今月ご乗船いただくのは、ヴァイオリニストの千住真理子さんです。

千住さんは2歳の頃からヴァイオリンの英才教育を受け、日本音楽コンクールでは最年少の15歳で優勝をされています。
その後も数多くのコンクールで入賞され、これまでに海外のオーケストラやアーティストとのコラボレートも数多く実現させています

今日は、ヴァイオリンの名器「ストラディバリウス」との出会い、そして、どうやって千住真理子さんの手に渡ったのかをお伺いしていきます。


ー 本当に嬉しくて涙が流れました ー



干場「名器と言われている「ストラディバリウス」ですが、名前があるんですか?」

千住「いくつかの「ストラディバリウス」には名前がついています。状態の良い物に対して名前がついていますね。私の「ストラディバリウス」には「デュランティ」という名前が付けられています。それは何故かと言うと、この「ストラディバリウス」が作られたのが1716年なんですけど、一人目の所有者がその時代のローマ法王だったんです。法王が亡くなって「ストラディバリウス」は、側近がそのまま故郷のフランスに持って帰り、その当時フランスで栄えていた貴族のもとに隠したんですね。その貴族の名前が「デュランティ」という名前、そのデュランティ家のお城の中に200年間隠れていたんです」

干場「何でそんなのが見付かっちゃうんですか?」

千住「隠れてる時代は、「あのローマ法王が持っていたはずの「ストラディバリウス」はどこに行ったんだ?」と、大騒ぎになったんです。しかし、結局その時代では、あれは幻だったんだと「幻のストラディバリウス」と言われていたんです。ところが、デュランティ家が滅びるちょっと前に、スイスの栄えていた貴族のもとに渡って、そこで約80年間、家宝の様にされて隠されていたんです」

干場「楽器じゃないですか、箱に入れてしまいっぱなしなんですか?」

千住「ヨーロッパでは「ストラディバリウス」は水晶の様に扱われていたんです。楽器を持っていること自体にパワーがあり家を守ると、そういう風に言われて持っている人が多いんですね。そのようにして誰にも見せずに、弾かせずに持っているんです」

干場「200年間デュランティ家が持っていて、その後にスイスで80年、それだけで280年ですよ!」

千住「スイスの貴族の方が亡くなる時に、「ストラディバリウス」というのは、本来ヴァイオリニストが奏でるためのものなので、自分が亡くなった後はヴァイオリニストに渡る様にしてもらいたいと言われて、その時に4、5人のヴァイオリニストに声がかかったんです。その中の一人が私だったんです」

干場「すごい話ですね!鳥肌が立ちますね(笑)」

千住「自分でも人生、運命というのは分からないなと思いましたね」

干場「先ほどのお話からすると5人選ばれているわけですよね。その中に千住真理子さんがいらっしゃって、5人に渡ってしまう可能性もあるんですよね?」

千住「私は4番目だったんですけど、その前に決まっちゃったら私のところには来ないわけです。ヨーロッパの上層階級の方が非常にエレガントなゲームの様な感じで、一人ずつに条件が与えられてクリア出来ればその人が買えるという事だったんです。皆が同じ条件かどうかは、私にはわからないけど、1人目、2人目までは駄目だったんですね。ただ、3人目の時に決まりそうだと聞いて。それで、実は喜んだんですよ(笑)。3人目の方にはパトロンの様な人がいて、今すぐ現金で出すから安くしろと言ったそうなんですよね。そうしたら、そのスイスの方が「なんという、品のない事を言うんだ」と、そんな人には渡したくないと、日本に来る事になっちゃったんです(笑)」

干場「そして、ヴァイオリンを見て、3時間弾きっぱなしになって、どうなっちゃったんですか?」

千住「何としてでも欲しいと(笑)母も、「これは何としてもうちでもらうべきよ」と、言われて。本当に嬉しくて涙が流れました」



「お正月、素晴らしい初日の出のクルージングがあったら教えて下さい」

保木「間に合うかどうかは分からないんですけど、お正月ということなので日本船がいいかと思います。
日本船の「飛鳥II」は、12月26日に出て10日間サイパンとグアムに行くクルーズがあるんです。

初日の出と言ったら、まさしくこの番組ですよね(笑)。
遮るものは何も無い、大海原で迎えるというクルーズ。

「飛鳥II」のお正月クルーズでは、船内でカウントダウンパーティがあったり、餅つきもやるそうですよ。
書き初めにビンゴ大会、お子さんを連れていらっしゃる方も多いと思いますが、
お得な子供料金があったり、べビ-シッターが乗っていたり、キッズプログラムも用意されているそうです。

10日間で495000円ですけど、お正月の飛行機ってけっこう高いじゃないですか。
ホテル代とお食事が全部が入ってますので、料金的には高いんですけど「飛鳥II」の、
お正月を迎える船の旅もありかなと思います」

クルーズ情報

「お正月、素晴らしい初日の出のクルージングがあったら教えて下さい」

保木「間に合うかどうかは分からないんですけど、お正月ということなので日本船がいいかと思います。
日本船の「飛鳥II」は、12月26日に出て10日間サイパンとグアムに行くクルーズがあるんです。

初日の出と言ったら、まさしくこの番組ですよね(笑)。
遮るものは何も無い、大海原で迎えるというクルーズ。

「飛鳥II」のお正月クルーズでは、船内でカウントダウンパーティがあったり、餅つきもやるそうですよ。
書き初めにビンゴ大会、お子さんを連れていらっしゃる方も多いと思いますが、
お得な子供料金があったり、べビ-シッターが乗っていたり、キッズプログラムも用意されているそうです。

10日間で495000円ですけど、お正月の飛行機ってけっこう高いじゃないですか。
ホテル代とお食事が全部が入ってますので、料金的には高いんですけど「飛鳥II」の、
お正月を迎える船の旅もありかなと思います」