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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/7/11)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組が注目したのは、この4組です。
■W杯通算16ゴールの大会新記録を達成したドイツのFW、ミロスラフ・クローゼ
■MLB オールスターゲームに選出された、ヤンキース・田中将大&レンジャーズ・ダルビッシュ有
■フェデラーとの死闘を制し、ウィンブルドン3年ぶり2度目の優勝を果たした、ノバク・ジェコビッチ
■2年ぶりのツアー優勝を果たし、繰り上がりで全英OP出場も決まった、石川遼



facebookページでの皆さんの投票では1位 クローゼ、2位 石川遼 となっていますが、
今週、中西さんが注目したのはこちら!


ドイツのFW、ミロスラフ・クローゼ



大一番となると輝きを増すドイツのストライカー、クローゼがついにW杯得点記録を塗り替えました。
7ー1で圧勝した準決勝のブラジル戦、前半23分。クロースのスルーパスをミュラーが落とし、フリーの
クローゼがシュート。GK ジュリオ・セーザルに一度はセーブされますが、そのこぼれ球を押し込んで、
歴史を塗り替える16得点目が決まりました。

クローゼは、W杯初出場となった2002年日韓大会で5ゴールを記録しました。続く母国開催の2006年ドイツ大会でも5ゴールを奪って得点王に輝きました。さらに2010年南アフリカ大会では4ゴールを奪ってW杯通算得点を14ゴールとし、ブラジルのロナウドが持つW杯通算得点記録の15点にあと1点と迫っていたんですよね。

そして今回のブラジル大会。グループG 第2戦のガーナ戦、途中出場でファーストタッチでゴールを決めました。これでタイ記録に並んで、準決勝ブラジル戦で記録を更新しました。

まず4大会にまたがる記録というのがすごいですね。今36歳なんですよ。最初に出場した2002年の大会が24歳ですよ。12年間、36歳になってもここまでできているというのは本当にすごいことです。
今回、僕はブラジル大会の優勝国にドイツを挙げたわけですが、これを予想したひとつの要因として、ドイツはありとあらゆることをやっているんですよ。どんなことかというと、生活、気温、湿度、移動、というサッカーのピッチ以外のことをいろいろやっているんですけど、ピッチの中に関して言いますと、彼らはけっこう前からバスケットボールとかハンドボールなどの要素をサッカーの中に取り入れようとしていたんですね。どういうことかと言うと、サインプレイです。こっちへ行ったらこっちというふうに、ある程度バスケットボールだとパターン化されているじゃないですか。クローゼは12年間代表にいるので、その戦術をよく理解しているうちのひとりかな、と思うんですよ。準決勝の1点目のシーンなんですが、コーナーキックでミラーが決めたんですが、前に3人つっこんで行って、ミラーはうしろにバックステップを踏んで逆方向に抜けたんですけど、その瞬間にミラーをマークしていたダビド・シルバがうしろに来られないように、バスケットのスクリーンプレイのようにクローゼがその前に立っていたんです。それはクローゼ選手が試合前に言っていたことですが、「セットプレイのときに自分がどの位置にいるかが一番重要だ」と言っていたんです。これを聞いても、あきらかにあれはスクリーンプレイを狙ってやっていたと思うんですが、このプレイが代表するように、サッカーの部分だけでなく、彼は非常にかしこい選手だと思います。ゴール前での段取りも含めて。途中出場でも得点を獲れる選手なので、決勝は17点目のゴールは充分あり得るんじゃないでしょうか。



今週の「ウィークリーパーソン」は、W杯通算16ゴールの大会新記録を達成した、ドイツのFW、ミロスラフ・クローゼに注目しました。