今月ご乗船いただいているのは、コラムニストの中村孝則さんです。

その日本人離れした佇まいや、ファッションセンスはテレビなどでもおなじみです。
ファッションや旅、そしてお酒やシガーなどの嗜好品にも広い知識をお持ちの方です。

お仕事で海外を飛び回っていらっしゃる中村孝則さんですが、クルーズの旅の経験も豊富です。
今月は中村さんに、ラグジュアリーな旅のお話をうかがっていきます。


ー ミャンマーには手付かずの自然が残っているんです ー



干場「毎月、色々な海外に行ってると思うのですが、今日はミャンマーの話をうかがっていきたいと思います」

中村「ミャンマーは非常に難しかったですね。5、6年前に行った時は誓約書を書きましたから、今は民主化が進んで緩やかになりましたね」

干場「ミャンマーは注目の土地なんですよね?土地も高騰していると聞きますね」

中村「最後のフロンティアという事で、日本も大規模の開発に携わっていますね」

干場「ミャンマーの、その魅力は何ですか?」

中村「ミャンマーには手付かずの自然が残っているんです。経済封鎖をずっとしていたので、逆にそれが良いんです。100年程前のアジアの原風景みたいなものが人々の暮らしの中にあって、それが現代に残っているのは、ごく限られた国だけですね。例えば、バガンというアンコールワットと並ぶくらいの遺跡があります。我々が、"これだよな"と思ったのは、写真を撮った時に電線がないし、道も舗装されていない。リバークルーズをしたんですけど、川から見る風景が、護岸工事がされていないので昔の川そのままがあるんですよ」

干場「なるほど。素晴らしいですね」

中村「昔懐かしい風景が、今ならまだミャンマーで出会えます。人々もすごく素朴ですからね、日本よりミャンマーの方が治安も良いですよ」

干場「食通としても知られている中村さんですが、ミャンマーではどんなものを食べるんですか?」

中村「おそらく、アジア圏の中で最も食のバリエーションが多いのはミャンマーですね。ミャンマーは色々な民族の集合体なんですよ。一番多いのはビルマ人、少数民族の人達は沢山いるんですね」

干場「顔はどんな顔なんですか?」

中村「日本人によく似ている顔もあるし、インド人に近い方もいたり、中国の方もいる。顔を見てみるだけで面白いですよ。顔の数だけ味の数がありますね。カレーっぽい料理もすごく多いし、中国料理もポピュラーです。日本人に合うのは、シャン料理とかが合いますね」

干場「シャン料理とは、どんな料理ですか?」

中村「ラオスに近い感じなんですが、野菜中心で辛くなく非常にヘルシーです。バリエーションがたくさんあるので、非常に日本人の口に合います」

干場「お酒も召し上がるんですか?」

中村「仏教徒の国なので、皆さん沢山飲むという感じではありませんが、色んなビールがあります。ワインも作っていて、非常に美味しいですね。ブラインドして飲んだら、ニュージーのソーヴィニヨンブランかな?と、思うほどですよ」



「世界で、今後新しいクルーズ船の建造予定はあるのでしょうか?また、クルーズ船の建造はいくらぐらいするのでしょうか?」

保木「陸のホテルを作るのでも大変じゃないですか。
ホテルを作るのと一緒なんですけど、今、新造船はどんどん作っていますね。
リージェント、シーボーン、ロイヤルカリビアン、プリンセスも新しい船を作っていますね。

リージェント・セブンシーズ・クルーズは、来年新しい船が就航されるんです。これが700人乗りのラグジュアリー船で、600億ですね。
タンカーを作るのと違って、客船を作るのは複雑なんですよね。
ラグジュアリー船になると、内装にもお金をかけますし、細部に気を使っていて、色んな条件を満たすと、
ラグジュアリー船、カジュアル船、プレミアム船と分けられるんです。

今、日本の三菱重工もドイツのアイーダという船を作っているので、とても楽しみですね。
クルーズブームが日本にもやってくるといいなと思います」