今月ご乗船いただいているのは、来月で開業125周年を迎える、日本を代表するラグジュアリー・ホテル 帝国ホテルの代表取締役会長・小林哲也さんです。

小林さんは海外への視察なども含め、旅のご経験は豊富でいらっしゃいます。

今週の旅先は、「アメリカ・ナッシュビル」です。


ー コニー・スミスの「Once A Day」を聴くと、50年前が思い出されるんです ー



干場「小林さんは、カントリーミュージックがお好きなんですか?」

小林「そうなんです。私はアメリカ出張が多かったんですけど、カントリーミュージックが好きということを社員が知っているんですよ。だから、ナッシュビルの予定を組むと”小林は遊びに行った”と思われるので(笑)。
ずっと我慢して、”エブリデー・サンデー”毎日が日曜日になったら行こうと思っていたんです。ですが、2010年に思わぬチャンスが訪れたんです」

干場「そのチャンスとは何ですか?」

小林「日米南東部会という経済会議が、ナッシュビルで行われるということで、『行かなくちゃ』となったわけですよ(笑)。ただ、行くからには30分のパネルディスカッションで、話さないといけないんですよ。それで、『じゃあ、話します』ということで行きました」

干場「ナッシュビルは行ってみてどうでしたか?」

小林「毎晩、エンターテイメントは全部カントリーミュージックなんですよ。最後の晩、ディナーの時に出てきた女性歌手がいたんです。それはコニー・スミスという、私が高校時代に聴いていた歌手だったんですよ。あれは、嬉しかったですね」

干場「背筋が震えますね(笑)」

小林「コニー・スミスの『Once A Day』という曲を聴くと、高校時代、50年前が思い出されるんですよ(笑)」

干場「ナッシュビルで一番印象に残っている場面ってありますか?」

小林「とにかく、街がすべてカントリーなんです。ライブハウスが軒を並べていて、日本のライブハウスは、入って一番奥にバンドがいるわけですよね。しかしナッシュビルは、お店に入ると、入り口のすぐ側にステージがあるんですよ」

干場「それはどういうことなんですか?」

小林「どのくらいの力量のバンドか、歌手かっていうのが分かるようになっているんです。だから、選ぶのが早いんですよ。その時は3泊4日で、あまり滞在時間がなかったので、ゆっくり観られなかったんですよね。だから、また時間を作って、”エブリデー・サンデー”の時に行こうと思います(笑)」


「世界にはどれくらいの豪華客船があるのでしょうか?また、船の中に郵便局はあるのでしょうか?」

保木「豪華客船というくくりがどこまでかというのは、はっきりしないんですけど。船は3つくらいのクラスに分けられていて、全部ひっくるめて客船というくくりにすると、世界には約400隻くらいあります。そのうち、日本から予約できる客船は、200隻くらいあると思います。
有名な船もあれば、リバークルーズのようなものや、ヨットクルーズみたいなものもあるんですよ。

船に郵便屋さんは来ないので、郵便局はないんですけど、フロントで絵葉書を書いて、切手を貼って送ることもできます。
もし、郵便を船に乗っている方に出す場合も、港宛に出すと郵便物は届けることができるんですよ」