今月ご乗船いただいているのは、漫画家の江川達也さんです。

第3回目の旅先は、「イタリア・フィレンツェ」についてお話を伺いました。


ー 今までにないものを作れるっていう仕事は、すっごく楽しいですよ ー



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干場「イタリアのフィレンツェ、これはいつ頃行かれたんですか?」

江川「『東京大学物語』とか描いてた頃かな」

干場「また、何でだったんですか?」

江川「集英社でも、まあまあヒットを飛ばした俺なので(笑)。旅行でも行かせてくれるぞみたいなことになって」

干場「自分のクリエイティブを、まっさらな状態から頭の中を描けるわけじゃないですか?」

江川「今までにないものを作れるっていう仕事は、すっごく楽しいですよ」

干場「毎回、最初はテーマ性みたいなものからくるんですか?」

江川「コンセプトっていうか、”これで何を伝えたいか?”みたいなところから、自分の中で伝えたいものがイメージとしてあって。
それを”漫画っていう形でどう表現したら”みたいな感じで考えて描いていくっていう」

干場「そうなんですね」

江川「その頃は吸血鬼の話を書いてて、長い歴史を生きてきた人はどう世界が見えるんだろう、みたいなね。
そうすると、イタリアとかローマ帝国は歴史があるので。フィレンツェ行った時も、ベニスとか、ローマとかね、編集者がみんな手配をして」

干場「それもお2人で行かれたんですか?」

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江川「おっさん2人の旅行だったんですけどね(笑)。イタリアに蝋で作った人体の博物館があるんですよ。
昔のフィレンツェだと、人体を解剖してたりしたけど保存はできなかったじゃないですか?」

干場「それはそうですよね」

江川「それを集めてある博物館があって。自分も骨格模型とか35万くらいで買って、家に持ってるんですよ。
骨格が理解できてないと、リアルな絵って書けないんですよ」

干場「なるほど」

江川「そういう中で、そういうところに行って蝋人形を見て、昔の人はそういうことを一生懸命研究してて。特にレオナルド・ダ・ヴィンチの時代はそれがすごい開花した時代なので。
リアリズム方向にいくわけじゃないですか、ルネッサンスで徐々に人間が自発的に考える、そして、どう現実をリアルに見ていくかっていう時代に…それの名残がフィレンツェに残っているわけですよ」

干場「ちょっと行ってみたくなりました」

江川「そういう流れでフィレンツェを見ると、やっぱりグッとくるわけですよ」

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「アマゾンクルーズはあるのでしょか?」

保木「ありますね、日本で有名なのは、アクア・エクスペディションズ。
有名で綺麗な船なんですけど。
3年前くらいに新しくできた、アナコンダという船もあるんですよ。すごい名前なんですけど、小さいブティック船ですよね。
船はいろんな選択肢があるんですよ。

例えば、アマゾン川の奥地ですね、このあたりではピンクのイルカを見るチャンスがあったり、バードウォッチングとか、日本では見られない動物、植物をお楽しみいただけると思います。寝る時とか、居心地のいい空間でアマゾンの秘境を楽しむという。
検索していただいたらすぐ出てくると思うんですけど、手配旅行会社の株式会社『ラティーノ』というところで扱っているので。こういう秘境は、専門的に扱ってらっしゃるところとお話される方がいいかもしれませんね」