今月ご乗船いただいているのは、片岡鶴太郎さんです。

今週は、「長野県 伊那市の旅」について伺いました。


ー 一見無造作なようだけど、そこにはきちっと整理された美があって ー



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干場「伊那市はいつ頃行かれたんですか?」

片岡「ご縁をいただいて7、8年になりますかね。なぜ伊那市に行く事になったかと言いますと…ある月刊誌のコラムを持っていまして、そこで表紙の写真を都内のホテルで撮っていて、ライブラリーみたいな場所があったんですよ。
『鶴さん、本をとってパッと開いてカメラ目線いただけます?』と言われて」

干場「はい」

片岡「パッと見たら、『野の花を生ける』っていうのがあって、僕は花とかが好きで見てみたら、その生花があまりにも素敵で食い入って見ちゃったんですよ。見ていたら、お花の先生の本だったんですね。
花もいいし、器もいいし、『このしつらえは、この歌人の家だと思うよ』と言って、パッと見たら長野県伊那市と書いてあるので。
『この方に連絡して、滞在しない?』って言ったら、『いいですね』となって。問い合わせてみたら、やっぱりこの方のご実家が伊那で、おうちで花を育てて、そこで自分の花で生けてるとわかったので、それで伊那に行くわけですね」

干場「そうなんですね」

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片岡「ご縁がつながって、毎年のように唐木さちさんというお花の先生なんですけど。そこへ行って、歌人ですから私の作品に花を生けて頂いたり。先生のお花の展覧会に私の絵がかかったり、そうやってコラボレーションしたんですね」

干場「いいですね、お花と絵と」

片岡「この方のお花って、神経質な花じゃなくて。自然のあるままの優しい状態で、一見無造作なようだけど、そこにはきちっと整理された美があって。その花に一目惚れしちゃったんですよね」

干場「片岡鶴太郎さんの人生において、旅とはどんなインスピレーションを与えてくれるものなのでしょうか?」

片岡「日常とは違うところへ行くわけじゃないですか?ですから、そこで化学反応ですよね。
自分がどう変わるのか、自分自身も楽しみだし、自分自身も発見があるし、”自分ってこんなに変わるんだ”っていう、新たな自分との出会いもあるんですよね」

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クルーズコンシェルジュの保木久美子さんは、ご本人の都合により暫くの間お休みをいただくことになりました。
10月から「おトクに楽しむ豪華客船の旅 クルーズはじめました」という本も出版されている、くぼこまきさんに代打をつとめていただきます。
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