今月は、4週にわたって、銀座三越で行われた公開収録の模様をお届けします。

ゲストにお迎えしたのは、デビュー30周年を迎えられた、アーティストの石井竜也さんです。

第1回目の旅先は、「イタリア・フィレンツェ」です。


ー それは食べるというより、拷問じゃないかって(笑) ー



干場「石井竜也さんは、いろんな所に行かれていますよね?」

石井「僕は『浪漫飛行』のイメージが強いので、旅好きとか、いろいろな所に行ってるイメージがあるみたいですね。確かに行ってるは行ってるんですけどね。イタリアとか…」

干場「イタリアは、どこに行かれるんですか?」

石井「だいたいフィレンツェが多いんですよ。アーティスティックな所というか、街が京都っぽいんですよね。1個1個が近いんですよ、あまり道幅も広くないので、歩いてぶらぶらできる。そこらじゅうに、とんでもない人達の家があったりするんですよね」

干場「僕もイタリアには行ってるんですけど、フィレンツェはいいですよね」

石井「食べ物も美味しいですしね。イタリアに行くと、パスタが美味しいんですよ。トスカーナ地方に行くと、そこらへんにある、おじいちゃんとおばあちゃんが2人でやってる小さいレストラン、そういう所は本当に美味しい。手打ちパスタで、日本のうどんみたいなもんですよね。これは美味しいですね〜」

干場「名もないレストランじゃなくても、美味しいんですよね」

石井「イタリア料理って、日本人の口に合いますしね」

干場「他に行かれた場所はどこですか?」

石井「僕はポンペイに行ったんですよ。あそこに行くと、おじいちゃんのガイドがつくんです。見るものすべてが面白いので、僕は見たいとなると、けっこう時間をかける方なんですよ。ところが、そのおじいちゃんは次から次へと行かせたいわけですよ(笑)。最後は僕の肩を引っ張って、『こっちだ!』と言って、奴隷のように引きずり回されて(笑)。要するに、いろんなところを見る決まりがあるんでしょうね」

干場「そういうことなんですね(笑)」

石井「それで、子供達が10人くらいついてくるんですよね。”そんなに東洋人が珍しいのかな〜”とか思いながら、”なんだろう?”と思っていると…、観終わって、おじいちゃんにガイド料を渡すんですよね。すると、次に子供がくるんですよ。おじいちゃんが、『俺の助手なんで』って(笑)。10人にお金を渡して」

干場「全員にですか(笑)」

石井「ポンペイは行きたい場所だったんですよね」

干場「約2000年前、ヴェスヴィオ火山が噴火して、街が全部なくなっちゃったんですよね」

石井「雰囲気的には、桜島に似ていますよ。ポンペイの中で一番びっくりしたのは、ポンペイの人っていうのは、食文化がものすごい発達してるんですよ。あのへんはオリーブなど、いろんな新鮮なものがとれた場所なんですよね。お肉も美味しいし、裕福な家庭は、次から次へと30品目くらい出るらしいんですよ。全部食べられないから、一回ずつ、お腹いっぱいになったらその場で吐くんですって」

干場「ええ〜!」

石井「だから、床が全部斜めになっているんですよ。そこまでして食べていたんですって。それは食べるというより、拷問じゃないかって(笑)」


「船上の変わった趣向のパーティやイベント」

保木「パーティやイベントって、すごく華やかなイメージがありますよね。プラス、欧米の方達って特別な日を楽しむのが上手なんですね。先日のハロウィンなんかも、スタッフの方達が仮装して歩くし、参加したお客様は、しょうがないからバスローブを着て出たり、めちゃくちゃになっちゃうんですね(笑)。

12月31日、ニューイヤーズイブは大パーティーになっちゃうんですよ。ニューヨークの、マンハッタンあたりのパーティーを、ニュースなどでご覧になったことありますよね?あの感じが船の中になっちゃうんですよ。船って移動してるじゃないですか。その場所の、12月31日の24時を楽しむ、という感じで。それはそれで、不思議な感じですね。

風船だらけだったり、ダンスパーティーがあったり。また、ノリがいいんですよね。知らない人同士で肩組んだり、それが船の上の楽しみですね」