2024年03月09日
08:25 東日本大震災から13年
東日本大震災から来週の3月11日(月)で13年です。
あなたは震災の記憶どのくらい残っていますか?
2011年3月11日午後2時46分に発生したマグニチュード
9.0の大地震が発生し、死者・行方不明者は2万2200人以上。
大津波で多くの方が命をおとしました。
特に、岩手、宮城、福島では巨大な津波が町を襲い、
岩手県・大船渡市では40メートルの津波が観測されました。
地震から13年が経ち、
「東日本大震災を知らない」という世代も増えています。
また、報道も時間の経過と共に減っている為、
被災地の現状について知る機会も減っています。
復興に向けて歩みを進める被災地の現状について、
津波のメカニズムに詳しく、被災地の復興活動にも尽力している
東北大学災害科学国際研究所の
今村文彦教授はこう話します。
今村教授が例に出したのは、
福島県双葉町の状況についてです。
双葉町は、東京電力福島第一原発の事故で
ほぼ全域が帰還困難区域となり、
2022年8月に一部で避難指示が解除されました。
ただ、解除済の面積は、町のおよそ15%
1月の時点では、住民登録している人は5420人ですが、
町内で暮らすのは103人です。
今村教授は、「復興」はみなさんが思っている以上に時間がかかる。
双葉町の復興は、東日本大震災から13年にして、
ようやくスタートラインに立った所だといいます。
そんな中で、去年から復活した「だるま市」。
双葉町でおよそ300年前から続く伝統行事のだるま市。
今年も、双葉駅周辺に会場におよそ2300個のだるまが
並べられて、避難先から訪れた人が赤や黄色、緑、
色とりどりのダルマを買い求めました。
そんな街の姿を見て、被災地の「文化」を後世に残していくか
新しい街としてどう復興していくのか、被災地では今もなお
模索する日々が続いています。
最後に今村教授は関東に住む私達に向けてこう話します。
東日本大震災からまもなく13年。
被災地の今について東北大学災害科学国際研究所の
今村文彦教授の言葉と共に考えました。
音声ファイルはこちら
あなたは震災の記憶どのくらい残っていますか?
2011年3月11日午後2時46分に発生したマグニチュード
9.0の大地震が発生し、死者・行方不明者は2万2200人以上。
大津波で多くの方が命をおとしました。
特に、岩手、宮城、福島では巨大な津波が町を襲い、
岩手県・大船渡市では40メートルの津波が観測されました。
地震から13年が経ち、
「東日本大震災を知らない」という世代も増えています。
また、報道も時間の経過と共に減っている為、
被災地の現状について知る機会も減っています。
復興に向けて歩みを進める被災地の現状について、
津波のメカニズムに詳しく、被災地の復興活動にも尽力している
東北大学災害科学国際研究所の
今村文彦教授はこう話します。
今村教授が例に出したのは、
福島県双葉町の状況についてです。
双葉町は、東京電力福島第一原発の事故で
ほぼ全域が帰還困難区域となり、
2022年8月に一部で避難指示が解除されました。
ただ、解除済の面積は、町のおよそ15%
1月の時点では、住民登録している人は5420人ですが、
町内で暮らすのは103人です。
今村教授は、「復興」はみなさんが思っている以上に時間がかかる。
双葉町の復興は、東日本大震災から13年にして、
ようやくスタートラインに立った所だといいます。
そんな中で、去年から復活した「だるま市」。
双葉町でおよそ300年前から続く伝統行事のだるま市。
今年も、双葉駅周辺に会場におよそ2300個のだるまが
並べられて、避難先から訪れた人が赤や黄色、緑、
色とりどりのダルマを買い求めました。
そんな街の姿を見て、被災地の「文化」を後世に残していくか
新しい街としてどう復興していくのか、被災地では今もなお
模索する日々が続いています。
最後に今村教授は関東に住む私達に向けてこう話します。
東日本大震災からまもなく13年。
被災地の今について東北大学災害科学国際研究所の
今村文彦教授の言葉と共に考えました。
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