね」

こどもだけではなく、困っている人がいたら
常盤さんの言う
「とりあえず行っておこう!」
その踏み込む勇気が様々なことを解決に導いてくれるかもしれませんね。

常盤貴子さんがご出演されている
映画「こどもしょくどう」は、
東京・岩波ホールを皮切りに全国で順次ロードショー。
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