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「さ・し・す・せ・そ」に異変あり!(2017/7/11)

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火曜日は「ビジネストレンド」。
今日は、中西哲生さんがバケーションのため、高橋万里恵がパックンマックンのパックンと一緒にお届けします!




高橋 日本の基本的な調味料と言えば「さ・し・す・せ・そ」の砂糖、塩、酢、醤油、味噌です。
が、しかし、最近ある異変が起こっているといいます。
と言うことで、まずはこれをチェック!総務省家計調査『 調味料の年間消費額 トップ3 』



第3位 【 風味調味料 年間消費額 2394円 】

化学調味料に、こんぶやかつおなどの出汁が加えられた調味料。
いわゆる、「だしの素」などの、顆粒タイプの出汁がそうですね。
長期間保存が出来て手軽に出汁の風味を味わえるということで、一般のご家庭にもよくあります。
2000年の1724円から、ぐーんと消費額を伸ばしています。



第2位 【 乾燥スープ 年間消費額 3109円 】

お湯を注ぐだけで、簡単にスープができるモノ。
フリーズドライタイプなど便利ですよね。
これは、調味料に分類されてまして、2000年の2077円から1000円以上も消費額を伸ばしています。炒め物にも便利ですよね。



第1位 【 つゆ・たれ 年間消費額 4753円 】

そばやうどんにはもちろん、煮物や焼き物まで、様々な料理で活躍する、つゆ・たれ。
2000年の3638円からこちらも1000円以上も消費額を伸ばしています。



ということで、『 調味料の年間消費額 トップ3 』でした。
ランキングをみてもわかるように、手間のかからない加工された調味料が人気!
トップ3にはランクインしなかったものの、ドレッシングなんかも消費額を伸ばしています。
さらに、調味料全体の消費額は2000年の、3万6323円から3万8249円に増えています。

そしてここからがポイントです。
日本の基本的な調味料「さ・し・す・せ・そ」、砂糖、塩、酢、醤油、味噌はどうなっているのかというと…
2000年と比べてみると
砂糖が、1594円から1237円
塩が、644円から450円
酢が、1276円から949円
醤油が、2608円から1882円
味噌が、3196円から2221円
と、全体で3割減っています。!
中でも味噌が3割以上減っていて、もはや料理の「さ・し・す・せ・そ」から、味噌の「そ」が脱落してしまいそうなんですが、ランキングみていかがですか?



パックン そもそも、「さ・し・す・せ・そ」の「そ」が味噌の「そ」っていうのは、ちょっと違和感あったんですけどね(笑)
でも、まだ、健在だと思うんですよ。
日本はアメリカと比べると、幅広い味付けでそれにあった調味料もありますしね。
アメリカは基本的に「さ・し・す・せ・そ」じゃなく、「B・S」です。
バターと塩!だけなんですね。
日本の方は、幅広い味を楽しめる和食ですし、
「五法」「五色」などあり、「五法」は、煮る、焼く、蒸す、揚げる、生(刺身)、ですよね、
最後の生もピンとこないんですけど(笑)
この和食を守り続ける現代人も結構いると思うし。大丈夫ですよ!