ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

今年のアカデミー賞は歴史が動く!?(2019/1/31)

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木曜日は、「カルチャー」


この時期、エンターテインメントの世界では大きな話題になるのが、日本時間の2月25日月曜日に授賞式が行われるアカデミー賞です。
オスカー像は誰の手に!?ということですが、今年は新たな潮流が生まれるかもしれないということなので、映画ライターのよしひろまさみちさんにお話を伺っていきたいと思います。
その前に、まずは、今ヒットしている映画をチェック!
【 興行通信社調べ 先週末の1月26日、27日の興行成績トップ3 】をお送りします!


第3位 『 ボヘミアン・ラプソディ 』

綿谷:中西さんおもお正月休みに2回観て、2回とも泣いた、ボヘミアン・ラプソディ。
公開から3か月近く経ちますが、トップ3の座は譲らず!!
Don't Stop Me Now!な人気が続いています。


第2位 『 一二人の死にたい子供たち 』

綿谷:人気作家、冲方丁原作のこちらは、それぞれの理由で安楽死するために集まった少年少女が体験した、ある事件からスタートする密室サスペンスです。


第1位 『 マスカレード・ホテル 』

綿谷:東野圭吾さんのベストセラーが原作、木村拓哉さんが初の刑事役!
ドラマ『HERO』シリーズの鈴木雅之監督と役者が揃い、公開2週連続の1位となりました!



中西:さあ、ここからは、映画ライターのよしひろまさみちさんに登場していただきましょう!
映画界最大の祭典!なんて言われてきた、アメリカのアカデミー賞なんですが、
ただ、“中の人たち”にとっては、そうそう楽しめない動きが徐々に明らかになってきているそうなんです。
どんなことなんだろう?ということで、映画ライターのよしひろまさみちさんにお話を伺っていこうと思います。おっは〜!


よしひろさん:おっは〜!あけおめですね!本年もよろしくお願いしますね。


中西:こちらこそ、よろしくお願いします。
先週、今年のオスカーのノミネートが発表されたんですけど、よしひろさんに『2019年 アカデミー賞のチェックポイント』、3つ挙げていただきました。まず1つ目は?


よしひろさん:まず1つ目はですね、【 映画業界 VS Netflix 】です。戦いでございます!
これは結構大きくてですね。Netflixが配信している『ROMA』という作品が作品賞、監督賞など最多ノミネートとなる10部門も入っているんですね。この作品はモノクロでスペイン語、有名な役者が1人も出ていないんですよ。監督はゼロ・グラビティのアルフォンソ・キュアロンなんですけどね。完成度も非常に高く、これが劇場公開作だったら間違いなく受賞するだろうと言えるくらいのクオリティーなんですよ。


中西:変な話、OEMみたいなものですね、極端な話ですけど。有名でなくとも演技がうまければ誰が出ても良いという可能性もあるということですよね。


よしひろさん:それもあるんですけど、なんせちょっとまずいのが、オスカーとしては、映画業界は興行の方が、映画館の方がメインなわけなんですよね。Netflixは、そういう人たちの稼ぎを、食い扶持を奪っているわけになっているので、そこに対して「どうするか?」というのが今年、かなりの注目になっています。なので、もし、『ROMA』が作品賞を逃したとしたら、Netflixが本気になって映画業界を潰しにかかってくるのではないかという風に思っています。ちょっとえぐいです…。


中西:そういう話なんですね…。そりゃ、そうそう楽しめない感じになっちゃいますよね。
では、2つ目のチェックポイントをお願いします。


よしひろさん:【 視聴率回復に必死 】です。
アカデミー賞はテレビ中継されていて、日本でもやっていますよね。実は、昨年のアメリカでの視聴率が低く、歴代で最低になってしまったんですよ。それで、今年は視聴率回復に本当に必死で、なんとかして人気作をノミネートに入れられないかと昨年からいろいろ画策しているんですよ。例えば、人気映画賞を設立しようとしたりね、それは撤回されて延期となってしまったんですけど。それは何故かというと、『ブラックパンサー』があったからなんですよ。『ブラックパンサー』は興行的にもヒットし、文化的にも認められた作品なんですが、通常のオスカーだとノミネートされない作品ということになってしまうので、受賞できるように賞を設立しようとしてたんですよね。でも、フタを開けてみたら普通にノミネートされているんですよ。他にも、実はまだ司会が決まっていないとか、話題を結構引きずっているので、これは確実に視聴率回復のために動いているなということです。


中西:なるほどね〜。


綿谷:さあ、よしひろさん、『2019年 アカデミー賞のチェックポイント』の最後の3つ目をお願いします。


よしひろさん:はい!【 目玉がなくて大混戦 】です!(笑)


中西・綿谷:(笑)


よしひろさん:本当に下馬評があてにならないんですよー!アカデミー賞の前哨戦とされる、トロント国際映画祭や、ヴェネチア、監督協会の賞とか、前哨戦の全部の結果が出たうえで大体予想が付くんですけど、今年はバラバラなんですよ。なので、下馬評はあてになりません!ということで、全く読めないから、これも視聴率回復に繋がるのかな?っていうね!(笑)


中西:ちょっとこれは歴史が動くかもしれませんね、Netflixとか考えてもね、役者が有名じゃなくても良いとかみたいな話も含めてね。


よしひろさん:そうなんですよ、どっちに転んでも、動きそうな予感がしますね。


中西:ということで、映画ライターのよしひろまさみちさんに、『2019年 アカデミー賞のチェックポイント』を伺いました。ありがとうございました。


よしひろさん:はい、ありがとうございました。

今年のバレンタインはルビーチョコレート!?(2019/1/24)

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木曜日は、「カルチャー」


中西:いまからちょうど3週間後の今日なんです!バレンタインデー!!
僕が子供のころは男女ともどもそわそわしたわけなんですけど、それはそれで、
最近では、友チョコだったり、自分チョコだったり、だいぶ意味合いが変わって、美味しいチョコを楽しむ日になってきた気が僕はしています。
そんな、バレンタイン、せっかくだから目利きが選んだチョコを楽しみたい!
ということで、今回は、日本唯一のスイーツ芸人、スイーツなかのさんが教える、
【 2019年のバレンタインに注目のチョコ TOP3 】をお送りします!


第3位 ジョンカナヤ『 ボンボンショコラ クールルビー 』

第2位 空いろ『 ほし ベリー&ルビーチョコレート 』

第1位 東京會舘『 バレンタイン限定ショコラ 』

綿谷:バレンタインキッスからチョコレイト・ディスコまであなたの人生において、バレンタインはどんな存在でしょうか?
今日は、日本唯一のスイーツ芸人、スイーツなかのさんをお招きしました。


中西:おはようございます!というか、インパクトがありすぎなんですけど…。
頭の上にパンケーキが十層くらい乗っていますけど。


スイーツなかのさん:おはようございます!こういうパンケーキの帽子をかぶって普段から活動している、スイーツ芸人のスイーツなかのと申します。よろスイーツ!!!


中西:…あっ、そういう決め言葉があるんだ…、よろスイーツ!…、うん。その帽子を後でどうしても被りたいです。


スイーツなかのさん:是非、是非、被ってほしいです。


中西:帽子、楽しそう!この番組で、“日本唯一”という肩書でご紹介する芸人さんというと、バーベキュー芸人のたけだバーベキューさんがいるんですけど、ご存知でなんですか?


スイーツなかのさん:もちろんです。たけださんは、よしもとの直属の先輩になりますので。


中西:縦関係ですね。


スイーツなかのさん:そうです、よしもと特有の縦関係がございましてですね。でも、すごく優しい方で、吉本興業の本社の中でバーベキュー大会が月に一回あってですね、それをたけださんが主催でやっています。僕はそこでスイーツコーナーをやっています。


中西:えぇ!そこにマジで行きたい!!!


綿谷:ホントですね、そこに取材に行きましょうよ!


スイーツなかのさん:関係者としていくらでも入れますので是非、どうぞ。なので、たけださんとは毎月会っています。


中西:スイーツなかのさんは、日本唯一のスイーツ芸人なわけなんですけど、スイーツをどのくらい召し上がっているんですか?


スイーツなかのさん:正直言うと、数えたことないんですけど、ざっくり言いますと、これくらいは食べているだろうなというのは5000種類くらいですね。


綿谷:5000…。


中西:なんだなんだ…。


スイーツなかのさん:年間500件以上くらいは回っているんで、それくらいは食べているだろうなと思います。


中西:じゃ10年くらいやっているんですか?


スイーツなかのさん:活動としては5年くらいなんですけど、1店舗で2種類とか3種類食べているので、それくらいになっているかなという計算ですね。


中西:なるほどね。


綿谷:この辺で先ほどのランキングの解説を頂きたいと思います。
【 2019年のバレンタインに注目のチョコ TOP3 】で第3位だった、ジョンカナヤの『 ボンボンショコラ クールルビー 』から、お願いします。


スイーツなかのさん:はい、ジョンカナヤさんのチョコレートの説明をする前に、今年のバレンタインのトレンドじゃないですけど、それを一つ説明すると、ルビーチョコレートというのがいますごく話題になっています。


中西:ルビーチョコレートってなんなんですか?


スイーツなかのさん:それはですね、ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートに続く第4のチョコレートと呼ばれていてピンク色のチョコレートなんですよ。これは、バリー・カレボーというスイスのチョコレートメーカーが出したチョコレートなんですけど、着色料を使ってないでピンク色、さらに味も香料を使っていないのにベリー系の味がするという、ちょっと面白いチョコレートなんですよ。


中西:厳格な企画があるんですね。


スイーツなかのさん:これを使っているチョコレートがいま、たくさん出ていて、バレンタインで注目になっています。なので、今回はそのルビーチョコレートに絞ったランキングを考えてきました。
ジョンカナヤさんのボンボンショコラ クールルビーは、5個入りでして、こちらのチョコレートの特徴が、封蝋という手紙や封筒の後ろに押し印をするんですけど、それをデザインしたチョコレートなんですね。それをルビーに使っていて、美味しさと品質をチョコレートに閉じ込めていますというメッセージが隠されているわけなんですね。


綿谷:そして、第2位は空いろの『 ほし ベリー&ルビーチョコレート 』。


スイーツなかのさん:こちらは、実は和菓子屋さんの空也という老舗の最中屋さんがあるんですけど、そこの派生ブランドで、あんこをジャムのように食べてほしいという気持ちをこめて、あんことルビーチョコレートをあわせたという商品です。


綿谷:そして、第1位の東京會舘の『 バレンタイン限定ショコラ 』。


スイーツなかのさん:こちらはですね、今日はお二人にお持ちしました、箱を開けて見ていただくとですね、ルビーチョコレートを使った一粒サイズのボンボンショコラが入っていて、ハートと四角とマルのデザインになっていて、全部ルビーチョコレートで出来ています。ハートのデザインのチョコはパチパチするキャンディーが入っているので面白いです。是非、ハートのチョコ食べてみてください。


中西:では、綿谷さんに食べていただきましょう。あと22秒しかないです(笑)


綿谷:ん〜ホントだ!パチパチする!!中に何か入ってる、なんだろこれ!?


スイーツなかのさん:食感がパチパチしていて面白いですよね。目で見ても楽しいし、味わっても楽しいというチョコレートでございます。


中西:なるほど、わかりました。今年はルビーチョコレートが注目ということですね。
ということで、スイーツ芸人のスイーツなかのさんに、お話を伺いました。
ありがとうございました!


スイーツなかのさん:はい、ありがとうございました。


◆被らせてもらいました





『防災を考える本』をピックアップ!(2019/1/17)

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木曜日は、「カルチャー」


24年前の1995年1月17日、阪神淡路大震災が発生、大都市で起きた震災がもたらした影響は大きなものでした。
この日以降、日本に住む限り、何らかの自然災害の影響を受ける可能性がある、そんなことをに実感した方も多いのではないでしょうか?
では、どうすればいいのか?
最新の防災知識を網羅した本をチェック!というのもその一つです。

今回は、ジュンク堂書店 池袋本店に聞いた
【 『防災を考える本』のおすすめTOP3 】をお送りします!


第3位 永澤義嗣 著『 気象予報と防災 ‐予報官の道 』(中公新書)

第2位 猫びより編集部 編『 決定版 猫と一緒に生き残る防災BOOK 』(日東書院)

第1位 『 自衛隊防災BOOK 』(マガジンハウス)


中西:今日は、防災とボランティアの日です。
改めて、自分の身の回りでどのくらいの備えが出来ているのかを確認してみましょう。
そして、改めて知っておきたいことは本を読んでチェック!
ということで、ジュンク堂書店 池袋本店に『防災を考える本』のおすすめを伺いました。
シチュエーション別に防災を考える3冊をピックアップしてくださいました、そこで、どんな本なのか解説していきます。
まずは、3位の中公新書から発売中の『 気象予報と防災 ‐予報官の道 』。


綿谷:著者の永澤義嗣さんは、長年にわたって気象庁に勤めていた方です。
気象情報や警報をどうみるか、それを実際の行動にどう結びつけるべきか、詳しく書かれています。
やや専門的ではありますが、気象予報官の仕事とはどんなものなのか?気象予報の世界を知る読み物としても楽しめます。


中西:去年の西日本豪雨でも課題になりましたが、『危機をどう伝えるのか?』ということについて、気象予報に携わる方々たちが常に考えている悩みも書かれています。
例えば、ゲリラ豪雨や爆弾低気圧など、インパクトのある言葉が出来ても、人はいずれ慣れてしまう。
情報を伝える側だけではなく、受け取る側の姿勢も慎重かつより深く考えることが課題になりそうですよね。


綿谷:続いて2位の日東書院から発売中、猫びより編集部による『 決定版 猫と一緒に生き残る防災BOOK 』です。
家族同様、大切な存在になっているペット、この本では猫なんですけども、いざ、災害が発生すると守れるのは飼い主だけになります。
この本では、外出時に災害にあったとき、自宅で災害にあったときどうするべきか?あらゆるケースを想定して作られています。イラストも多く、非常に見やすくなっています。


中西:まず、大原則として災害時の心得として『人命が最優先』と書かれているこの本なんですが、しかし、避難生活が長期化するにしたがって、ペットや飼い主が“災害弱者”となる実情についても書かれています。
いろんな“気付き”がこの本にはあり、ペットを飼っていらっしゃる方には特にありますよね。


綿谷:そうですね、猫を連れての避難訓練の方法なども分かりやすく書かれていますし、ひとまず買っておいて間違いないんじゃないかなと思いました。
そして、ジュンク堂書店 池袋本店に聞いた、『防災を考える本』のおすすめ、第1位になったのは、
マガジンハウスから発売中の『 自衛隊防災BOOK 』です。
こちらは去年夏に発行されてから増刷が続いています。
現役自衛官は当然知っているけど、そうではない人は全く知らない、災害に役立つ危機管理のテクニックが100項目で紹介されています。


中西:以前も、紹介したことがありますが、本当に実用的な1冊なんですよね。
子供や高齢者の方と避難するときの方法や、ひとりでけが人を運ぶにはどうすればいいのか?などが具体的に書かれています。
あとは、ツナ缶やバターをろうそく代わりにする方法など、知っておいて損はない知識が詰まっています。
その知識をわかりやすく写真や絵になっていて、文章を読むよりもパッと直感的にどうしたらいいかわかりやすくなっています。
災害への備えというのは、こうした本で得た知識を、シミュレーションして、体感するのも大切になります。
折を見て、アナタの備え、確認なさってみてください。また、折を見て、このような本を開くことも非常に重要になってきます。
今回はジュンク堂書店 池袋本店に聞いた【 『防災を考える本』のおすすめTOP3 】をお送りしました。

『働きアリからの脱出』の著者、越川慎司さんにお話を伺いました。(2019/1/10)

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木曜日は、「カルチャー」


2019年が本格的にスタートした今週、アナタの仕事の調子はいかがでしょうか?
「今年こそ、こんなふうに仕事をしたい!」
そんな決意、早くも揺らいだりしていませんか?
今回は、“働かされる”から“自由に働く”ために、必要なヒントをご紹介していきます。
スタジオには、集英社から発売中『働きアリからの脱出〜個人で始める働き方改革』の著者、越川慎司さんをお招きいたしました。
まずは、【 働きアリにならないために、今からできること TOP3 】!



第3位 『 伝わるコミュニケーション術を身につける 』

第2位 『 メンターを持つ 』

第1位 『 やらないことを決める 』

中西:今週から仕事始めの方、多いと思いますが、今年こそ仕事とのかかわり方を変えてみませんか?
【 働きアリにならないために、今からできること TOP3 】のキーワードから、今年、アナタの働き方を変えるためのアドバイスを『働きアリからの脱出〜個人で始める働き方改革』の著者、越川慎司さんに伺っていこうと思います。
おはようございます、よろしくお願いいたします。


越川さん:はい、お願いします。


中西:まずは、この『働きアリからの脱出』という本のタイトル、インパクトがあるんですけど、どんな思いで付けられたんですか?


越川さん:働きアリというのは、上から言われたことを実直にやるという昆虫だと思うんですけど、今までの仕事のやり方は、会社の上司から言われたことをやれば幸せに社会人生活が終われて、60歳で定年を迎えて…という幸せの定義でした。それが、やっぱり長く生きるようになってくると、言われたことだけをやるだけではいかなくなってきましたね。


中西:今年50歳になるんですけど、ここからもう50年生きると思うと、やっぱり、色々なことに挑戦していかないとなと思うんですよね。


越川さん:そうですね、定年レスなどとも言われていて、60歳で仕事を辞める事がなかなか出来なくなってきていますから、個人で工夫して改善して挑戦していくことをおススメしたいという思いから本を書いてみました。


中西:僕も興味津々なんですけど、まず、『働きアリにならないために、今からできること TOP3』の第3位、『伝わるコミュニケーション術を身につける』から伺っていきます。


越川さん:“伝える”ではなく“伝わる”ということなんですね。ポイントはですね、様々な課題を解決するときに、一個人ですとか、一社ではなかなか課題解決が出来なくなってきていますから、社内や社外に味方を作って、人を巻き込んで、みんなで解決していくやり方がこれからとても必要になってくるんですね。
そうすると、コミュニケーションという手段を使って、相手を思い通りに動かすことが大事になってくるんですね。そこで、一方的に自分が“伝える”ではなく、相手に“伝わって”、相手が思い通りに動くという形をとらなくてはいけないですから。


中西:じゃあ、自分の思いを相手が体現してくれるようになるとベストですよね?


越川さん:そうですね、そのためには、例えば、だらだらと長文のメールを送るのではなく105文字に収め、しっかりコンパクトなメールを送るとかね。実は、メールとかチャットは105文字を超えると既読率が下がってしまうので、105文字にまとめた方が良いんですよ。


綿谷:105文字!


中西:へえ!いい話聞いた!短めに簡潔にってことか〜。


越川さん:相手のことを考えて、わかりやすい言葉を使ってお伝えするとか、相手に応じてキーワードを変えていくとか、そういうことが、伝わるコミュニケーション術になると思います。


中西:“伝える”ではなく“伝わる”ですからね!
続いて第2位の『メンターを持つ』ということなんですが、メンターというのはどういうことなんですか?


越川さん:今激しい変化の中、そもそも、その変化に気付くというのが非常に重要になってくると思うんですね。そうすると、一個人で見ている視点では、なかなか変化に気付きにくい場合もありますから、会社の中の違う部署の上司であるとか、社外の尊敬する先輩であるとか、そういった方から世の中の変化を教えてもらうことや、自分自身がどのように成長しているか、どれくらい成長しているかなどを外部の方から教えてもらうということが、自分の成長にものすごく貢献すると思います。


中西:普段よく会う人ではなく、たまに会う人の方が、視点も違うし、自分の客観的に見てくれやすくなるということですか?


越川さん:そうです。自分と違う知見を持っている方が良いんですよ。ですから私は、20代のメンターもいるんですよ。


中西:年下でも良いんですか?


越川さん:リバースメンターと言います。若い人の方が流行に敏感ですからね。


中西:それはわかる!僕は大学生に教えているんですけど、彼らの方がすごく斬新なアイディアを出したり、僕のことを客観的に見てくれて、しかも、違う視点を持っているので助かりますよね。


越川さん:そうすると、世の中の変化も、自分の変化もわかりやすくなりますよね。私はそういう方を海外も含め3人いまして、3か月に1回くらい電話や対面でアドバイスをもらうようにしているんですよ。


中西:それいいなぁ。いい話だ。
最後に第1位の『やらないことを決める』なんですが、これはどういうことなんですか?


越川さん:今、「働き方改革!」とメディアで取り上げられていますが、早く帰れ!というメッセージがすごく多いと思うんですよね。働く時間を短くして、でも、売り上げは上げろ!とすごい理不尽なオーダーが降ってくると思うんですけど、これは、限られた短い時間の中でより大きな成果を上げるというゲームをしているようなものなんですよ。
そうすると、新しいことに挑戦していくため、変化に対応していくためには、今までやってきたことをやめなきゃいけないということです。


中西:ベーシックにやっている中から切り捨てるものを見極めなきゃいけないということですか?


越川さん:そうです。何となく昔からやっていたようなこと、例えば、会議のための会議のための会議をやらなければいけないとか、メールを見てくださいというメールを送るとか、そういった無駄なものをなくしていって、短い時間の中で成果を残しましょうという意味です。


中西:なるほど、そういうことなんですね、わかりました。
今回は、集英社から発売中『働きアリからの脱出〜個人で始める働き方改革』の著者、越川慎司さんにお話を伺いました。ありがとうございました。


越川さん:ありがとうございました。

国際中医薬膳師・大友育美さんがおすすめする 【 ごちそう攻めの胃腸をいたわる食材 トップ3 】(2019/1/3)

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木曜日は、「カルチャー」


三が日も最終日。年末年始、忘年会からの流れで、毎日ごちそう攻め…という方もいらっしゃると思います。
ヘビーな食事が続くと、胃腸の調子が落ちてしまい、その結果、風邪をひきやすくなったり、体調も崩しがち。
今回は、フードコーディネーターで、国際中医薬膳師・大友育美さんがおすすめする
【 ごちそう攻めの胃腸をいたわる食材 トップ3 】をお送りします!
まずは、そのトップ3を紹介していきましょう!



第3位 『 カブ 』

第2位 『 カボチャ 』

第1位 『 イワシ 』

中西:おぉ、このようなランキングなんですね。
フードコーディネーターで、国際中医薬膳師・大友育美さんに詳しく伺っていきます。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


大友さん:おめでとうございます。よろしくお願いします。


中西:僕も、忘年会から新年会まで繋がっていますけども(笑)。ラジオを聴いてるみなさんも結構、「あぁ内臓疲れてるな…。」と思っている方もいらっしゃると思います。


大友さん:はい、胃腸が大変疲れている季節だと思うんですけど、消化器官である『脾』を労わるというのが薬膳の大切なテーマのひとつなんです。エネルギーを消化吸収によって作り出して、体の中に必要なエネルギーを全身に巡らせて体と心を元気にするという役目があります


中西:それが『脾』なんですね。では、食材トップ3をおさらいしましょう。
まずは3位の『カブ』は?


大友さん:消化不良やげっぷ、吐き気などを改善してくれて、お腹を温めてくれますので、胃が痛いとか、胃がもたれる、あとは、便秘にも効果的です。


中西:うまく使う方法はなにか具体的にありますか?


大友さん:大根のおろしは、この時期ですと胃を冷やしてしまいますので、カブおろしなんていうのもいいかなと思います。


中西:カブをおろしに使うんだ!?鍋もそれが良いかもですね。ポン酢にカブおろしを入れて食べたりね。これはいいと思う!
そして2位の『カボチャ』は?


大友さん:体を温めて、消化吸収を助けてくれます。疲れが取れない時に元気にしてくれる効果もありますし、ちょっと気持ちが落ち込み気味の時にも、カボチャの甘さが元気にしてくれます。


中西:あぁ確かにね。胃腸に対しては具体的にいいアプローチしてくれるんですか?


大友さん:粘膜を強くしてくれる効果がありますので、免疫力も上がって、水分代謝を高め、むくみも取ってくれます。


中西:むくみを取ってくれるんですね。あとは、カボチャってなかなか調理が難しかったりめんどくさいと思うんですけど、我々でも出来る、簡単な料理方法といいますか、栄養摂取する方法ってありますか?


大友さん:カボチャはレンジを使った調理に向いていますので、薄く切ったカボチャにちょっと水をかけて、レンジでチンで柔らかくしてください、そのカボチャに、お醤油 大さじ1とハチミツ 大さじ2を混ぜたタレをちょっとかけて甘辛でいただくなんていうのはどうでしょうか?


中西:ハチミツの方が多いんだ?お醤油の倍で。


大友さん:そうです、ちょっとみたらしダレのような甘辛の味になります。


中西:あと、ねっとり感があるからカボチャにも馴染みそうですね!


大友さん:箸休めにいいかなと思います。


中西:良いですね!そうか、なるほどね、レンジを使えば良いんですね。
さあ1位は『イワシ』ということなんですけど、イワシなんですね?


大友さん:そうなんです、これは胃腸の働きを助けてくれて、エネルギーが足りなくなって疲れやすくなったり、血行が悪い、これは冷えると血行が悪くなるんですけど、それを良くしてくれたり、眠れないなどの不調を改善してくれます。


中西:僕はベッドに入ったらすぐに寝ちゃうんですよ、もうね、よく寝ちゃう(笑)。
イワシは、具体的にはどういう効果があるんですか?


大友さん:活血と補気の効果がありまして、気を巡らせて、気を補ってくれて、肌をリフトアップして、下がるのを防いでくれます


中西:最高じゃないですか!最高じゃないですか!!


大友さん:はい、『脾』を養うと、口角もおしりも上がるというふうに習いまして、衝撃的でした。さらに、運気も上がるということなんですよ!


中西:なんかすごいじゃないですか!


綿谷:年始めに良いじゃないですか!


中西:すごいじゃん、イワシ!このイワシ、どうやって食べればいいんですか?


大友さん:イワシはオイルサーディンの缶詰があるので、それにとろけるチーズを乗せて、オーブントースターで焼いていただくのはどうですか?


中西:あぁぁぁ、それは一番簡単で、一番おいしくて、お酒のおつまみにもなって、またこれ、内臓疲れちゃうな…(笑)


大友さん:疲れちゃいますね(笑)


中西:逆じゃん!っていうね(笑)


綿谷:そしたらまたカボチャでね。


中西:そうか、この3つ食べながらお酒を楽しむのも良いということですよね?


大友さん:そうですね、少しね。


中西:あっ、はい、少しね。
改めて、このお正月の食生活の心得を、大友さんからお願いします。


大友さん:楽しい時間は思いっきり楽しんでいただいて、翌日に、温かくて薄味の柔らかい料理を。


中西:なるほどね!ちなみに今日、これから中西家は実家で新年会なんですよ、これは楽しみたいので、お袋に言っておこうかな、「すみません、カブをおろしたのと、カボチャを薄く切ってレンジでチンしたものと、イワシのオイルサーディンにチーズを乗っけたのを用意しておいてください。」公共の電波でお袋に…(笑)


綿谷:聴いていらっしゃる?


中西:いや、うちの家族ね、全然、僕のラジオを聴かないんですよ。本当にひどい家族ですから(笑)。
大友さんには、毎年、早くからありがとうございます。今年もよろしくお願いします。


綿谷:ありがとうございます、よろしくお願いします。


大友さん:こちらこそ、よろしくお願いします。


中西:ということで今回は、フードコーディネーターで、国際中医薬膳師・大友育美さんに伺いました、【 ごちそう攻めの胃腸をいたわる食材 トップ3 】をお送りいたしました。