今月ご乗船いただくのは、「自由であり続けるために: 20代で捨てるべき50のこと」の著者、アーティストインキュベーターの四角大輔さんです。

ニュージーランドの原生林に囲まれた湖を拠点に、世界中を移動しながら生活するクリエーターで、執筆家の四角さんにお話を伺いました。


ーライフワークとしていることを、あえて肩書きにしているんですね ー



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干場「47歳と伺ったのですが、見えないですね、若いです。
やっぱり旅をされているからですか?」

四角「好きなことをやっているっていうのは大きいと思います」

干場「アーティストインキュベーターという……肩書きと言うんですか?」

四角「謎ですよね(笑)。僕、仕事を肩書きにするのはカッコ悪いなっていう考えがあって。ライフワークとしていることを、あえて肩書きにしているんですね」

干場「ライフワーク?」

四角「森の生活者っていうのは、ニュージーランドの森に囲まれた湖のほとりで自給自足ベースの生活をしているんですね」

干場「普通の人では考えられない生活ですよね(笑)」

四角「それを森の生活と呼んでいて。
アーティストインキュベーターっていうのは、ニュージーランドでの森の生活を始める前、7年前なんですけど。
15年間レコード会社で働いてまして、後半10年はアーティストのプロデューサーをやっていたんですね。誰も知らない無名の個人をプロデュースして、ブレイクスルーさせるっていうのが何よりも僕の喜びで」

干場「ダイヤモンドの原石を発見するみたいな」

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四角「まさにそうですね」

干場「有名な方だとどなたですか?」

四角「絢香、Superfly、CHEMISTRYだったりっていうところで…音楽の仕事は完全にやめて、ニュージーランドで森の生活をスタートして、仕事の関係で日本に来てたんですけど。いろんな若い人から相談を受けるようになったんですよ」

干場「なるほど」

四角「相談にのってるうちに、だんだんデビューをしたりとか、起業家になったりとか、本を出したり……アーティストって言うと、音楽とか一部の芸術のジャンルに限られるイメージがあると思うんですけど。
僕は誰もがアーティストだと思っていて、人の才能を見付けて僕がアドバイスしたり…」

干場「開花させるっていうことですね」

四角「そうですね。それをやっていたら、僕の周りで若い子が巣立っていって、アーティストとしてブレイクスルーしていく姿を友人が見ていて。
『四角のやってることって、アーティストインキュベーションだよね』と、つまり”アーティストを孵化させる”と、その言葉いいなと思って。
これをライフワークとして今もやっていますし、一生続けていきたいと思っているので、肩書きにしちゃったという(笑)」

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「船酔いが心配なのですが、大きな船では揺れることはないのでしょうか?」

保木「船って海に浮いてるものなので、全く揺れませんというのは嘘になります。
やはり動いているし、どうしても揺れます。
ただ、揺れると申し上げても、シャンペングラスとかワイングラスとか、テーブルの上に置いてあってもガタガタ揺れてるイメージはないですよね。
今はコンピューター制御のフィンスタビライザーという装置が付いているので、ある程度の揺れは、そこでコントロールされているんですね。
”あれ?もう動いているのかな?”というくらいの感じです。

いつの間にか出港してたということもありますし、長さが一番大きい船で360メートル以上あるんですよ。
東京タワーを横にしても、それよりも船って大きいんですよ。18階建てとかなので、大きなビルが浮いてる感じですよね。
”揺れてるかな?あら、動いてるんだ”っていうくらいの揺れを感じることはあると思います。
どうしても気になる方は、予約の際に、低くて真ん中のお部屋を選ばれるのがいいのかなと思います。
船は真ん中が一番揺れない場所ですね。
初心者の方には、地中海やバルト海など、内海は揺れを感じにくいですね」