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史上最高の映画 ベスト5(2014/7/10)

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木曜日は、「カルチャー」。


イギリスの映画雑誌『エンパイア』が読者投票で決定した
「史上最高の映画301本(The 301 Greatest Movies of All Time)」
を発表しました。今日はそのベスト5をご紹介します。



第5位『 パルプ・フィクション(1994年) 』

第3位『 ショーシャンクの空に(1994年) 』

第3位『 ダークナイト(2008年) 』

第2位『 ゴッドファーザー(1972年) 』

第1位『 スター・ウォーズ 帝国の逆襲(1980年) 』


以上、イギリスの映画雑誌『エンパイア』が発表した「史上最高の映画 ベスト5」でした。1位はSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズの2作目、ジョージ・ルーカス制作総指揮、アーヴィン・ガーシュナー監督の「帝国の逆襲」です。
シリーズ全9作のうち、エピソード5にあたる「帝国の逆襲」。若い世代の中にはタイトルは聞いたことがあっても、実際に見たことがない!という方も多いかもしれません。そこで今日は、映画ライターの渡辺麻紀さんに推薦コメントをいただきました。


「スター・ウォーズ」の1作目は、ジョージ・ルーカス自身ヒットするとは思っていなかったようです。ファンもまさか続編が出来るとは思っていなかったので、この作品が公開されたときには、ちょっとしたサプライズ的な楽しさがあったのだと思います。この作品には、のちに人気キャラクターとなるヨーダが初めて登場し、また1作目で観客が驚いたビジュアルの完成度が更に高くなっていたこと、そしてようやくドラマが動き始めるという面白さがありました。
“冒険”という意味でストーリーがうねり始めるのが「帝国の逆襲」で、これがスター・ウォーズの要の作品になるのだと思います。続編というのはたいてい面白くない、と言われていたこともあり、それを良い意味で裏切って、非常に高評価を得た作品だと思います。

そして、一度は当初の予定だった9部作までは到達せず、6部作として終わるかと思われた「スター・ウォーズ」シリーズですが、ディズニーがルーカスフイルムを買収し、残る3作(エピソード7〜9)が制作されることになりました。現在はエピソード7を撮影中で、世界公開は2015年12月18日の予定です。この新作に関する最新情報を渡辺麻紀さんに伺いました。


“エピソード7”は「スタートレック」の新シリーズを手がけたJ.J.エイブラムス監督のもと、ロンドンのパインウッド・スタジオで撮影中だと思います。“エピソード7”には、ルーク役のマーク・ハミル、ハン・ソロ役のハリソン・フォード、レイア姫役のキャリー・フィッシャーといったオリジナルメンバーが出演予定。そのほかの新しいキャストも先日発表されましたが、有名な俳優はそれほど出演しておらず、また彼らがどういった役柄を演じるのかもまだ謎に包まれています。
監督のJ.J.エイブラムスは「スター・ウォーズ」が大好きで、「スタートレック」にもスター・ウォーズ的な演出がちらほら出てくるくらいの「スター・ウォーズオタク」な監督です。彼が好きなのは“エピソード1,2,3”の新3部作ではなく、“エピソード4,5,6”の旧3部作。スター・ウォーズの熱狂的なファンも基本は“4,5,6”が大好き。そのテイスト、その良さを彼なら継承してくれるだろう、ということで非常に期待しています。
ストーリー的には“エピソード6”の後日談で、30年後の世界…つまり、結婚したハン・ソロとレイアの息子・娘、彼らの世代の物語になっていると聞いています。この作品はやはり、スカイウォーカー家の“サーガ(物語)”みたいになっているので、オリジナルのDNAをどのように取り入れていくのか気になりますね。

このお話を聞いて中西さんは「いやぁ、俄然観たくなってきました!」とおっしゃっていました。新作の公開まであと約1年半。それまでに旧6作をチェックして、しっかり予習しておきましょう。


今日は【 史上最高の映画 ベスト5 】についてご紹介しました。