ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

大谷翔平選手、アナハイム・エンゼルスへ!(2017/12/11)

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月曜日は「スポーツ」


まずは週末に行われたスポーツの中から
番組が注目したスポーツニュースのTOP3から!



第3位【 E-1、日本は白星スタート! 】

第2位【 スピードスケート女子1000m、小平菜緒が世界新記録! 】

第1位【 大谷翔平、アナハイム・エンゼルスに入団決定! 】


日本が誇る二刀流、日本ハム・大谷翔平選手の、メジャーリーグ、アナハイム・エンゼルスへの移籍が決まりました。
契約合意が発表されたのは、日本時間の土曜早朝。交渉が解禁されたのは今月1日のことでしたので、移籍先が決まるのは、今日から始まるメジャーリーグのオーナーによる「ウィンターズミーティング」以降ではないか、という見通しもあった中での早い展開となりました。


昨日行われた入団会見では、エンゼルスを選んだ理由として「他の球団と優劣がつくものではなかった。気持ちの部分で、エンゼルスにしたいと僕の中で出てきた。」と、コメント。直感で選んだことを明かしました。


20を超える球団が名乗りを挙げる中、決め手となったのは“二刀流”が続けられること。エンゼルスのソーシア監督も二刀流で起用すると明言しています。
エンゼルスでは現在、現役最多の通算614本のホームランを打っている37歳のプホルス選手がDH専任となっていますが、このプホルス選手をファーストとの兼任にして、DHの枠を空けるというプランも提示したそうです。これによって、ピッチャーとしての登板以外に、打者としての出場機会も得ることが出来ます。
エンゼルスはメジャー30球団中、今シーズンは先発の勝利数が26位、チーム得点数は22位と、やや振るわない状況。大谷選手の二刀流が大きなテコ入れになりそうです。


中西さんは「エンゼルスというチーム、それからこのアナハイムという場所も温かい雰囲気ということで、非常に良い選択だったのかなぁと感じています。どうなるかというのは当然、今後の大谷選手次第ですが、その状況は整ったと言えると思います。赤いユニフォームを着た大谷投手を初めて見ましたけれど、めちゃめちゃ似合ってますね!このユニフォームを着て、2月中旬からはキャンプ、そして3月29日にはアスレチックス戦で開幕、ということで、大谷翔平選手の初打席・初登板が楽しみですね。」とおっしゃっていました。


速水氏も興奮!“羽生善治 永世七冠”(2017/12/8)

カテゴリー:1114
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金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。


2017年12月8日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきます。





第3位【 ミキ 】

3日に行われた、漫才日本一を決める『M-1 グランプリ』で決勝の3組に勝ち残った兄弟コンビ『ミキ』。最終結果0票というまさかの結末にたくさんのツイートが集まりました。







第2位【 とろサーモン 】

その『M-1 グランプリ』で見事、優勝を勝ち取ったコンビ『とろサーモン』。出場資格ギリギリの結成15年目にして、初の栄冠を手にしました。











第1位【 地震 】

2日に茨城県南部で、6日に長野県中部で震度4を観測する地震がありました。




この1週間、ツイッターでつぶやかれた言葉の「急上昇ワード」から、今週番組でピックアップしたのは、12月5日の急上昇ワードで1位となった【 永世七冠 】、2位の【 羽生 】です。竜王戦を制し、前人未踏の永世七冠となった羽生善治さん。







◆街の声

「4人目くらいだったかな?中学生プロ棋士だった羽生さんが前人未踏の永世七冠。すごいと思います!」(男性)


「いやぁ、さすがですね。40代であれだけ出来るなんて素晴らしい。次につながる棋士が出てくるのも楽しみに待っています」(女性)


「最近、ひふみん(加藤一二三さん)や、藤井四段(藤井颯太さん)とか注目されていて将棋界が盛り上がっていますよね。すごいですよね」(男性)





◆ドラマチックな対局

速水 街の声で、中学生プロ棋士の話が出ていましたね、4人目かな?なんて言っていましたが、正しくは3人目ですね。ちなみに1人目は、今年大ブレイクしたひふみんこと加藤一二三さん。ひふみんと羽生さんの間に谷川名人、谷川浩司さんがいます。今回、将棋の話ですが、僕自身、ちょっと指せる程度だったり、ちょっと盤面を見たり出来るくらいで、そんなに解説できるほど詳しくはありません。しかし、そんな僕でも今回の対局はドラマチックだとわかりました。永世七冠がかかっているというのもあるんですが、相手の渡辺明竜王、この人もまたすごい人なんですよ。羽生さんの次に中学生プロ棋士なったのは人物は誰かというと、実は渡辺明さん。そして、その次の中学生プロ棋士になったのは、皆さんご存じ、今年ブレイクした、藤井颯太さんです。この5人しかいないんですね。その中の2人が戦った!しかも、将棋というのは45歳を超えるとピークを超えてなかなか実力を維持できないといわれていて、まさにその年代に入った羽生さんと、33歳のまだまだこれからピークまで伸びてくる世代の渡辺さん、この2人の対決。しかも、渡辺さんは、竜王の座にものすごくこだわりを見せていて、他のタイトルを落としても良いから竜王!というくらいなんです。これねえ、いちばんギャラが高いというのもあるんですよ(笑)。ギャラが高い仕事だけは負けない!という、ふてぶてしさも渡辺さんの魅力です。実は、ドラマチックな背景はもう一つあって、昨年から今年にかけて話題になった、AIを使って不正に将棋を指していたのではないとか疑惑事件ありましたよね?その、AIを使ってるんじゃないかと疑惑を投げかけたのが渡辺さん。結局、三浦九段はシロで決着がついたんですが、その後、渡辺さんは、将棋界のゴタゴタの発端はお前じゃないか!とネット上などで、ものすごく批判を浴びました。人気よりも批判の方が高くなってしまった渡辺さん。そんな事があった流れで今回の対局は、人気者の羽生善治さん、そして、憎まれ役も含めてふてぶてしい渡辺明さん。この好対照の2人の天才がそれぞれの思いをかけた対局は非常にドラマチックに感じました。こういう話を聞くと、将棋がわからなくても興味わきません?


高橋 うん、非常にゾクゾクしますよ。


速水 この竜王戦、数年したら藤井颯太四段も当然参戦してくると思います。そうなると中学生プロ棋士の三つ巴なんていう展開ですね。羽生さんはまだまだこれからピークを作ってきそうな人なので、これからまだまだ将棋ブーム続いていきそう。なんて思って、ちょっとアツく将棋を語ってしまったりしちゃいました(笑)。ここにさらに考えるべきテーマがあるとすると、アスリートと同じように『年齢』ですね、いつまでピークを維持できるのか。20代30代でこれからますます力を付けてくる棋士達に、羽生さん47歳です、この年齢でどこまでいけるのか注目です。


高橋 やっぱり、集中力とかの維持が難しかったりするんですかね?


速水 記憶力に関しては20代がピークだったと羽生さんが言っていました。なので、ピーク後からは、そこをカバーするような『経験』が大事になってくると思います。意外性のある戦術で攻められた時にどう対処するかだとか、あとは、おなかが痛くなっちゃったらどうするかとか。対局中の時間の配分もなんかもそうですよね。と考えると将棋は総合力だと思います。なので、その総合力を駆使すれば、40代50代になっても今の実力、地位などをキープできると思います。そんな羽生さんを見ていきたいと期待しています。




◆そして伝説へ…













◆いろいろな表ですごさをアピール












2017年ベストセラーランキング(2017/12/7)

カテゴリー:1113
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木曜日は、「カルチャー」。


今日は書籍・雑誌の流通業、日本出版販売が発表した
【 2017年ベストセラーランキング 】のトップ5をご紹介!



第5位『 騎士団長殺し 』村上春樹(新潮社)

第4位『 日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 』(文響社)

第3位『 蜜蜂と遠雷 』恩田陸(幻冬舎)

第2位『 ざんねんないきもの事典 』今泉忠明 監修(高橋書店)

第1位『 九十歳。何がめでたい 』佐藤愛子(小学館)


こちらのランキングは、昨年11月26日から今年11月25日までの集計です。
そして今日取り上げるのは、8月24日発売の作品で、今回の年間ランキングでも18位にランクインしている『 漫画 君たちはどう生きるか 』
最新の週間ベストセラーランキングで1位にランクインしているこちらの作品について、この作品を企画した、マガジンハウス書籍編集部・編集長の鉄尾周一さんにお話を伺いました。


僕が読んだのは大学生のときなので、30年以上前。父から勧められて「たまにはこういういい本を読んでみろ」ということで読んだんですけれど、すごく心に染みるところもありつつ、ちょっと説教くさいな…というところもあり、素晴らしい本であるということは自分でも分かっていたんですけれど、そのあとに宮崎駿さんや前書きを書いて下さった池上彰さんとかが、この本は素晴らしい歴史的な名著である、ということをインタビューでおっしゃっているのを聞いて、その思いは強くなっていました。で、自分でも時々読み返したり、というような本ではあったんです。
ただ、すごくクラシックな名著なので、旧仮名遣いで読みにくかったり、時代設定も戦前だったりするので、今の若い人たちは多分読まないだろうな、という風には思っていたんです。それが、自分の編集部にいる若い人たちが、「僕はこの本が大好きです」と発言するのを聞いて、こういう若い人たちにもこの良さは伝わるんだ…ということがひとつのヒントになり、昔は手紙を書いていたのが電話になり、それが今はメールが普通で、電話することすら事件だったりすると思うんですけど、そういう風に時代によって伝わりやすい伝え方というのは変わってくるものかなと思っていて、日本だったら小説をマンガにするのが、もしかすると一番伝わりやすい伝え方なんじゃないかと思って、マンガ化に挑戦しました。

舞台は昭和のはじめ。中学生の主人公・潤一は、父親を亡くしてお母さんと二人暮らし。その近所に、お母さんの弟で勤務先の出版社が倒産した、元編集者の叔父さんが引っ越してきます。
あるとき、叔父さんと銀座のデパートの屋上にのぼった潤一は、雨粒ほどに見えるたくさんの人を見ているうちに、人間はちっぽけな存在だと気づいて怖くなります。
ひとりひとりの人間は“分子”のように小さな存在。自分もそう。世の中はその集まりで成り立っていることを「発見」するのです。
そのことを話すと、叔父さんは地動説を唱えたコペルニクスの発見になぞらえて、潤一に「コペル君」というあだ名をつけました。子どもから大人への階段を上り始めたコペル君。叔父さんをメンターとして「生きる」ことについて、たくさんの“気づき”を得ていきます。


このマンガを読んだ万里恵さんは「私もこの本を読ませていただいて、やっぱりコペル君に自分を投影して本を読み進めていったんですが、コペル君がいろんな悩みや壁にぶつかって、そこを乗り越えていく姿を見ていると、人間は自分で決定をして苦しむことも出来るし、そこから立ち直ることも出来るし、過ちを正せるところが人間の良いところだと。年を重ねると失敗が怖くなったり、出来るだけ傷つかないように行動しがちになっている自分がいたんですが、そうではない。正しい姿を子どもたちにも見せたいな、という感じがしました。」とおっしゃっていました。


マガジンハウスの鉄尾周一さんは、2017年のいま再注目された理由のひとつに「時代の共通性」を挙げました。


この本書かれた80年前は、戦前の軍部が強くなっていて不安を感じていた時代だと思うんです。それと同じように、今も世界的な不安もありつつ、日本の中でも生活が豊かになったという実感はあんまりないし、少子高齢化で地方は住む人がいなくなるとか、「不安な時代」というのが同じようにあって、そういう時代にはストレートで真っ当なことが心に響くんじゃないかと思っていて、そういう名作が輝く時代が“いま”なんじゃないか
というのがひとつあります。
ちょっと前までは働き方の時代だったと思うんです。どんな風に働いて、どんな風にお金を儲けるか、みたいな本が売れていたんですけれど、いまはどちらかというと、生き方をどうやって模索するかという時代にだんだんシフトしてきていて、そういうことを探している方にはこの本を読んでいただくと、ヒントみたいなものが隠されていると思うので、若い方はもちろんですが、いくつになってもそういうことを考え続けていらっしゃる全ての方に読んでいただきたいと思っています。

『 漫画 君たちはどう生きるか 』は、本体価格1,300円でマガジンハウスから発売中です。


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