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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2015/3/6)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。



◆2日付の男子テニス世界ランキングで自己最高の4位に浮上した、錦織圭!

◆国内カップ戦の準々決勝でハットトリックの活躍を見せたスイス・バーゼルの柿谷曜一朗!

◆ベトナムのビン・ズオンを5‐1で撃破!ACLでJリーグ勢初勝利を挙げた、柏レイソル!

◆日本ゴールドディスク大賞の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた、嵐&One Direction!


番組ホームページでの皆さんの投票は1位錦織圭となっていますが、
今週、中西さんが注目したのは…


柏レイソル

ACL(=アジアチャンピオンズリーグ)グループステージ、勝てないJリーグ勢の中、ようやく1次リーグ2戦目で初勝利が生まれました。E組、ベトナムのビン・ズオンに5-1で勝った柏レイソル。


ここまで、昨シーズン、Jリーグ1位から3位までのチーム、浦和レッズ、鹿島アントラーズ、ガンバ大阪がいずれも連敗スタート。柏レイソルだけが1勝1分となっています。柏レイソルは今シーズンから新しく吉田監督に変わり、監督が新しいことをいろいろやろうとしていますし、チームも非常に意欲的で、取り組むサッカーに関しても選手たちがいろいろ口にできるようになっていることはチームとして良い状況なのではないかと思います。


ほかの3チームについては、おそらく選手、監督、スタッフも自分たちはこんなはずではないと思っているはずです。ぜひとも、このあとなんとか浮上していってもらいたいところです。


番組ではこのあとの「追跡」のコーナーでJリーグ・村井チェアマンと中西さんの対談をお届けしました。その中で、「アジアにおけるJリーグの状況」についてお話を伺いました。



中西:日本が、今回ACLの立ち上がりを見ていても、アジアでナンバーワンのリーグでなくなっている可能性がありますよね。


村井:そのためにもこのアジアの大会(ACL)で、W杯が、アジア杯がと言う前にJリーグが戦うACLでタイトルが獲れなければ、もうここ数年はアジアの覇者はJリーグではなかったわけですから、そこを一つのマイルストーンにして全ての総力をそちらに向けていく、今はそういう時期です。


中西:一つ抱えている問題として、アジアで日本が厳しい戦いを強いられている理由があると思うのですが、いろいろな環境が劣悪な中で力を発揮させるタフさに欠けているのではないかと、僕は思うのですが。


村井:今、Jリーグはアジア8カ国とパートナー提携を結んでいるのですが、例えば東南アジアの湿気、それから中東のイランに行ってお願いをしてきたのですが、乾燥した空気。代表選手になってからそうした東南アジアや中東に行くのではなくて、若い世代から荒れたピッチや激しい当たりなどの経験を積ませるために準備を進めています。メキシコのチバスというクラブは9歳から19歳くらいまでのあいだに100試合の国際試合を義務付けています。(年齢が)上になってうまくなった選手が初めて海外に出ていくのではなくて、若い世代がどれだけ国際経験を積んでいけるか、特にヨーロッパばかりではなくこのアジアで、厳しい環境の中でどれだけできるかというのが大事な要素です。



Jリーグ・村井チェアマンの話の中にもありますが、若年層のころからアジアで戦う。日本で戦う選手はいつもピッチが良い状態だったり日本という気候に慣れています、湿度の問題・ピッチの問題を言い訳にしないためにも子供のころからアジアで戦うことは非常に重要かと思います。アジアでの問題に関して言うと、(日本代表チームの)U16もU19もアジア予選で敗れています。そのあたりにはACLに共通する問題もあると思います。常に環境のいいところで戦うばかりではなく、理不尽な環境は当然ながらありますし、普通に生きていても社会で理不尽なことは多くあると思います、そうしたところで力を発揮していけるようなJリーグのチームになってほしいと思います。



今週のウィークリー・パーソンは、ACLでJリーグ勢初勝利を挙げた柏レイソルに注目、Jリーグ・村井チェアマンとの対談のをご紹介しました。