防災FRONT LINE- TOKYO FM 80.0MHz

この時間のトピックは「エレベーターでの大地震（おおじしん）」。
エレベーターの中で大きな揺れを感じたら、
すぐにすべての階のボタンを押して、止まった階で降りて下さい。
もし閉じ込められて、非常ボタンもつながらない場合は、
長期戦を覚悟して座り込み、乗り合わせた人と交代でドアを叩いたり、
携帯電話で管理会社や１１９番に連絡を繰り返してください。
無理な脱出はせず、体力を消耗しないようにしましょう。

この時間のトピックは「電車での大地震（おおじしん）」。
電車や地下鉄に乗っているときに大きな揺れを感じたら、
ドアや窓から離れて、手すりやつり革にしっかりつかまって下さい。
座っている場合は、姿勢を低くして、バッグなどで頭を守ります。
停車したら、勝手にドアを開けて避難したりせず、
必ず乗務員などの指示を待って行動して下さい。

この時間のトピックは「街中での大地震（おおじしん）」。
街中で一番気をつけなくてはならないのが、落下物です。
揺れが激しくて動けない場合は、しゃがんで、
バッグや上着などで頭を守って下さい。
ビルの窓ガラスが割れた場合、
建物の高さと同じ半径で飛び散ると言われています。
なるべく早く、広くて見通しのいい場所に避難しましょう。
地下街では、火災の恐れがあるので
揺れがおさまったらすぐ地上に避難して下さい。

この時間のトピックは「自宅での大地震（おおじしん）」。
自宅にいるときに緊急地震速報を耳にしたら、
または大きな揺れを感じたら
テーブルの下などにもぐって、身の安全を確保します。
火を使っていた場合ですが、都市ガスはほとんどの家庭で、
揺れたら供給を自動的に止める機能がついているので、
無理な消火はしないで下さい。
そばに窓やドアがあれば、開けて避難路を確保しましょう。

この時間のトピックは「運転中の大地震（おおじしん）」。
もし、高速道路を走っているときに緊急地震速報を耳にしたら、
もしくはハンドルを取られるくらい大きな揺れを感じたら、
まずハザードランプを点けて、車をゆっくり道路の左側に停めてください。
そして、すぐに非常用階段や非常用出口から避難します。
避難するときは窓をしめて、ドアはロックせず、キーはつけたままにしましょう。