今月ご乗船いただいているのは、元プロボクサーの山中慎介さんです。

2006年にプロデビューした山中さん􏰄、“神􏰃の左”と呼ば􏰅れた強烈な左ストレートで知られ、第29代 WBC世界バンタム級チャンピオン。
そして、第65代 日本バンタム級王座に輝きました。
日本歴代2位 12度􏰃防衛を重􏰆ねた歴史に残るボクサーです。
昨年3月に、惜しまれながら引退されました。

そんな山中慎介さんに、旅の􏰃お話を伺いました。


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干場「この船に乗っていただいたゲストのみなさんには、『ご自身の旅のお話』をしていただいているのですが、今日が最終乗船日ということで、どちらへ行かれたお話を聞かせていただけますか?」

山中「大阪に行った時の思い出を話したいと思います」

干場「山中さんにとって大阪ってどんな町なんですか?」

山中「旅行というよりも、試合で現役時代4度行かせてもらいました。その思い出は非常に残っていまして、初めて大阪で試合をしたのは日本チャンピオンに挑戦する時だったんですけど。
2010年の6月、チャンピオンが大阪の選手だったので、チャンピオンの地元で、ということで初めて大阪で試合をしましたね」

干場「やはり、試合した場所っていうのは思い出に残っていますか?」

山中「そうですね。特に大阪で日本チャンピオンになった試合もそうですし、世界チャンピオンとして防衛戦で3度戦っています。
ひとつは大阪城ホール、ふたつが大阪府立体育館ですね。6度目の防衛戦の大阪城ホールは1万人くらい入る会場でして、本当に大きい会場でメインイベントをさせてもらえて、たくさんのお客さんの前で勝利できたのですごく幸せでしたね」

干場「すごい喜びなんでしょうね」

山中「そうですね。僕が中学生の時に憧れていた辰吉丈一郎さん。中学3年生の時に見た世界王座に返り咲いた試合っていうのが、大阪城ホールだったんですよ。
同じ場所で試合をさせてもらって、同じWBCのバンタム級のベルトだったので」

干場「それはひとしおですね」

山中「思い出に残っている場所ですね」

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干場「大阪に行ったら必ず行くお店とかってあるんですか?」

山中「実は大阪ではそんなに食べに行ったっていう経験はないんですよ。
試合前はもちろん、自分の食事のメニューっていうのは決まっているので。軽量の後に昼にパスタを食べて、夜にうなぎを食べるっていうのは常に決めているんです」

干場「決めているっていうのは、勝負飯っていうことですか?」

山中「勝負飯ですね。試合終わった後に、4試合大阪で戦ってるんですけど。その後の食事っていのが必ずラーメンを食べると決めているんですよ。
ラーメンは元々大好きで、試合の一か月前からラーメンは完全に禁止してるんですよ」

干場「なぜですか?」

山中「ラーメンって一番太りやすい食べ物かなと思っていたんですよ。プロデビューして最初の頃って、あまり減量がなかったんですね。
試合が近くなっても、“試合が近いな”っていう感じがなかったので、自分の好きなものを制限しようと思って。そうしたら精神的にも強くなるかなと思ったんです」

干場「あえて大好きなラーメンを?」

山中「そう考えたのがラーメンでしたね。それを一か月前からやめることによって、精神的にも強くなるかなと思いやめました。
ということもあって、一番最初に食べるのはラーメンとローソンのからあげクンのレッドですね、昔から大好きなので(笑)。
試合終わって食べたいと思って食べるんですけど、すっきりとした試合であれば美味しく食べれるんですけど。その試合の出来によって味が変わってくるんですよね。やっぱり、そういう気持ちって大事ですよね」

干場「最後の質問をさせていただきたいと思います。山中さんの人生において、旅とはどんなインスピレーションを与えてくれるものなんでしょうか?

山中「旅とは発見だと思います。国内でもそうですし、海外でもそうですし、初めての場所に行くわけじゃないですか?
であれば、初めての景色もそうですし、食べ物もそうですし、いろいろな発見があるんですね。東京に住んでいて、発想が浮かばないようなことも旅の中で発見できたことが、けっこうあったんですよ。ということも含めて、発見だらけだなっていうのは思いますね」

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「クルーズ情報」

くぼこまき:あの有名なホテルブランドでありますリッツ・カールトンが、「ザ・リッツカールトン・ヨットコレクション」というクルーズラインをスタートさせます。
想像がつきにくいぐらいの感じなんですけれども、リッツ・カールトンの名にふさわしく、ホテル同様ラグジュアリー仕様の小型船になっております。

全客室がテラス付のスイート、航路はカリブ海、地中海中心で、クルーズで行くのには最適の素晴らしい寄港地を巡る予定になっています。
ただでさえラグジュアリーなこの船なんですけれども、最も豪華なオーナーズスイートという部屋がありまして、こちらなんですけれども部屋がなんと102平米、日本的に換算しますと畳60枚分、あまり見る機会がないですよね(笑)。
さらにテラスだけで55平米、プライベートプールがついているんです。

もちろんレストランも豪華で、ミシュランの三ツ星シェフが手がけるレストランも入っています。
この船の就航が2020年の2月5日ですね、もうちょっと先なのですがご予約はスタートしているんですよ。