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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2013/7/26)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■王位継承権第三位、未来の国王・ジョージ王子を出産した英王室・キャサリン妃!

■1得点1アシストで鮮烈なA代表デビューを飾った、サッカー日本代表・柿谷曜一朗!

■ツール・ド・フランスで初の総合優勝を決めた、クリストファー・フルーム!

■5打差を逆転し全英オープン初優勝を決めた、フィル・ミケルソン!

facebookページでの皆さんの投票は、1位がダントツでキャサリン妃となっていますが
今週、中西さんが注目したのは…


クリストファー・フルーム!


先月末から3週間にわたって行われていた自転車ロードレースの最高峰『ツール・ド・フランス』。
今年は記念すべき100回目ということで、世界中のサイクルロードレースファンが注目した大会でした。


この大会を初めて制したのが、イギリス人ロードレーサーのクリストファー・フルーム。
チームスカイに所属しているフルームは現在28歳。彼がツール・ド・フランスに参加したのは
今回が3度目で、フルームを一躍有名にしたのが昨年のツール。総合優勝したチームのエース、
ウィギンスのアシストとして献身的な走りを見せ、なおかつフルーム自身も総合2位に入りました。


そして迎えた今年。記念すべき100回目のツールを前に、昨年の勝者ウィギンスが感染症のため
調子を崩す中、フルームは「俺こそがツールのエースだ」と宣言し、どちらがエースとして
よりふさわしいのか、チームは揺れました。フルームは「生意気だ!ビッグマウスだ。」とファンや
マスコミから叩かれますが、最終的にウィギンスが直前になって自ら参加を辞退し
フルームはチームスカイのエースとして、ツールを迎えました。


ところが前半は「完璧なトレイン」と言われる団結力を誇るチームがうまく機能しません。
フルームもチームから孤立する場面がしばしば観られました。それでも、山岳コースに入った
第8ステージでようやくトップの証である「マイヨ・ジョーヌ」を着ると、その後は
たびたび困難に見舞われながらも、第21ラストステージ、パリの凱旋門に勝者として到着しました。


見事、初の総合優勝を決めたフルームは「これまで夢見てきたどんなことより、この100回目の
大会に勝てたことを誇りに思う。この勝利を母に捧げたい。彼女の支援がなければ、今ごろ自分は
テレビでこの試合を観ていただろう。」と、涙を浮かべながら語りました。ビッグマウスで自らに課した
プレッシャーにも勝ち、初優勝を果たしたフルーム。まさに王者にふさわしい走りでした。


中西さんは「今大会、唯一の日本人として参加している新城幸也選手は見事4度目の完走を果たしました。
僕は前から言っていますが、テニスの4大大会、ゴルフの4大ツアー、F1にツール・ド・フランス…
これらの大会でいつか日本人が優勝しないかなー、と思っているんですよね。本当に難しいと思うんですが
いつかそういう日が来ることを期待しています。」とおっしゃっていました。
世界を相手に戦う日本人選手たちに、これからも期待していきましょう!


今週は、ツール・ド・フランスで総合優勝したクリストファー・フルームに注目しました。