今月ご乗船いただいているのは、「神の手」をもつと賞賛される、世界的な心臓外科医・須磨久善さんです。
『チーム・バチスタの栄光』のモデルになった須磨先生、その存在を映画で知ったという方も多いかもしれません。

数々の世界的業績を挙げ続けてきた世界的ドクター、須磨先生に旅のお話をうかがっていきます。


ー イタリア人って昔の日本人に似ていますね ー



干場「イタリアの話を中心に伺いたいなと思うんですけど、イタリアにはずっと住んでいらっしゃったんですよね。どのくらいですか?」

須磨「94年〜96年の2年ですね。拠点はローマになります」

干場「ローマから色んな所に手術で出張に行かれるような感じだったんですね」

須磨「そうですね。ローマのカトリック大学という、イタリアではとても有名な大学病院から客員教授で。という招聘が来たので、そこをベースに手術しながら、ボローニャとか、ナポリ、シシリー、イタリア以外のフランスやモンテカルロ、アラブの国とか…いっぱい手術しに回りましたね」

干場「その中で、思い出に残っている場所とかはありますか?」

須磨「ローマの中が一番大好きで歩き回ったし、あとは、ナポリの近くのアマルフィ・ポジターノですね」

干場「ああ!わかります。素晴らしい海岸線ですよね。僕も大好きです!」

須磨「素晴らしいでしょ。あの近くの病院から呼ばれて、手術をしたら、そこの人たちがずっと案内してくれたんです。どっちかというと南の方が好きですね」

干場「南の方が豊かな、ラテンな気質というか、明るい感じがしますよね。イタリア料理とかもけっこう召し上がられたんですか?」

須磨「食べまくりましたね(笑)。パスタもいろんな種類のパスタがあって、トリュフの季節は、ばっさばっさ乗っけて食べたり(笑)だけど、僕が一番好きなのはフィオレンティーナっていう、Tボーンステーキ。赤身のジューシーな牛肉で、死ぬほど美味いよね」

干場「シンプルに焼いただけですけどね、美味しいですよね!厚みが5cmくらいあるんですよね。あれを食べていると本当にお肉を食べている感じがします」

須磨「ヴェローナで採れる葡萄の「アマローネ」っていうワインがあって、これが肉にバッチリ合うんですよ」

干場「それは、近々に試してみたいと思います!イタリアにいらっしゃる時は、イタリアでもお料理作られていたんですか?」

須磨「作っていましたよ。ローマはけっこう新鮮な魚がとれるから、自分で天ぷらを作ったりしていましたね」

干場「フリットとは違うんですか?」

須磨「天ぷらって、粉の付け方があり、油の温度、量、もっと深いんですよ(笑)。僕は銀座の天ぷら屋さんの弟子ですから、真面目に作り方は勉強していますよ」

干場「先生のお話を聞いていると、医療に関しても、イタリアに呼ばれて、ずっと日本の技術を教えるわけじゃないですか。ファッションとかもイタリアって日本に近い部分があるんですけど、食文化に対しても近しい部分があるんですか?」

須磨「ものすごいイタリア人って昔の日本人に似ていますね。愛情なのかわからないけど、人が好きなんでしょうね」



「飛行機は約2時間前に空港に着いて搭乗手続きをしますが、船旅、外国船での場合はどのような搭乗手続きがあるのでしょうか?」

保木「まず、乗船券が約3週間前に届きますので、その乗船券には出港時間とか、色々なインフォメーションが書かれているんですけれど、出港時間の30分前には必ず参加していただかなくてはならない、避難訓練があるんですね。

それには絶対に間に合っていただかなくてはならないんですけれど、船が朝に入港して、乗っているお客様が降りて、次のお客様をお迎えするのに12時〜13時くらいには、船の中はキレイになります。なので、船のチェックインの時間はだいたいホテルと同じくらいでしょうか。ただ、出航時間が港によって違うこともあります。

手続きは登録などが既にされているので簡単なのですが、避難訓練があるので、出港の1〜2時間くらい前にはチェックインされることをおすすめします」