今月ご乗船いただくのは、モデル、そして女優としてご活躍の久保京子さんです。

19歳からモデルとして第一線で輝く久保さんですが、お仕事も含め、本当にさまざまな旅の経験をお持ちです。

本日は、モロッコとベトナムのお話を中心におうかがいしていきます。


ー 私にとって旅はビタミン剤、栄養素みたいなところがありますね ー



干場「久保さんが自費出版で制作された、写真集 『Conplicite 』。こちらは、オール海外ロケだったんですよね。今日は、モロッコのお話をうかがいたいと思います。アフリカになるんですか?」

久保「そうですね。アフリカの中で一番地中海寄りで、船で渡ればヨーロッパという場所です。それこそ、地中海を渡って入った途端に、土の色だとか光の色だとか、文化がグワっと混ざっているんだけど、土着的な暮らしが中に入れば入るほど出て来る。取り留めもなく先に行きたくなるんです」

干場「久保さんは東京やニューヨーク、パリなど、洗練された場所にいるイメージが強いんですけど、モロッコに2回行くほど、土着的な文化にも溶け込めちゃうんですか?」

久保「ものすごく心地いいんですよね。旅人なので、ちょこっとだけお邪魔するという形なんですけど、写真集を見てもらってもわかると思いますが、意外と溶け込んでるんじゃないかと思います(笑)」

干場「溶け込んでるし、めちゃめちゃカッコいいですよ。そこに絵になっていますよね」

久保「人と会って、一緒に写真を撮ろうよという所からこの写真集が始まるんですけど、モロッコの言葉が喋れるわけでもないんだけど、色々な人と写真を撮りました。最初は地中海沿いのカサブランカのあたりを車でまわって、結局日数が足りずに日本に戻って仕事をして、また出かけていって、マラケシュやらエッサウィラなど行きたい所が出て来たので色々行きましたね。10日間くらいで、それこそ国道沿いに素敵な所があれば、撮影出来る準備をして朝出かけるみたいな」

干場「写真集を見てても、ファッションもすごい素敵じゃないですか。これは久保さんの持ち物ですか?」

久保「そうですね。この写真集の為に、イメージする女性像を自分で作っていきました」

干場「ベトナムにも足を延ばされていますが、ベトナムではどんな場所で撮影をされたんですか?」

久保「ベトナムというと、入りやすいのがホーチミンやハノイ、そこから少し田舎の方へと行ったりしました」

干場「僕もベトナムに行って驚いたのが、全員がバイク乗ってるんじゃないかというくらいの数ですよね」

久保「面白かったのがハノイで撮影をしていた時に、バイクの後ろに乗るのがベトナムのイメージで、何人も乗ってるんですよね。スクーターに家族6人が乗っていたり(笑)」

干場「日本だと絶対に捕まっちゃいますからね(笑)」

久保「それをやってみようという事で乗せていただいて、後ろに乗っかって走ってみたけど面白かったですね。ハノイで夜に撮影が終わって、ご飯を食べに行ったんですよ。広場があってそこをバイクがグルグル回っているんですよ。「この人達は、何をやっているんだろう?」と言うと、家にいると熱いからバイクで走って涼んでるらしいんですよ(笑)。すごくエネルギーがありますよね」

干場「みんな目がギラギラしてますもんね。撮影旅行にはどんなインスピレーションがあったり、人生にどんなヒントを与えてくれるものなんでしょうか?」

久保「旅に出るのは日常から非日常にスイッチしていくんです。その街の小さな生活を体感したり友達になったりした事が、すっごく宝物になっているような気がします。それが自分の日常と繋がっていくんですね。非日常に出かけるんだけど、その中もすごく小さなところを覗いて帰って来るものだから、自分の生活に置きやすいんですよね」

干場「なるほど、なるほど」

久保「輝かない毎日っていうのもあるじゃないですか。そこに小さな生活をしてる小さな子供達の笑顔だったり、おじいちゃんの優しさを思い出すと、自分も優しくなくちゃいけないなとか、子供達は元気でなくちゃいけないなとか、なにか一つポンポンと入って来る。私にとって旅はビタミン剤、栄養素みたいなところがありますね」



久保京子 「日本のいろ色展」
期日:10月22日(水)〜23日(木)
場所:ドミニク・ブシェ パリの ワビサロン(8区)
時間:13:00〜18:00
ホームページ:【Variété des COULEURS JAPONAISES 公式サイト】


「秋にオススメなクルーズは?」

保木「絶対、秋にオススメなのがニューイングランド地方、いわゆる紅葉を見るクルーズですね。
ニューヨークからモントリオールなんかオススメですね。

ニューヨークからは、だいたい夜に出航するんですけど、マンハッタンの夜景と自由の女神のすぐ側を通るんですよ。
それが、ともて綺麗なんです。

次の日はボストンに入っていって、メイン州のアーケーディアナショナルパークという所があって、
港からバスで30分ほど登っていくんですけど、紅葉が見事なんです。

クルーズというと夏のイメージですけど、枯れ葉色というかお洒落が楽しめるクルーズですね。
コースの途中に、ハリファックスという所が含まれると思うんですけど、そこはタイタニックが沈没した時の遺品が流れ着いてる小さな街なんですよ。

ニューヨークから出て、ボストンの街を楽しんで、お洋服もお洒落出来るんですよね。
例えば、1日前に入られてニューヨーク5番街あたりで買い物をしてから出航するのも良いですよ」