
2023年12月02日
08:25 洋服の備え冬用にチェンジ
防災FRONTLINEでは、災害が起きた時に役立つ情報をお届けしています。
12月に入り、今年も残り1か月となりました。
今年は、夏の気候から急に冬がやってきて大慌てで衣替えをされた
方もいらっしゃるのではないでしょうか?
非常用持ち出し袋の中身を冬用に変えましたか?
季節にあった準備をしていないといざという時に、使えない!
という事になってしまいます。そこで、
今朝は、非常用持ち出し袋の中から「洋服」の備えについて考えます。
季節の変わり目のタイミングで、非常用持ち出し袋の中身が使えるか。
という点検とともに行っていただきたいのが、「衣類」の準備です。
衣類の備えは、食料などと違って、命に直結するものではないと思われがち
ですが、実は、命を守るために、とても重要なんです。
東日本大震災では、低体温症が原因で亡くなった方もいました。
これからの時期に、もし地震や津波が起きたら。想像してみてください。
服の備えをしていないと低体温症の危険が高まります。
先ほどもお伝えしましたが、普段着ている洋服の衣替えと合わせて
「災害備蓄用の衣類」も衣替えしましょう。
衣替えの時に、「非常用の衣類も衣替えしなきゃ」と思い起こす
事ができれば、常に季節にあった衣類を用意する事ができます。
備える衣類は、「季節に合っている」だけでなく、「サイズが合っている」
事も重要です。特にサイズがすぐに変わってしまう子供の場合は、
その時々のサイズに合ったものに交換しておきましょう。
それでは、何枚くらい用意しておけば良いのでしょうか?
避難所に届く支援は、まずは食料からというのが一般的です。
避難所で衣類が手に入るまでは3日程かかる場合は多いそうです。
衣類の支援が受けられるまで最低「3日分」を目安に用意しておきましょう。
下着・肌着・女性は、カップ付きの肌着を入れておくと便利です。
靴下は、くるぶし丈ではなく、足を守る事を考えて、
「クールソックス」も準備しておくと良いでしょう。
その他、ズボン、トレーナー、防寒着・室内履き等、
家族の人数×3日分の用意を考えましょう。
また、こんなポイントも抑えておきましょう。
衣類の裏に名前を書いておく事、
避難所でのトラブルや取り間違えを防ぐ事ができます。
密封して、水濡れ防止:せっかく用意した衣類が濡れないように、
チャック付きのビニール袋や衣類用の圧縮袋なども活用して
密封して保管しておきましょう。
意外と手が回っていない事が多い衣類の備え。
一度用意してみると量が多く、かさばる事に気が付きます。
今まで用意してこなかったという方は、
保管場所や保管方法から考える必要があるかもしれません。
今まで用意してこなかった場合はぜひ今から、
もう備えている場合は、洋服がこの季節にあっているか点検を。
衣類の備えは被災時にはとても重要です。
音声ファイルはこちら
12月に入り、今年も残り1か月となりました。
今年は、夏の気候から急に冬がやってきて大慌てで衣替えをされた
方もいらっしゃるのではないでしょうか?
非常用持ち出し袋の中身を冬用に変えましたか?
季節にあった準備をしていないといざという時に、使えない!
という事になってしまいます。そこで、
今朝は、非常用持ち出し袋の中から「洋服」の備えについて考えます。
季節の変わり目のタイミングで、非常用持ち出し袋の中身が使えるか。
という点検とともに行っていただきたいのが、「衣類」の準備です。
衣類の備えは、食料などと違って、命に直結するものではないと思われがち
ですが、実は、命を守るために、とても重要なんです。
東日本大震災では、低体温症が原因で亡くなった方もいました。
これからの時期に、もし地震や津波が起きたら。想像してみてください。
服の備えをしていないと低体温症の危険が高まります。
先ほどもお伝えしましたが、普段着ている洋服の衣替えと合わせて
「災害備蓄用の衣類」も衣替えしましょう。
衣替えの時に、「非常用の衣類も衣替えしなきゃ」と思い起こす
事ができれば、常に季節にあった衣類を用意する事ができます。
備える衣類は、「季節に合っている」だけでなく、「サイズが合っている」
事も重要です。特にサイズがすぐに変わってしまう子供の場合は、
その時々のサイズに合ったものに交換しておきましょう。
それでは、何枚くらい用意しておけば良いのでしょうか?
避難所に届く支援は、まずは食料からというのが一般的です。
避難所で衣類が手に入るまでは3日程かかる場合は多いそうです。
衣類の支援が受けられるまで最低「3日分」を目安に用意しておきましょう。
下着・肌着・女性は、カップ付きの肌着を入れておくと便利です。
靴下は、くるぶし丈ではなく、足を守る事を考えて、
「クールソックス」も準備しておくと良いでしょう。
その他、ズボン、トレーナー、防寒着・室内履き等、
家族の人数×3日分の用意を考えましょう。
また、こんなポイントも抑えておきましょう。
衣類の裏に名前を書いておく事、
避難所でのトラブルや取り間違えを防ぐ事ができます。
密封して、水濡れ防止:せっかく用意した衣類が濡れないように、
チャック付きのビニール袋や衣類用の圧縮袋なども活用して
密封して保管しておきましょう。
意外と手が回っていない事が多い衣類の備え。
一度用意してみると量が多く、かさばる事に気が付きます。
今まで用意してこなかったという方は、
保管場所や保管方法から考える必要があるかもしれません。
今まで用意してこなかった場合はぜひ今から、
もう備えている場合は、洋服がこの季節にあっているか点検を。
衣類の備えは被災時にはとても重要です。
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