先月から運用が始まった
『新たな防災気象情報』についてお伝えします。
この情報の大きな変更点は、
「大雨」「河川氾濫」「土砂災害」「高潮」の4つの災害について
レベルの数字と警報の名称を組み合わせて発表されます。
その中で、今回は「大雨」について詳しくご紹介します。
一番上は、レベル5大雨特別警報、レベル4大雨危険警報、
レベル3大雨警報、レベル2大雨注意報と発表され、
レベル4までに危険な場所から避難する事が求められます。
では、この情報はどんな状況になったら発表されるのでしょうか?
気象庁リスク対策課 山本太基さんの解説です。
山本さん:排水しきれなくなるんですよね、雨が。雨水がたとえば低い場所に溜まって住居などに浸水被害がもたらされたり、アンダーパスなどの低い場所にある道路が冠水してしまったり、そういった状況に備えて発表されるものになります。この情報は概ね市区町村ごとに、東京23区の場合は区ごとに発表されるような情報になります。さらに、この大雨に関する情報は、いま申し上げた低地の浸水被害に加えまして、河川氾濫の情報ですね。この河川氾濫情報の対象外になっている中小河川、比較的規模の小さな河川の氾濫の危険性、これについてもあわせて、警戒の呼びかけを大雨に関する情報の中で行っていくということになっております。
大雨の情報は市区町村単位で発表されるという事ですね。
低い土地の浸水や道路の冠水に加えて、中小河川の氾濫の危険性についても
この大雨の中で発表されるという事ですが、河川氾濫の情報と違って、
川の名前はでません。ですから、浸水害の危険度が高まっているのか、
中小河川の氾濫危険が高まっているのか、直ぐにはわかりません。
その時に活用して貰いたいのが気象庁の危険度分布キキクルです。
キキクルのどこを確認したら良いのでしょうか?
山本さん:まずは洪水キキクルを確認します。洪水キキクルを見ればですね、自分が確認したい川の危険度がひと目でわかります。レベル3の段階では「赤」、レベル4の段階は「紫」っていう風に、カラーコードもその各レベルに紐づけられています。このカラーコードはですね、このキキクルにも共通で、同じ色を扱ってまして、洪水キキクルでは川の部分が赤色になったり、紫色になったりします。それを見ることで、「あ、この川が、いまレベル3なんだ」「レベル4なんだ」っていうのがすぐにわかるようになります。このように洪水キキクルを使うことで、氾濫に関する情報の対象外となっている川の危険度についても、キキクルを見れば詳しく確認することができますので、ご活用いただければと思います。
キキクルを観たことがないという方は、気象庁のHPから一度見ておきましょう。
川の情報は、大河川も中小河川も
国土交通省が運営する川の防災情報で川の水位状況を確認する事もできます!