今月ご乗船いただいているのは写真家の宮澤 正明さんです。

宮澤さんは、女優やミュージシャンの写真集から広告、さらに海外で写真展を開催されるなど、世界的に活躍をされている日本を代表する写真家です。

最近では、伊勢神宮を題材にしたドキュメンタリー映画「うみやまあひだ」で監督もつとめるなど、幅広いジャンルで才能を発揮されています。

海外での撮影経験も豊富な宮澤 正明さんに、 旅のお話をおうかがいしていきます。


ー ほとんど毎日青空で、楽園みたいな場所ですね ー



干場「今日は宮澤さんが、メキシコのカボサンルーカスに行かれた時のお話をうかがっていきたいと思います」

宮澤「ロサンゼルスから、飛行機で2時間くらいで着く場所です。ほとんど毎日青空で、楽園みたいな場所ですね」

干場「行かれたのは、撮影のためですか?」

宮澤「ある光学メーカーの撮影で、ニューヨークからロサンゼルスを横断しながら撮影をしました。自然の中に色彩とか、デザインされた建物が点在していて、とても綺麗ですね。ショッキングピンクや黄色、そういう色のホテルもありましたね」

干場「"まさに"という感じですね(笑)。現地ではどんな過ごし方をされたんですか?」

宮澤「プールサイドでお酒を飲んだり、本を読んだり、ありきたりな過ごし方ですね(笑)」

干場「メキシコでは何を飲まれたんですか?」

宮澤「やっぱり、テキーラですか(笑)。地元の方にすすめられて飲みましたね。一週間くらいいると、ホテルの料理に飽きるじゃないですか。だから、カボサンルーカスの街へ出たりして、ちょっと違う物を食べてみたいなと思ったんです」

干場「メキシカンフードというと、辛いですよね」

宮澤「すごく辛い料理が多いので、もうちょっと普通の料理が食べたいなと思って。小さいブルーの掘建て小屋なんですけど、街のレストランで美味しいとすすめられて、そこは岩牡蠣を食べさせてくれるんです」

干場「時期的には大丈夫なんですか?」

宮澤「全然大丈夫です。とりたての物を、そこで割ってくれて出してくれるんですよ。それが、ものすごい美味しくて、毎回行きましたね。ある程度コアな人達には噂だったみたいなので、流行っていたんじゃないですかね。そこのご主人が、テキーラをすすめてくれたんですよ」

干場「テキーラと牡蠣?合うんですね」

宮澤「だいたい食後が多かったです。消化にはいいので、牡蠣を食べ過ぎた時は良いんじゃないですかね(笑)」

干場「牡蠣を食べる時は白ワインというイメージがありますけど、それがメキシコっぽくて良いですね(笑)。ホテルはどこに滞在されたんですか?」

宮澤「一番最初に止まったホテルが、カボサンルーカスの先端にある、「カペラ ペドレガル」というホテルでした。太平洋とメキシコ湾に挟まれた、半島の突端に立っているので、とても眺めが良くて、海までに砂漠の様な砂浜が広がっているんですよ。ホテルの左側には、オブジェの様な不思議な形をした岩場があって、そこをくり抜いて部屋を作っているんですよ。それが印象的で、一度観に行った時は泊まれなくて、"絶対あそこに泊まりたい!"と思って、次に行った時はリクエストしました(笑)」

干場「岩場をくり抜いて、中はちゃんと部屋になってるんですか?」

宮澤「すごく居心地のいい空間でしたね」

干場「ひとつ聞いてみたいんですけど、写真家の方って、美しいと思ったらすぐ撮りたくなっちゃうじゃないですか。休んでいる時も、カメラは持っているんですか?カメラを持ち歩かないで出かけるという事もあるんでしょうか?」

宮澤「たまに意図してやる事があります。写真を撮りたいという思いが強くなっちゃうので。ファインダーでしかものを見なくなっちゃう。本当に心に残る、記憶出来るものというのは、ファインダー、写真を忘れて、自分の裸眼で見て、それを記憶したものをもう一回リピートしていくという作業です。カメラを持っておけば良かったと思う事もあるんですけど、脳裏に焼き付けるという行為も写真家としては大切かなと思って、意図的にやってる時はあります」



「クルーズ用の船で、もっとも大きい船は?」

保木「ビックリするような大きな船があって、オアシス・オブ・ザ・シーズというバハマ船籍の船です。
総トン数が22万5千トン以上あります。

長さが361メートルですから、東京タワーって333メートルですよね?
東京タワーを横にしたよりも、さらに長いという感じ、お客様の数が5400人乗れるんですよ。
カジュアル船でカリブ海を周遊していて、乗務員も2400人近く乗っているんですね。
そうなると、海の上に浮かぶ街ですよね(笑)。

また、コンセプトが面白くて「近所付き合いが出来る」という船がコンセプトで、
真ん中にセントラルパーク、公園があるんですよね。
他にロッククライミング、ミニゴルフ、波乗りプールなんて2つもあるんですよ。
大人も楽しめる様に、子供用のプールと18歳以上しか入れないプールと分かれているんですよ。

アイススケートリンクも楽しめるので、本当に一つの街ですよね(笑)。
カジュアル船なので、料金もわりとお手頃だと思いますよ」