今月ご乗船いただいているのは、「週刊プレイボーイ」や「プレイボーイ」の編集長を経て、作家としてご活躍の島地勝彦さんです。

週末には、東京の伊勢丹 メンズ館8階にある「サロン・ド・シマジ」で、バーマンとして、カウンターに立たれています。

第2回目の旅先は、「マルタ島」です。


ー やはり絵は本物を観ないとね ー



干場「2015年は、日本とマルタ共和国が国交を樹立してから50周年という、メモリアルイヤーでもあります。島地さんがマルタに行かれたのはいつ頃ですか?」

島地「3年くらい前ですね。カラヴァッジオという絵描きがいるんですけど。ルネッサンスの後に生まれる大天才で、この最後の大きい絵を、ジョヴァンニ大聖堂という教会があって、その教会に飾っているんですよ。素晴らしいことに、その天才の生涯最後の絵なんですよ。
「洗礼者聖ヨハネの斬首」という、首を持っている絵なんですよ。残酷な絵なんですけど、美しいんです」

干場「実は、1ヶ月くらい前にマルタ島に行ってきたんですけど、その絵は見れなかったんですよ」

島地「マルタ島はこじんまりしていて、小さな島。やはり絵は本物を観ないとね。絵描きのオーラというか…、そういうものが感じられないじゃないですか」

干場「マルタ島では、どんな風に過ごされていたんですか?」

島地「あの島は砂浜がないんですよ。断崖絶壁で、だからオスマントルコに攻められても勝ったんでしょうね。島自体が一種の要塞になっていて。歩いて行くと絶壁ですから。下が深い海で、海水の温度は温かいですね。それでいて澄み切ってる。日本の海では味わえないですね」

干場「先生は向こうに行ったら、ずっと英語ですか?」

島地「いや、僕は日本語ですよ(笑)。一人で行ったことないんですよ。マルタもそうですが、ボローニャという野外オペラで有名な、ながたけ先生というオペラを大学で教えてる先生と親しくなって、奥さんがイタリア人だから、ずっとイタリア後で話してるんですよ。その人が通訳で行くから安心でしょ。タイトに教わるっていうのは、重要なことですね」

干場「なるほど〜(笑)」

島地「一人旅って、あんまり学べないね。僕は一人旅したことない。僕は言葉が通じないと無理だから。しかも、一緒に旅行して、飽きなくて、こっちが勉強するような人と行くことですよ」


「クルーズならではのお土産といえば?」

保木「船の中には、いわゆるロゴグッズってあるじゃないですか。あれは船の中でしか買えないんですよね。トランプから、ちょっとしたコップ、バッグ、Tシャツ、帽子……。私もTシャツを買ったりしますね。

たくさんの人数の方へのお土産であれば、船の形をしたチョコレートを売ってる船もあります。こないだ乗った船は、25周年の特別なロゴが入ったTシャツが売っていましたね。なので、やっぱり船の中でしか買えないものがいいと思います。

私はスーツケースを開かないようにする、ベルトがあるじゃないですか。最近新しくしたんですけど、あれはクリスタルクルーズでしか買えないものなんですよ。Tシャツなんかは、ジムに行く時とかに着てますよ(笑)」