今月ご乗船いただくのは、 雑誌『GOETHE』の編集長、舘野 晴彦さんです。

館野さんは、雑誌のお仕事だけでなく、書籍でも数多くのベストセラーを手がけていらっしゃいます。
また、テレビのコメンテーターとしてご活躍されています。

編集者として、取材旅行をすることも多いという舘野さん、今月は敏腕編集者の旅の流儀、そして、旅のエピソードをおうかがいしていきます。

ー 向こうで出会う一人一人が、貧しいんだけど気高いんですよ ー


干場「編集者としても、お忙しい館野さんですが、世界各国、色々行かれていますよね?」

館野「干場さんもご存知の通り「GOETHE」という雑誌を始めて、ちょうど今出ているので100号になるんですよ。それ以前から、もともとは書籍の編集者なので、今も「GOETHE」をやりながら出しているんですよ」

干場「今日は、キューバに行った時のお話をうかがいたいと思いますが、キューバにはお仕事で行かれたんですか?」

館野「日本テレビのドキュメンタリー番組がありまして、中山美穂さんが作家の村上龍さんの案内で、キューバを旅をするという内容です。音楽や現地のダンスに触れて、最終的には中山美穂さんが向こうのミュージシャンをバックに歌を披露する、それを追いかける番組だったんです」

干場「それ、僕も見ましたね。キューバはどういう印象でしたか?」

館野「力強いというか、お日様が殴りつける様に暑い、痛いくらいな感じですね。対アメリカというところで、色々な事がありますよね。アメリカの文化を取り入れながらも、政治的なものはノーと言ったり。向こうで出会う一人一人が、貧しいんだけど気高いんですよ。お日様と人がすごく印象的でした」

干場「ラテンなノリはあるわけですよね?」

館野「僕がすごく印象的だったのは、村上龍さんに教わった事なんですが、龍さんは定期的に向こうに行かれていて、向こうのミュージシャンを支援したり、ライフワークのように活動をされているんですよ。キューバは、ラテンの軽いノリでイージーにやってるわけじゃなく、クラシックをベースに教育を受けていて、ものすごい緻密な音楽なんですね。逆に言うと、技術が高過ぎて何をやっていいか困るくらいなんです。一見、ラテン乗りの緩くて、楽しい感じがするけど、もっともっと緻密なものだと教わったんですね。実際に演奏を拝見するとすごかったです」


「オーロラや夜景が楽しめるクルーズはあるのでしょうか?」

オーロラを観に行くには、船で行くと大変便利なんです。
北極圏のオーロラの場合、シーズンは9月〜11月がオーロラが出やすいと言われています。

ノルウェーの街・オスロ、そこから世界遺産のベルゲンという港町に行くと、ノルウェー沿岸急行船という船が出ています。
この船は客船として、オーロラを見るクルーズを行っているんです。
街の近くとなると、どうしても街の光が影響してしまいますが、
船の場合は360度真っ暗なので、オーロラの見え方が格段に違うそうなんです。

オーロラが見れるまでは船の中で待つ事も出来ますし、お天気が悪くても移動が簡単です。
オーロラが出てる場所まで移動をしてくれますし、夜中寝ている時間以外はアナウンスもしてくれます。

オーロラを見ながら、優雅にシャンペンを飲むことも出来ちゃうんです。
フィヨルドの景色も素晴らしく、陸からの明かりに遮られず存分に楽しむことが出来ますよ。
オーロラを見に行くなら、ベルゲンから乗られるのがオススメです。