今月ご乗船いただいているのは、シンガーソングライターの尾崎裕哉さんです。
第4回目の旅先は、「アメリカ・ボストン」についてお話を伺いました。
ー ”こんなかっこいい音楽があるんだ!絶対にギターを弾いてやる!”と思って始めたんですよ ー

尾崎さんのお気に入りの場所はどこですか?」
尾崎「僕が住んでいたのがケンブリッジという、MITがあるところの近くで…そこに、ケンブリッジ・サイド・ギャラリアモールっていうのがあるんですよ。僕、ショッピングモール好きなんですよ(笑)」
干場「意外ですね(笑)」
尾崎「そのきっかけになったのが、ケンブリッジ・サイド・ギャラリアモールというところで。暇があればそこに遊びに行ってたんですよ」
干場「ショッピングモール好きになったのはなぜですか?」
尾崎「何でも揃っているあの空間が、たまらなく心を揺さぶられるというか…楽しくなっちゃうんですよ。
食事もできるし、スポーツ用品も、服も、靴も買える…で、ゲームも買えるんですよ。何でも揃っているんですよ」
干場「そうですね」
尾崎「”同じところでまとまっちゃっていいの?”みたいな、それがたまらないんですよね。
日本でも、モールとかアウトレットが大好きでしょっちゅう行っちゃいます」
干場「その発端となったのが、ギャラリーアモールなんですね」
尾崎「あと、僕がバークリーという音楽大学のサマープログラムに参加していたことがあって。
その時に住んでいたのが、コモンウェルスアベニューというところの寮だったんですけど、ひとつ挟んだところにニューベリーストリートっていうショッピングストリートがあって、ファッションのお店とかカフェとか並んでいるんですよ」
干場「はい」
尾崎「そこを通ってから学校に行くっていう」
干場「それ、寄り道しちゃう場所じゃないですか(笑)」
尾崎「寄り道しちゃって、『Urban Outfitters』というセレクトショップがあって」
干場「ありますね」
尾崎「いろんな面白いおもちゃとかTシャツが売ってるので、よく寄ってましたね」

尾崎「ありますね。それこそカート・コバーンのニットの感じとかすごい好きなんですけど。
向こうの人見てると、Tシャツにそのままダウンを着るっていうのが、けっこうかっこいいんですよね」
干場「彼らは音楽をやりつつも、ファッションにこだわってないように見せますもんね」
尾崎「ただのTシャツ着ててもカッコよく見えちゃう、あれはずるいですよね(笑)」
干場「当時から楽器や歌はやっていたんですか?」
尾崎「14歳の時にギターを始めたんですけど。寮に住んでいて、隣の部屋の友達が、『ギターを始めようよ!』って言ってくれたんですよ。憧れはあったけど、きっかけがなかったんですよ。
それで彼から渡されたのが、AC/DCというロックバンドの『Back In Black』というアルバムと、タブ譜だったんですよね。
”こんなかっこいい音楽があるんだ!絶対にギターを弾いてやる!”と思って始めたんですよ」
干場「最初はエレキからだったんですか?」
尾崎「と思いきや、持っているのがアコースティックギターだけだったので、アコースティックギターでエレキの真似をするっていうのにハマってました。それが、かっこいいと思っていたんですよ(笑)」

保木「船って限られた空間の中で、不思議な世界なんですけど。
大きな船1000人乗りだと、ラグジュアリー船で700人くらいの人が働いているんですけど。
皆さんが目にするスタッフの人たちよりも、船底で日々働いている方は多いんですよ。
実は船底の方で、クリーニング屋さん、お花屋さん、水道屋さん……大工さんもいますね。
もちろん、キッチンにはシェフもいますし、ダンサーもいますし、お医者様も、看護婦さんも乗っていますから。
船の中にもテレビ局のようなところがあるんですよ。船内のテレビの番組を撮っているんですよ。
翌日寄港する港の情報を流したり、船長さんのお話や寄港地のお話だったり…いろいろありますよね。
街が動いている感じですね」
クルーズ情報
「クルーズ内はどういった職業の方がいるのでしょうか?」
保木「船って限られた空間の中で、不思議な世界なんですけど。
大きな船1000人乗りだと、ラグジュアリー船で700人くらいの人が働いているんですけど。
皆さんが目にするスタッフの人たちよりも、船底で日々働いている方は多いんですよ。
実は船底の方で、クリーニング屋さん、お花屋さん、水道屋さん……大工さんもいますね。
もちろん、キッチンにはシェフもいますし、ダンサーもいますし、お医者様も、看護婦さんも乗っていますから。
船の中にもテレビ局のようなところがあるんですよ。船内のテレビの番組を撮っているんですよ。
翌日寄港する港の情報を流したり、船長さんのお話や寄港地のお話だったり…いろいろありますよね。
街が動いている感じですね」