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most beautiful Japanese garden(2012/1/26)

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木曜日は、「カルチャー」。


今日は、日本文化のひとつ「庭園」にアメリカの雑誌
「SUKIYA LIVING / Journal of Japanese Gardening」が順位をつけた
『most beautiful Japanese garden』をご紹介します。



第3位 栗林公園(香川県高松市)

江戸時代、歴代の讃岐藩主が100年の歳月をかけて造った庭園です。
敷地は特別名勝となっている庭園では最大の、およそ75ヘクタール。
標高200メートルの自然の山「紫雲山」を庭園の風景の背景に取り込む「借景」という手法が用いられ
6つの池、13の築山を配置した、歩きながら景色を楽しむ回遊式の庭園です。
2009年、ミシュラン観光ガイドに「わざわざ訪れる価値のある場所」として
最高評価の3つ星に選定されました。
中西さんは「僕、先日この前を通ったんですけれど、行く時間がなかったんです…。
絶対に行きたいところです!」とおっしゃっていました。



第2位 桂離宮(京都府京都市)

平安時代から貴族の別荘地だった京都市の西京区にある、
17世紀に桂宮家の別荘として造営された桂離宮。書院造を基調に、数寄屋風を取り入れた書院
茶屋とともに、桂離宮のみどころが大小5つの中島をそれぞれ特徴ある橋で渡した庭園。
技巧の限りを尽くしていながら、その素振りを見せず、誇らしげな美よりも
慎ましやかなものに価値を置く美意識は、日本的な美を凝縮した傑作とされています。
中西さんは「僕は月が好きなんですけれど、桂離宮は月を見るのに最高な庭園です。」とおっしゃっていました。



第1位 足立美術館(島根県安来市)

ここは地元の実業家・足立全康氏が創設した、近代日本画を中心とした美術館。
横山大観などの絵画を見ることができますが、同じように有名なのが
庭園をこよなく愛した足立さんが91歳で亡くなるまで、自分の目と足で
全国から素材を集めて情熱を傾けた庭園です。足立美術館の学芸員・入江ゆうこさんによると、
「足立美術館は、日本庭園と日本画の調和美を楽しんで頂ける美術館です。
 約5万坪の広さがございますので、広大で雄大な日本庭園を楽しんで頂けます。
 日本庭園は美術館をぐるっと取り囲むように主な庭が5つありまして、
 苔庭、枯山水庭、お茶室・寿立庵の庭、池庭、白砂青松庭と様々な表情を持つ日本庭園を楽しめます。
 庭園も絵画のひとつであるという考えのもと、床の間をそのままくり抜いた生の掛け軸や
 窓枠を額縁に見立てた、生の額絵のコーナーなどもあります。
 庭そのものをひとつの“絵”として楽しんで頂けるのも、当館の見どころのひとつです。」
ということでした。季節毎に違った表情が楽しめる素晴らしい庭園です。



今日は『most beautiful Japanese garden』をご紹介しました。